最新ニュース

行く劇来る劇 1月27日

池田政之の仕事

 

 

 

好きやなこのタイトル。

 

 

で、先日24日中日劇場・細川たかし・中村美律子公演は

大好評のうちに幕となりました。

 

その打ち上げで細川さんから

「先生、こんないい本が書けるんだから、これから売れるよぉ」と

言われました。

 

そしたら美律子さんが「十分忙しいやんか。なぁ」と

ツッコミがありました。

 

いやぁ、楽しい打ち上げでした。

 

 

 

 

 

 

つきあたりが細川さんでごんす。

 

こちらは珍しい中日の森部長と奈良富士子さん。

 

 

 

 

 

 

本当に楽しい打ち上げでした。

 

 

 

 

さて、その翌日の25日から、3月NLT公演の稽古が始まりました。

 

 

 

 

 

 

去年新設したNLTコメディ新人戯曲賞佳作入選作品公演です。

 

ボクは大塚祥平クンの『お皿の前で、ごゆるりと』の演出を担当します。

 

今はまだ本読み、疑問点やつじつま、人物の心理推移など

基本点を確認しながらの稽古ですが、そろそろ立ち稽古に入る予定でごんす。

 

 

いやぁ、新鮮ですぞ。

 

 

皆様、是非本番をご覧くださいまし。

 

 

 

 

 

 

今年も来ましたアカデミー賞 1月15日

〈ま〉の日常

 

 

 

世界的に大変なことになっています。SМAP。

 

国民的アイドルはこののちどうなっていくのでしょう。

 

 

 

 

さて、今年もアカデミー賞の季節がやって参りました。

 

 

 

 

 

 

本日、あ、昨日か。このフレーズ多いな。ノミネートが発表になりました。

 

「思い出のマーニー」がアニメ部門の候補に。快挙!

受賞なりますようお祈りいたします。

 

 

さてさて、皆さんご存知の通り、ボクは毎年、趣味と、分析力の訓練の為、

予想を立てています。

 

戦歴は、ハハハハハ、まぁ四分六で負けってとこかな。あかんがな。

そうかてね、ボクはガチガチの本命には張りたくないねん。冒険したいねん。

で四分六で負け越し。なんやそれ。

 

でも毎年、発表直前にやるのとちゃうの?って、そうなんですけど……

 

今年の発表は2月28日(日本時間29日)。

2月忙しいねん。なので、もう今のうちにやっとこうという訳でごわす。

勿論、これからの1ヵ月で戦局は日々どんどん変わっていくでしょう。

つまり今の予想は不利。

いいえ、かまいません。やっちまいやしょうぜ!

 

 

それでは。

 

 

まずは作品賞から。

これはもう「スポットライト・世紀のスクープ」か「レヴェナント・蘇りし者」

の一騎打ちでしょうなぁ。(一ト月後は違うかもしれんけど)

ぶっちゃけわからん。内容ではスポットライト有利か。

いやいやそこへ食い込みそうなのが「マネー・ショート 世紀の大逆転」。

こういうのアメリカ人好きやしな。

「ブリッジ・オブ・スパイ」もあらすじだけ読むとオスカーごのみやけど、

制作がディズニーとくると、いかにもベタな構成展開のような気がして……

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は前哨戦は大盛り上がりやけど

オスカー候補にはならんやろと思たら、来た! でもないやろな。

で、「スポットライト・世紀のスクープ」あたりに落ち着きそうな気が……

 

 

監督賞

これは毎年言ってますが、おじさん分かりません。で、パス。

 

 

主演男優賞

   レオナルド・ディカプリオ

   マット・ディモン

   エディ・レドメイン

   ブライアン・クランストン

   マイケル・ファスペンダー

※受賞経験者はエディ・レッドメイン、(脚本賞やけど)マット・ディモン

主演男優賞は各誌のノミネート事前予想のマンマ。全て本命5人が並びました。

となると受賞も本命でしょうね。ディカプリオで決まりでしょ。

既に4度も候補になって受賞ナシ。毎回惜敗してるし。それはしゃあないか。なんせ

マーティン・スコセッシなんて2時間で終わる話を3時間にする人とやってたら、

そらオスカー獲れんわ。けど、トム・クルーズやブラッド・ピットなどのいわゆる

スターの中では演技派と言われているし。

エディ・レッドメインは2年続けてはないだろうし。ブライアン・クランストンは

いろんな映画にいっぱい出てて顔だけはお馴染みの人やけどやっぱり脇の人やし。

唯一恐いのはスティーブ・ジョブズを演じたマイケル・ファスペンダーか?

