情けないね。 3月3日

〈ま〉の日常

 

 

1月12日にここに書きました。「魔女狩り極まれり」です。

 

 

3月1日の地元の新聞に凄い記事が出ました。

正平調のコーナー。社説のコーナー(朝日新聞でいうところの天声人語ですな)で、

禁煙の件を論じてました。

 

ちなみにボクは喫煙者です。嗜好銘柄はこれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事を抜き出しますね。

『飲食店の喫煙をどこまで認めるか、国が案を練っている。いまのところは、

居酒屋や焼き鳥屋は全部ダメ。小さなバーやスナックであれば吸える、とな

るようだ』

そしてこう断じる。

『ことは人の命と健康にかかわる話だ』と。

 

 

すみませんねぇ。

我々喫煙者は他人様の命にかかわる大悪人でござんす。

 

 

逆ギレしているのではありません。

自覚しています。

なので分煙にも、禁煙指示にも従っています。

 

それでも大悪人のごとく断じられるのであれば、なぜ

「タバコ自体を法律で禁止を」と断じないのですか。

 

麻薬のごとくタバコ自体が法律で禁じられるのなら従います。

 

法律で売り、半値以上の税金を取り、一方でそれを極悪人のごとく断じる。

その矛盾を棚上げしたまま、一方を極悪人と断じるのは、少なくとも

新聞というインテリが作るらしい公器がやることではありません。

 

 

というより、頭ついてるなら本当に考えましょうよ。

 

居酒屋も焼き鳥屋も全部ダメ?

でも小さなバーやスナックはОK?

つまり、喫煙コーナーを設けるスペースがあるかどうかでしょ。

「ことは人の命と健康にかかわる」と全然関係ないやん。

論点が全く違ってるでしょ。

それをいっしょに論じる論説委員って……?

 

 

それよりもですよ、店によって喫煙、禁煙をお上が決めるなんて、

そんなのはね、店主に決めさせるべきなんです。

それが商法で保障されている、納税の義務を果たしている民間事業者の権利の

はずです。

 

 

 うちは「喫煙店」

 うちは「禁煙店」

 

それを入口に明記を義務づける。

 

それを見た客が、店を選ぶ。

 

利用者の当然の権利のはずです。

 

今のやり方じゃ、利用者の権利を奪っているんですよ。

報道の自由、言論の自由があるように、店舗選択の自由があるはずです。

 

 

店側だって客を選ぶ権利はあります。ヤな客は入店を断る。

でも基本は客が店を選ぶ。

だから店は訪れた客に「いらっしゃいませ」と言う訳でしょ。

よく来てくださいました(よく我が店を選んでくださいました)、という意味で。

 

 

「喫煙店」「禁煙店」表示で店側が客を選択をする。

客はその表示を見て店を選択する。

 

これでОKでしょ。

 

 

問題はそのとき、気を遣う上司が喫煙者で、部下たちが禁煙者の場合は……? と

いうパターン。

そこは国が行政指導を通達すればいいんです。

一行の中に禁煙者がいた場合は、禁煙者を優先せよ!と。

 

 

我が店は喫煙店。

我が店は禁煙店。

 

 

日本は自由主義国家でしょ。民主主義国家でしょ。

 

 

店に選ばせ、客に選ばせる。

 

 

喫煙者も禁煙者も店側も客もハッピー。

 

 

 

これくらい考えろや。

新聞論説委員、頭がついてるなら提案しろや。

情けないね。

 

 

それより「ことは人の命と健康にかかわる話」と断じるなら、

放射能と原発をもっと論じなさいよ。

もっと断じなさいよ。

 

放射能、化学物質による水質汚染。もっと断じなさいよ。

 

 

こういうインテリという人たちが、

上が軍国主義だというと「そうだ。軍国主義だ!」となり、

上が自由主義だというと「そうだ。自由主義だ!」となり、

誰かが共産主義は素敵だとなると「そうだ。共産主義だ!」と

なるんやろな。

真面目な学級委員のように。

 

 

それより、本当に法律でタバコは禁止にしようよ。

従いますから。

 

なのにしない。

なぜでしょうね……?

論説委員さんにはそこを教えてほしいなぁ。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

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