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久しぶりの相棒考 3月23日

観劇

 

 

今シーズンの最終回。

 

どうしようかなと迷いましたが、

これでも入れないと今月も更新が……ホンマにバラすなよ。

 

 

 

 

 

さて、今回の二時間拡大版は、何の話だったのでしょう。

 

なかなか見ごたえのある推理劇でしたが、

いったい何の話だったのか……

 

 

以下ネタバレありです。というか、バレても支障がないレベルですが。

そうなんですよ。結局今回のは事件か? 騒動レベルでしょ。

 

仲間由紀恵さんのパソコンに侵入があって、

そのあと彼女が未婚の母であることとその子の写真が週刊誌に出て、

父親は元ロシアのスパイらしくって……

 

そこから以前起きた連続殺人事件の真相(といっても事件は解決済みで、

でも右京さん的にはまだ疑問があって……)が分かるのかなぁレベルの

話があって……

 

でも結局よくわからないどころか、またまたいろんな〈?〉が

出てきて……

 

 

うーん。

これって、今回は次回(秋からのシーズン)への橋渡しの回?

 

そうとしか思えないし……

 

だとしたら贅沢な橋渡しの回やな。

最終回やで。

二時間スペシャルやで。

 

 

すごいことしはるな。

 

 

右京さんの推理力は相変わらず素晴らしいから、楽しくずーっと見てられたけど

結局それだけの回やったってこと?

 

 

いや、ものすごいことしはるわ。

 

 

最終回二時間スペシャルにふさわしい〈ものすごい深刻〉大作感満載で

実は騒動でした。

でもその〈ものすごい深刻〉なことはいずれ分かりますよ、的な……

 

 

画期的ですな。

 

 

 

ともあれ、次回も楽しみに待っておりまする。

 

 

ちゃんとしたシメになってないがな……

 

 

 

 

 

 

医者と詐欺師と刑事さん 3月22日

観劇

 

 

 

『嘘の戦争』、『A LIFE』そして『相棒』今シーズン。

 

終了しましたね。

 

詐欺師と医者と刑事さん。色とりどりでごんす。

 

 

まず、『嘘の戦争』と『A LIFE』

 

どちらも失速せずによかった。

 

 

 

見応えとしてはボクは『嘘の戦争』に一票。

 

それにしても前にもここで書きましたが、本当に〈深刻な娯楽作〉でしたね。

 

深刻な娯楽作って。

深刻な問題作 or 楽しい娯楽作 が普通やのに〈深刻な娯楽作〉って。

新しい分野か。

 

金よりも、チョー重い復讐がメインの話なのだけれど、描き方が完全に

コンゲーム形式なので、ドンデンに楽しめたというところです。ツッコミ所は

多いけど。

特に六車の逮捕、警察が調べりゃいろいろバレるやろ。でもスルー。すごい。

ミステリー賞応募作なら失格やで。(笑)

 

それでも草彅クンの演技と、娯楽作としての台本の超力業で、

最後まで楽しんで拝見致しました。

 

 

 

 

 

 

 

山本美月嬢。よろしいな。

このシーン、おっちゃんキュンとなりました。

 

 

 

 

木村クンの方は、別にドンデンがあるわけではないので、

娯楽作としては一歩も二歩も譲りますが(別に娯楽作で書いてはらへんか。

失礼しました)、丁寧な台本ですね。

 

こちらも、木村クンの演技で、ちゃんとしっかりと拝見することができました。

 

ただ最終回は、物語性とヒューマニズムの塩梅がちょいと……

 

 

木村クンはもうゲイリー・クーパーやジョン・ウェインやハンフリー・ボガードの

域ですな。

 

三人とも、

そこまでの演技者ではないと言われ、

何をやっても本人と言われ、

でも、

何をやってもサマになると評価をされ、

彼らが画面の隅に映り込めば、瞬時に全てが芝居になってしまう。

そして三人ともアカデミー賞を獲り、アメリカの歴史的名優です。

 

こういう人をスター的演技者というのです。

 

