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連休は稽古 5月6日

池田政之の仕事

 

 

 

皆様。ゴールデンウィークは如何でございましたか?

 

 

旅行、休養、趣味没頭、エトセトラ。

 

 

ボク達はNLTダッシュ公演『月の小鳥たち』の稽古三昧でした。

 

 

若い人が大挙して出演します。

 

演出家として頭ウニでごんす。

 

しかも、歌って踊っての場面もあって、

 

同期で元タカラジェンヌの葛城ゆいに振付からレッスンから

歌唱指導まで、お願いして。

 

つまりNLTに残った同期2人で作っています。

 

勿論、若い人ばかりなので、川端槇二さん、平松慎吾さん、

木村有里さん、加納健次さん、海宝弘之さんの先輩方も

稽古場を覗いて下さって。

 

 

 

 

 

 

 

 

若い人が頑張ってます。

 

 

 

勿論ベテランの渡辺力さん、葛城ゆい、安奈ゆかり、

最近メキメキの桑原一明、由川信幸、それに根本拓人、三井千寿も

決めてくれてます。

 

そうそう、根本と千寿が総勢23人の出演者の上から6番目ですよ。

 

いかに若い人ばかりかという事でごんす。

 

 

根本も千寿も踊ってます。由川なんて若い格好して。

 

力さんも歌います。ゆいも安奈も歌います。

 

 

 

いろんな意味で抱腹の学園コメディ、皆様是非!

 

 

 

 

どうしても言わせて。 4月29日

ごあいさつ

 

 

 

 

今4月29日の朝6時半。

 

起きてます。仕事中ですから。

 

 

 

今、テレビ各局の朝のワイドショーで渡辺謙さんがトニー賞の

ミュージカル部門主演男優賞の候補になられたことを一斉に報じました。

 

 

素晴らしい。何という快挙!

 

おめでとうございます。日本人として誇りに思います。

 

 

 

 

さて、問題はここから。

 

そのニュースの中で、各局こう付け加えました。

「日本人がトニー賞の候補になるのはナンシー梅木さん以来56年ぶりの快挙」と。

 

 

直ぐにネットニュースを見ました。そう書かれています。

 

 

ボクの記憶が正しければ、ボクが高校3年の頃、日本で話題になりました。

『太平洋序曲』で、マコ岩松さんが主演賞の候補に、

佐藤功さんが助演賞の候補になられているはずです。

 

 

特に佐藤さんは(受賞は逃がしましたが)日本のテレビで、

トニー賞の模様を話してらっしゃるのを、ボク、見た記憶があります。

 

 

で、今、早速ネットで調べました。

 

 

ボクが正解でした。

 

 

 

マスコミさん。ちゃんと調べてから報じてよ。

 

 

それとも、マコさんは神戸出身の日本人だけれど、アメリカの市民権を得たので、

日系アメリカ人ということで、カウントしないというのかな。

 

そんな。入れてあげましょうよ。

 

ノーベル賞の南部先生や中村先生はカウントするでしょ。

 

それに助演とはいえ佐藤さんがいらっしゃるし。

 

 

 

 

 

実は、以前にも唖然としたことがありました。

 

松竹新喜劇の酒井光子先生が紫綬褒章を受章された時、

大新聞に演劇評論家が「曾我廼家十吾、渋谷天外、藤山寛美以来の快挙」と

書きました。

 

ボク、唖然としました。

 

曾我廼家十吾先生は、受賞当時新喜劇ではなく松竹家庭劇のはずです。

という事は、過去に新喜劇に在籍していればカウントしてもいいってことですよね。

だったら曾我廼家明蝶さんも、ミヤコ蝶々さんもカウントしてよ。

 

それよりも、新喜劇在籍時に初代石河薫さんが受賞されてるでしょ!