実在の人物はめちゃめちゃ強い。毎年誰かが受賞してる。けど……

やっぱりディカプリオやろな。ハリウッドの人は絶対投票するやろな。

 

 

主演女優賞

   ブリー・ラーソン

   シアーシャ・ローナン

   ケイト・ブランシェット

   シャーロット・ランプリング

   ジェニファー・ローレンス

※受賞経験者はケイト・ブランシェットとジェニファー・ローレンス

ブリー・ラーソンとシアーシャ・ローナンの一騎打ちなんですと。

前哨戦も全部そうやし。

でもボクはそう簡単にはいかないと思ってます。そうかて曲者が二人も出て

きやした。

1人は今年も出ましたジェニファー・ローレンス。で、ゴールデングローブ賞

持って行きやがった。まだ26歳ですよあなた。でもう4度目の候補。しかも既に

主演賞受賞済み。早死にするで。

もう1人はシャーロット・ランプリング。「地獄に落ちた勇者ども」「愛の嵐」

「評決」の大女優は受賞どころか候補すら初めて。びっくりぽんやわ。しかも70歳。

これは手ごわいで。アカデミー会員投票するで。ボクならする。これが落ちたら、

ハリウッドの嫌われ者ということか。だから候補にすらならなかったのかな?

でもブリーとシアーシャが表割れして、結果はシャーロット。うん、ありやな。

ボクはイチオシです。

 

 

助演男優賞

   クリスチャン・ベール

   トム・ハーディ

   マーク・ラファロ

   マーク・ライランス

   シルヴェスター・スタローン

※受賞経験者はクリスチャン・ベール

サプライズが2人。事前予想では、トム・ハーディとマーク・ラファロは

入ってなかった。イドリス・エルバと天才子役ジェイコブ・トレンブレイ

が、確実視されていたのに。これって何かあるな。

これはもうスタローンに獲らせてあげたいがためのノミネートのような気が

ひしひしと。

恐いのはマーク・ライランス。この一ト月でどれだけ評価を上げるか?

対抗はマーク・ライランスやな。このオジサン、ボクより年下て、嘘やろ!

で、やっぱりスタローンってことで。

 

 

助演女優賞

   ジェニファー・ジェイソン・リー

   ルーニー・マーラ

   レイチェル・マクアダムス

   アリシア・ヴィキャンデル

   ケイト・ウィンスレット

※受賞経験者はケイト・ウィンスレット(今回で7度目の候補。もういらんやろ)

これはもうアリシア・ヴィキャンデルで決まりでしょう。

アリシアは「リリーのすべて」で候補になった。実は「リリー」では主演の候補に、

そして「ex machi」で助演の候補にと言われていました。過去にも主演と助演で

ダブル候補になった人は何人もいるし。ゴールデングローブはそうなっていたし。

でも強いのは「リリー」の方。ところが主演にはブリーとシアーシァという大本命

がいる。事実ゴールデングローブではその通りになって獲れなかったし。

で、助演のカテゴリーに「リリー」をぶつけてきた。はい、大本命でやんす。

 

 

 

というわけで、ボクの予想はこうなります。

 

   作品賞     スポットライト・世紀のスクープ

   監督賞     ・・・・・

   主演男優賞   レオナルド・ディカプリオ

   主演女優賞   シャーロット・ランプリング

   助演男優賞   シルヴェスター・スタローン

   助演女優賞   アリシア・ヴィキャンデル

 

 

 

さぁ、日本時間2月29日、ドヤ顔になるか恥をかくか。

 

お楽しみに! でごんす。

 

 

 

 

ONとOFF 1月11日

〈ま〉の日常 読書感想文

  

 

 

正月休みが済んだと思ったら三連休。

 

いいのかなぁ。

 

 

さて、そういえば去年の12月27日にこのブログで、

東山彰良氏の『流』の感想をまた後日と書いたままになってましたね。

 

