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めっちゃご無沙汰 2月21日

〈ま〉の日常

 

 

ものすごくものすごくご無沙汰いたしました。

 

いえ、寝込んでいたわけでも、どこかに潜伏していたわけでもありません。

 

ノートパソコンが壊れてしまっていました。

 

で、新しいのを買おうと、ちょうど地元にいたので地元の家電量販店へ

いったところ、初期設定はできる人を都会からあなたの(ボクのことです)

自宅に派遣するので、三日後になりますとのこと。

 

なにそれ。

 

三日後は東京やん。

 

で結局東京で買いました。その日のうちに初期化してくれるし。

 

メールアドレスもそのままで。

 

ところが、やはり初めてのパソコン。

 

途中で訳わからんようになって……

 

教えてもらったり、直してもらったり……

 

 

ようやく使えるようになりました。

 

 

ご心配おかけしました。別に心配してないか。

 

 

とにかく、今月もあと少し。

 

頑張って更新しますね。

 

 

 

今日は写真が何もないので、先日新幹線の車窓からとった富士山を。

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗でしょ。

 

 

というわけで、新ノートパソコン新機動でごんす。

 

 

 

 

 

ツッコミどころ健在(笑) 2月3日

観劇

 

 

今月は書くことが少なそうで、7回更新が危ないぞ。

 

あとアカデミー賞予想くらいしか思いつかへんし。

 

で、あっという間の『嘘の戦争』考。

 

森岡、頑張ってましたね。

面白かったですよ。

 

なのに、視聴率ちょいと落ちて11.1%ですって?

 

面白いのになぁ。

 

でも ( ´艸`) ツッコミどころはますます健在です。( ´艸`)

 

 

 

1つ目は、登場人物の数字名前の徹底ぶりが笑えます。( ´艸`)

あ、これ別にツッコミどころやないか。

 

 

2つ目は、先日も書いた通り、藤木クン。

二科グループがその気になれば千葉陽一なんて簡単に暴けるでしょ。

オーストラリア政府入国記録、オーストラリア日本大使館、オーストラリア

日本人協会に二科グループが要請すれば、そんな奴が本当に要るのかいないのか。

殺人だろうがやってのけてもみ消せる絶大な力を持っている割に、なんか

やってることが家内工業レベルの探索で。

藤木クン、ホンマに大コンツェルンを率いる力、お持ちですか?( ´艸`)

 

 

さて。

 

三つ目。これは笑えますよ。( ´艸`)

 

今回は代議士であるジュディ・オングさんとその息子の森岡がターゲット。

 

以下少々ネタバレでやんす。ご注意を。

 

 

 

森岡のバカ息子、なかなか似合ってましたよ。( ´艸`) うん。

 

 

 

 

 

 

森岡が大学時代、同級生と二人でOLに乱暴しようとして、抵抗したOLが

死んでしまった事件を、そのバカ親たちが市村さんにもみ消しを頼んだ。

しかしOLの死体の検案に懸念を示した草彅クンの父親がもみ消しに抵抗し、

草彅クン以外の一家が殺された。

そして30年……

 

で、そのバカ息子の一人が森岡。

 

ここで問題。当時彼はいくつでしょうか?

 

大学生だから18以上。

でも……30年前は今と違い、少年法がもっともっとがっちりしていて

19歳までは完全に少年A。何も報道されませんでした。

あまりにむごたらしい事件や猟奇的な事件、連続殺人のような超凶悪な事件でも

精々少年Aで、それ以外は、世間には何もわからないのが実状でした。

なので「人を殺すなら今のうち」なんてぬかすセレブの息子が出てきて、

つまり楽しんで殺人を犯しながら、少年法に守られて、簡単に世間に復帰して、

親の後を受けセレブの生活を満喫してるなんて輩が出てきたなんてことを、

よく耳にしたものです。真偽は分かりませんが。で、少年院とか入ってる間は

海外留学していましたとか言って。真偽は分かりませんが。

今でもパンツ泥棒やって大臣してる人がいるという話ですしね。

無実だというなら、あんなの調べればすぐにわかるのに、やらない。

てことは調べられたくないわけですな。あぁあ。

 

で、少年法はあまりにおかしいのではと、ようやく声が上がってきた頃でした。

 