誰にでも真似のできることではありません。 

 

 

 

今期の視聴率ツートップ。

 

 『相棒』を入れてスリートップ。

 

それだけの理由があるということですな。

 

あ、『相棒』は今見終えたところなので次回にします相棒考。

 

 

 

 

稽古順調? 3月20日

池田政之の仕事

 

 

 

ご無沙汰でございます。

 

これではパソコンが壊れた先月と変わらなくなって参りました。

頑張って更新いたしまする。

 

 

さて、4月15日からのNLTコメディ新人戯曲賞公演の稽古が始まりました。

 

『その牙に気をつけろ!』と『脱退会議』の2本立て。

 

演出は先輩の加納健次さんとボクの合同演出でやんす。

 

 

まずは若手中心の『脱退会議』

 

ものすごく若手中心です。

 

そうかて根本が一番先輩なんやもん。

 

 

 

 

 

 

売れないお笑いユニットが消滅の危機に。

 

そら、お前ら売れんわ、と思わず言いそうなユニットの芸人と、

テレビディレクターのおかしな物語です。

 

 

 

 

 

 

 

ちょいと熱い場面も。

 

 

 

もう一つの『その牙に気をつけろ!』の方は

後日にレポートしますね。

 

 

 

とにかく、2チームとの熱い稽古が始まっておりやす。

 

 

 

情けないね。 3月3日

〈ま〉の日常

 

 

1月12日にここに書きました。「魔女狩り極まれり」です。

 

 

3月1日の地元の新聞に凄い記事が出ました。

正平調のコーナー。社説のコーナー(朝日新聞でいうところの天声人語ですな)で、

禁煙の件を論じてました。

 

ちなみにボクは喫煙者です。嗜好銘柄はこれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事を抜き出しますね。

『飲食店の喫煙をどこまで認めるか、国が案を練っている。いまのところは、

居酒屋や焼き鳥屋は全部ダメ。小さなバーやスナックであれば吸える、とな

るようだ』

そしてこう断じる。

『ことは人の命と健康にかかわる話だ』と。

 

 

すみませんねぇ。

我々喫煙者は他人様の命にかかわる大悪人でござんす。

 

 

逆ギレしているのではありません。

自覚しています。

なので分煙にも、禁煙指示にも従っています。

 

それでも大悪人のごとく断じられるのであれば、なぜ

「タバコ自体を法律で禁止を」と断じないのですか。

 

麻薬のごとくタバコ自体が法律で禁じられるのなら従います。

 

法律で売り、半値以上の税金を取り、一方でそれを極悪人のごとく断じる。

その矛盾を棚上げしたまま、一方を極悪人と断じるのは、少なくとも

新聞というインテリが作るらしい公器がやることではありません。

 

 

というより、頭ついてるなら本当に考えましょうよ。

 

居酒屋も焼き鳥屋も全部ダメ?

でも小さなバーやスナックはОK?

つまり、喫煙コーナーを設けるスペースがあるかどうかでしょ。

「ことは人の命と健康にかかわる」と全然関係ないやん。

論点が全く違ってるでしょ。

それをいっしょに論じる論説委員って……?

 

 

それよりもですよ、店によって喫煙、禁煙をお上が決めるなんて、

そんなのはね、店主に決めさせるべきなんです。

それが商法で保障されている、納税の義務を果たしている民間事業者の権利の

はずです。

 

 

 うちは「喫煙店」

 うちは「禁煙店」

 

それを入口に明記を義務づける。

 

それを見た客が、店を選ぶ。

 

利用者の当然の権利のはずです。

 

今のやり方じゃ、利用者の権利を奪っているんですよ。

報道の自由、言論の自由があるように、店舗選択の自由があるはずです。

 

 

店側だって客を選ぶ権利はあります。ヤな客は入店を断る。

でも基本は客が店を選ぶ。

だから店は訪れた客に「いらっしゃいませ」と言う訳でしょ。

よく来てくださいました(よく我が店を選んでくださいました)、という意味で。

 