いや、面白かったですよ。

ぐいぐい、あっという間に読んでしまったもの。

とくに文章が凄い。流麗溌剌。

70年代の台湾の事情が生き生きと、暗澹と、描かれています。

 

更に『流』は2015年度「このミステリーがすごい」で第5位。

「文春ミステリーベストテン」で第2位。

 

でも、でもね、これってミステリーなんでしょうか。

 

勿論広義ではミステリーの範疇に入ることくらいわかります。

人殺されてるし、最後には意外な犯人が明らかになるし。

 

でもそれらの比重は全体の2割もないでしょう。

 

これはミステリーと言うより、見事に弾けた傑作青春小説です。

 

なので、本格ミステリーファンの方はお気を付けあそばせ。

 

それさえ前もって合点して読めば、流石直木賞受賞作ですぞ。

 

特に描くべきところ ON と、割愛すべきところ OFF の塩梅が見事でございました。

つまり、出てくる話やエピソードに、無駄がないんですよ。

 

本格ミステリファン以外の方、是非。

 

 

 

 

 

さて、今日、もう昨晩か、大河ドラマ『真田丸』が始まりましたね。

 

拝見いたしました。

 

ボクは毎年大河ドラマの1回目は絶対に見ます。

 

少なくともここ40年はそうです。

 

でこの後、見るか、見ないか、もう少し様子を見るか、を決めます。

 

 

篤姫は見ようと思いました。

 

 

ここ20年で、1回で見るのをやめようと決めたのは2本です。

 

一ト月でやめたのも2本です。

 

ただ、二ヶ月に1度くらいはその考えが正しかったか、確認の為に見ますけれど。

 

その考えは間違いではありませんでしたよ。

 

だってその後の視聴率が………やっぱり……

 

 

 

で、真田丸です。

 

面白い!!!

 

三谷さんらしい歴史ドラマでした。

 

 

同じ大河ドラマでも、書き手が代わるとこうも違うものなのでしょうか。

 

 

大河ドラマはドラマでも歴史ドラマです。

主人公のドラマと歴史的事実に基づくドラマ。

その塩梅が作家の腕でしょうな。

 

 

ところがここ10年くらいの内、2、3本ですが、とても「これ大河?」というのが

あったように思えます。

さっき書いた2、3本ですね。

 

 

歴史ドラマには、ОN、つまり描かねばならぬところと、

OFF、つまり描く必要のないところがあります。

 

ONとOFFを間違ったら、歴史ドラマは目もあてられません。

 

平清盛の50歳の誕生パーティなんていらんやろ。

 

それは主役選びでも同じです。

ONの人とOFFの人。

 

歴史ドラマの必須条件は、歴史的事件が、なぜ起きたのか、

その中で、渦中の主人公はどう生きたのか。これでしょ。

 

これを描かずに、おにぎりこしらえてる場面なんていらんやろ。

 

せやさかいいうて、主人公の幼い女の子が、何でもかんでも歴史的事件の真ん中に

立っているというのは、一番安直で嘘だらけやし。

 

 

つまり、大河ドラマのよしあしは、あくまでも歴史の真っただ中を描くドラマで、

ONとOFFの正確さ、虚と実の塩梅、そしてドラマとしての面白い展開なんです。

と、ボクは信じています。

 

 

 

さて、今回の真田丸。

 

非常に分かりやすく、武田家滅亡とその時の真田家の内情が分かりました。

 

勿論木曽氏が裏切り、最後小山田氏の裏切りまで、実はもっともっと事件が

あるのだけれど、本当にうまく端折ってらして、無駄がなく、

 

しょっぱなから何でもかんでも「主人公が偉い!」と、

一番安易で愚かな主人公立てもせずに、

幸村は15歳の、兄ちゃんも16の、まだ子供、でも元服も過ぎもう大人、

の人物として、いい塩梅でちゃんと描かれています。

 

で、三谷さんらしいコメディ要素も、場面展開でキチンと表現し、

 

そう。

歴史的事実と創作的展開の妙、虚と実の展開が素晴らしく、

その中で三谷さんらしいコメディ要素も、キチンと表現してありましたね。

 

草刈さんが「富士浅間の山が火でも噴かぬ限り武田の家は安泰でございます」

と言った瞬間、みなさん「あ、噴く」と思ったでしょ。ボクも思った。

これ、コメディの定石。で、噴いた。

噴火を見上げるポカンとした草刈さんの表情。笑いました。

で、堺クンが父に言うセリフ「そりゃあ火山ですからたまには火も噴きましょう」

お見事!