 

ボク、小学校やったけど、受賞記念に渋谷天外先生が

新作『雪の中のレモン』というお芝居を書き下ろされたのを見たもん。

 

 

 

今日のお昼くらいから「ナンシー梅木さんの後にマコ岩松さんと佐藤さんが……」と

訂正が入るのでしょうね。

 

いや、「マコさんは当時日系になってるし、佐藤さんは助演だからやっぱり

ナンシーさんが正しい」と言い張るのかな。

 

 

 

 

ちなみにナンシーさんが日本人俳優で唯一アカデミー助演女優賞を受賞された

マーロン・ブランド主演の『サヨナラ』、レンタルでありますから

皆さん、是非観て下さい。

 

物語は切ないメロドラマ。

 

しかも1950年代の京都や大阪でロケをされていて、

しかもカラーで、当時の関西の風景、凄く興味深いですよ。

 

高美以子さんもお綺麗だし。

 

 

 

ちなみにの第二弾。マコ岩松さんもスティーブ・マックウィーン主演の

『砲艦サンバブロ』でアカデミー助演男優賞の候補になられています。

 

 

これですね。

 

 

 

 

 

 

映画はあまり間違わないのに、演劇だと途端に間違う。

 

 

何なんでしょうね。

 

 

おお恥ずかし。

 

 

ちなみにの第三弾。

酒井先生が紫綬褒章を受章された記念公演は京都の南座で二本立て興行。

一本は勿論酒井先生の『銀のかんざし』

もう一本はボクの脚本『おばあちゃんの立候補』主演は曾我廼家文童さんと

三代目渋谷天外兄さんでした。念のため。懐かしいなぁ。

 

 

 

あ、7時過ぎた。ちょこっと寝ます。

 

 

 

 

 

あとひとつ! 4月27日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

 

 

池田、働いておりやす。

 

 

何とかここまで参りました。

 

 

今月4日にここで「暫く世間様に顔を出せません」と書きましたが、

その今月のスケジュールは、今年後半から来年にかけての

舞台の初稿3本に直しが3本。

 

 

で、後一つ。来年1月の初稿だ!

 

 

 

実をいうと、まだそんなに慌てなくてもいい締切なんでごんす。

まして済ませた初稿2本のうち1本は来年の春以降の作品ですし。

一年以上先やがな。

 

でも世の中何があるか分からないから、

というよりこれから演出も続くので、やれる時にやっておこうと決めた訳でごんす。

 

つまりは自業自得の締め切りラッシュ。

 

 

でもボクはいつもそうしてきました。書ける時に書いとけ。

 

そうすると、この世界よくある「緊急依頼!」って奴にも応えられる訳です。

 

ヘタでも不完全でもいい。初稿があれば、

そこからどのようにでも発展・修正ができます。

 

つまり本番まで時間があるので、推敲や直しにも時間がかけられる訳でごんす。

 

制作さんも主演の俳優さんも、とりあえずは一安心なのであります。

 

 

 

つまり今のスケジュールを乗り切れば、今年まだまだ執筆時間の空きがありますので

ご依頼お待ちしておりやす! 営業かい!

 

 

 

 

 

さて、今年も亡き父丹精の牡丹のうち、早咲きのものが咲きましたと

先日書きましたが、続いて、2本目も咲きましたよ。

 

 

これです。

 

 

 

 

 

 

 

 

光で霞んでますが、それでも綺麗でしょ。

 

ちょいアップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

父が生きていたら喜んだでしょうね。

 

 

 

ここで一つ、古い芝居のこんなセリフを思い出しました。

 

『花の司の牡丹でさえも冬は菰着て春を待つ』

 (はなのつかさのぼたんでさえもふゆはこもきてはるをまつ)

 

 

 

今頑張れば春は来ます。今頑張れば花は咲きます。

 

 

 

だから?と言われても………(笑)

 

ボクはそう信じているというだけの話でごんす。(笑)

 

 

 

 

やっちった! 4月24日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

 

 

 

あぁあ、やっちった。

 

 

そうかて、フト横を見ると、「わたしを読んで下さい!」とばかりに

ミステリー本がこっち見てんねんもん。

 

目をウルウルさせて、「お願い、読んで」と言うてんねんもん。

 

 

 

で、読んじった。

 

 

ああ、酒は我慢できるのに(ちなみに今日で今年酒を抜いた日60日。早!)