 

「喫煙店」「禁煙店」表示で店側が客を選択をする。

客はその表示を見て店を選択する。

 

これでОKでしょ。

 

 

問題はそのとき、気を遣う上司が喫煙者で、部下たちが禁煙者の場合は……? と

いうパターン。

そこは国が行政指導を通達すればいいんです。

一行の中に禁煙者がいた場合は、禁煙者を優先せよ!と。

 

 

我が店は喫煙店。

我が店は禁煙店。

 

 

日本は自由主義国家でしょ。民主主義国家でしょ。

 

 

店に選ばせ、客に選ばせる。

 

 

喫煙者も禁煙者も店側も客もハッピー。

 

 

 

これくらい考えろや。

新聞論説委員、頭がついてるなら提案しろや。

情けないね。

 

 

それより「ことは人の命と健康にかかわる話」と断じるなら、

放射能と原発をもっと論じなさいよ。

もっと断じなさいよ。

 

放射能、化学物質による水質汚染。もっと断じなさいよ。

 

 

こういうインテリという人たちが、

上が軍国主義だというと「そうだ。軍国主義だ!」となり、

上が自由主義だというと「そうだ。自由主義だ!」となり、

誰かが共産主義は素敵だとなると「そうだ。共産主義だ!」と

なるんやろな。

真面目な学級委員のように。

 

 

それより、本当に法律でタバコは禁止にしようよ。

従いますから。

 

なのにしない。

なぜでしょうね……?

論説委員さんにはそこを教えてほしいなぁ。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

謝罪します( ´艸`) 3月2日

〈ま〉の日常

 

 

夕べ久しぶりに同級生たちと飲みました。

 

楽しゅうございました。

 

 

その席でバーブ(友人の名前でごんす)から、

「お前がブログで褒めてたから読んだけど……」

と抗議がありました。

 

 

1月9日にここに書いた本の感想。

昨年の「このミステリーがすごい」第1位 /「ミステリが読みたい」第2位 /

「文春ミステリーベスト10」第3位の竹本健治氏の『涙香迷宮』に対し、

ボクが「感想は又後日。今、唸ってますので」と書いたことに対してでやんす。

 

 

実は褒めたわけではなくって、

「うーん。これって?」という意味で唸っていたんでやんす。

探偵小説に代表されるいわゆる本格物で、ベスト10に入ってきた作品で

面白かったら、その場で感想書いてますよ。

 

 

つまりですね、暗号ミステリとしては傑作でも、

本格ミステリファンにとっては如何でしょうか?という意味ですねん。

あ、でも「本格ミステリベスト10」も4位やなぁ。

で、唸っていたわけでやんす。

 

 

あ、あくまでボクの好き嫌いですから。先に謝っておきます。すみません!

 

 

竹本先生のファンの方に叱られるのでちっちゃく載せておきますね。

 

 

 

 

 

 

バーブにしてもボクにしても、これが傑作というのは分かるのです。

 

ただ、本格好きにとっては、というより探偵小説好きの、不可能犯罪や、

大どんでん返しや、波乱万丈のプロット好きにとっては、好みが、ね。

 

あ、こう書くと、今度は本格ファンのみなさまから「いっしょにするな!」

と叱られるか。

ボクやバーブにとっては、という意味でやんす。

 

 

そしたら正一(このブログにちょいちょい登場する同級生)も、

「イケちゃんの本の感想は俺らの参考になってんねんから」

と言われてしまいました。

 

つまり、みんなはボクの傾向を理解していて、その手の分野を読もうと思って信じた

ら、違う傾向の本を読まされたという意味でごんす。

 

 

 

謝罪します。( ´艸`) 惑わせてしまいました。

これからは〈ボクにとって面白かった〉ものだけを載せるようにしやすね。

 

 

というわけで、本日のタイトルは〈謝罪します( ´艸`)〉でした。

 

 

あ、でも竹本先生の『匣の中の失楽』は傑作ですよ。

皆様、是非!

一応フォローしておきます。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

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