 

あの年本当にあった浅間山噴火を実に楽しく描いて下さっています。

 

ONとOFFのバランス、歴史的事実(表)と裏(家庭)の話のバランス、

虚と実の絡み合い、そして展開、更には作者らしいコメディ要素。

 

僭上ながら実に見事と思いました。

 

その上、キャラの作り方がいいなぁ。

長男と次男の対比。

草刈さんの大狸ぶり。

武田勝頼の汚れなさすぎの貴公子ぶり。

公家のような母上と、武家の女らしい祖母。

 

加えて、大きな合戦場面もなく、予算も助かってそうやし。

 

 

いい脚本なんですね。

 

 

 

 

 

 

楽しそうやなぁ。

 

 

唯一のツッコミどころは、岩殿城への木戸、あれならブチ破れるやろ、

くらいですな。まぁご愛嬌。

 

 

勿論これらはあくまでもボクの好みです。

 

 

 

今後どうなっていくのか分かりませんが、

 

失速せぬことを切に願います。

 

 

今年最初の楽しみが出来ましたぞ。

 

 

 

 

 

華やかな初日 1月5日

池田政之の仕事

 

 

 

昨日、中日劇場細川たかしさん中村美律子さん新春公演の初日でした。

 

 

 

 

 

 

 

昨日の初日も、今日の二日目も満員のお客様大喜びして下さいました。

 

まぁ華やか。まぁ豪華。

 

第一部お芝居『遠山の金さんvs女ねずみ小僧』も第二部のショウも

大盛り上がりでした。

 

これはお白洲の場の一コマ。

 

 

 

 

 

 

24日まで絶賛公演中です。貸切がいっぱいで一般日が少ないですが、

お近くの方、是非覗いてやってくださいまし。

 

 

ちなみにこちらは泊まっていたホテルでごんす。

 

 

 

 

 

 

中日さんの時はいつもここに泊めてもらってます。

 

 

 

ちなみに今日夕方帰省しましたが、まぁ新幹線ガラガラ。

込む方向が逆なんやろなぁ。

名古屋から姫路まで、10号車、乗客ボク一人でした。

 

 

 

 

 

 

ともかく今年も始まりました。

 

今年も頑張って参ります。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

元日からの幸せ 1月1日

ごあいさつ

 

 

 

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 

2016年、平成28年、申年、元日。

 

皆様にも、いいお正月だと存じます。

 

 

夕べは毎年恒例、紅白が終わって零時を過ぎて、檀家寺の観音寺さんに同級生が

集まって、ボクも除夜の鐘をつかせて頂きました。

 

その後、播州成田山さんと八幡神社さんへ初詣をさせて頂き、

今朝起きて、地元の春日神社さんへ、お参りさせて頂ききました。

 

 

一昨年は成田さんを、昨年は八幡さんをご紹介しましたので、今年は春日さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

厳かに、お参りいたしました。

 

 

 

さて、今年もありがたい事にお仕事を頂いています。

前半戦でもう解禁のものだけお知らせいたしますね。

 

  1月 中日劇場細川たかしさん・中村美律子さん公演

       芝居『遠山の金さんvs女ねずみ小僧』脚本・演出

       ショー「プラチナステージ」構成・演出

  3月 NLT新人賞受賞公演『お皿の前で、ごゆるりと』演出

  6月 東宝浜木綿子さん公演『極楽街一丁目』脚色・演出

 

です。

 

あと、まだ発表できないのですが、前半で2つほどお話を頂いています。

解禁しだいお知らせいたしますね。

 

 

今日は元日ですが、ボクは今日から仕事です。

 

4日初日の中日劇場細川さん美律子さんの公演の稽古が、今日から始まるのです。

 

年末の稽古は22日までだったので、9日も稽古休みとなり、それで今日から思い

出し稽古となったわけです。

 

 

元日から仕事ができる幸せ。

 

 

お正月は初日が開いてからあらためてやります。

 

 

さぁ、お雑煮を食って、名古屋へ行ってきます。

 

 

 

皆様、本年も宜しく宜しくお願い致します。

 

 

 

 

« 古い記事 新しい記事 »