ミステリーは我慢できないのかぁああああ!

 

 

締め切りをお待ちの皆様、お許しくださいぃいいいい!

 

 

 

 

で、これ。

 

 

 

 

 

 

トリックメーカー小島正樹氏の最新作『呪い殺しの村』

 

なんとベタなタイトル。 

 

この方のは今まで3冊読みました。

この方には3人の探偵のシリーズがあって、各1冊ずつ。

海老原浩一シリーズから『十三回忌』

那珂国彦シリーズから『武家屋敷の殺人』

硝子の探偵シリーズから『硝子の探偵と銀の密室』

 

どれもトリックメーカーに相応しく不可能な謎のオンパレード。

 

その中で1番クラッシックな海老原浩一探偵の新作だったので買っておいたと

いう訳でごんす。

 

 

いゃあ中々。

文章が凄く読みやすくなってらして。

コンパクトなページ数の中に、そんなん出来る訳ないやんという不可能犯罪が

ゴロゴロ。

 

その1つの状況はというと(以下ちょいとネタバレです)。

刑事がある女性と別れて、最速である家へ来たら、

全ての扉全ての窓に中から鍵が掛かっていて、

その家の二階の窓の向こうから女が覗いていて、その女がニヤリと笑って、

刑事が扉を開け、中に踏み込み二階へ行くと、その女が窓の外を見ていて、

振り返らせたら、首を絞められて死んでいて、しかもその女は、

自分がさっき別れて来た女だった。

刑事は外車をフルスピードで飛ばし最速で来た。

別れてきた女がヘリコプターでも乗らない限り彼より早く着くのは無理。

というより二階から見下ろしている女は生きていた。

でも扉を無理に空けて二階へ行くと死んでいて、それは別れてきた女だった。

しかも部屋どころか家自体密室だった……

 

 

こんなん解決出来る訳ないやろ。

でも……海老原探偵の手にかかれば、出来るねんなぁ……

 

 

いやいや、中々のもんでしたよ。

 

 

でも、何やろ……

東京と、伝説と因習の色濃く残る寒村を舞台に、超能力者や、神隠しや、

密室等の不可能犯罪ゴロゴロの内容なのに、簡単に読めるこの〈さっくり感〉

 

同じようなタイプでも麻耶雄嵩氏の『隻眼の少女』(日本推理作家協会賞受賞作)

のような、重厚感がないのかなぁ。

 

 

 

いやいやいや、楽しませて頂きました。

 

 

海老原探偵シリーズは今のところ7冊出てて、これで2冊読んだ訳やから、

それ以外も読んでみようと思う池田でございました。

 

 

 

 

ああああああああ、締め切りがぁああああああ!

 

 

お待ちの皆様。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!

 

 

後数日お待ちくださいましぃいいいいいいいい!

 

 

でももう1冊こっちを見てる………。

 

 

 

 

  

ほっと一息。 4月22日

 日記 〈ま〉の日常

 

 

 

ご無沙汰いたしました。

 

 

相変わらず締め切りと格闘中の池田でごんす。

 

 

 

それにしても今年はよく雨が降りますなぁ。

 

 

それかどうか今年も亡き父が丹精していた牡丹がもう咲き始めました。

 

 

これです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨の晴れ間、まだ梅雨ではありませんが、珍しい快晴の中

咲いていたので、撮ってみました。

 

 

牡丹は何本かあって、これはまず先陣を切って咲いた花です。

 

 

20輪近く、咲いています。

 

 

 

 

去年、紹介したこちらは、まだ咲いていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

これから梅雨にかけてでしょうね。

 

 

 

 

別に何てことはないのですが、

締め切りの合間に、花を見てほっと一息ついている池田でした。

 

 

 

 

さぁ、頑張んなきゃ。

 

 

フト横を見ると、読んで欲しそうにしているミステリーが……

 

 

やばいぃいいい!

 

 

 

 

 

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