つまり森岡が当時18・19歳なら、事件もみ消しにそこまで躍起に、つまりその為に

殺人まで犯すほどのことではないはずなんですよ。

 

もう一つ。ジュディさんのセリフで「私を誰だと思ってるの? 財務副大臣まで務めた

四条綾子なのよ」というのがあります。しかも偉そうに。

副大臣ですよね。財務大臣ではなく副大臣。それを偉そうに言うということは

副大臣でも抜擢だった可能性があります。

とにかく副大臣なら当選回数3~4回でしょうね。つまり議員になってまだ

10年ちょい。当選回数5回以上で副大臣なら、偉そうには言わないはずですから。

稲田防衛大臣4期目ですしね。

つまり当時はまだ代議士ではなかった。いつかはという野望はあったとしても

代議士になるのはまだ10数年後なのです。

 

となると息子が未成年ならそこまでやるでしょうか?

 

親が必死にもみ消しを頼むのは、つまり息子の実名が世間に出る20歳以上。

政界に出るという野望も潰えてしまうでしょうし。

 

はい、森岡は事件当時20歳を超えていた、と考えるのが妥当となるわけでやんす。

 

で、それから30年。

森岡、今、いくつ?

20過ぎから30年。

そう。君の役は50歳を超えているのだ。

 

ね、おもろいでしょ。( ´艸`)

 

あんな50過ぎいる?

若いし、アホすぎるで。セリフも表現も。( ´艸`)

 

ついでに、ジュディさんは息子を19で生んだとありました。

つまりジュディさんも70歳てことですがな。

若い70やな。で副大臣。小物やがな。

 

次回出てくる森岡の共犯者、平岳大さんも50過ぎの役か。若。

 

 

事件当時16歳くらいにしといたらよかったのに。

そしたら今森岡は46、ジュディさん65。うん。可笑しくない。 

 

森岡、50過ぎと思って演じてたのかな。( ´艸`)

 

つまり、年齢的に考えると、

ホンマなら遠藤憲一さんや寺島進さんや松重豊さんあたりが演じる役ですな。

けど、遠藤さんや寺島さんや松重さんがあの役やったらホンマにアホやで。( ´艸`) 

 

そう思って観てたら可笑しいて可笑しいて。

 

 

 

四つ目。金庫の五億円、どうやって盗みました?

いろいろ手段はあるやろけれど、それ描いてなかったんで、

というか、たぶん編集でカットされたのかもしれんけど、金庫破りなんて、

この時代カットしてもええレベルの題材なのかと思ってしまいました。

金庫破りしているときに、ジュディさんと森岡がやってきて、

ハラハラドキドキ、なんてのは、もう古いのかな。( ´艸`)

ね。ツッコメるでしょ。 

 

 

 

本当に楽しんで観ています。

 

ドラマの部分は草彅クンの演技と共に重厚に描いてありますし。

 

でもやっぱり、重厚に描いた娯楽作ですな。

 

最終回まで、楽しんで拝見します。

 

今回、笑いマークのこれ( ´艸`) 、何回つけたやろ。 

 

 

 

 

キャスティング 1月30日

池田政之の仕事

 

 

明日の『嘘の戦争』ジュディ・オングさんの回に、森岡豊クンが出演しているとの

連絡が。

楽しみでやんす。

皆様も是非!

   

 

 

さて。

第二回NLTコメディ新人戯曲賞の公演が4月15から池袋シアターグリーンで

はじまります。

 

佳作『その牙に気をつけろ!』と審査員特別賞『脱退会議』の豪華2本立て。

 

演出はボクと先輩加納健次さんの合同です。

 

 

『その牙に気をつけろ!』は配役は出来てますが、

『脱退会議』が……

 

というのも、

 

 『脱退会議』は男ばっかり6人。

そのうち5人は売れないお笑いユニットのメンバー。

1人はテレビ局のディレクター。

で、計6人。

 

 

チラシはこちらです。

といってもまだ出来てなくて、これは校正前のですが、

出演者は分かると思いますので裏面のみ載せますね。

なので、出演者の顔ぶれ以外、間違っててはいけないので正式なものができるまで

気にしないでくださいましね。

キチンとしたものは今日明日にはできますので。

 

 

 

 

 

 

 

出演は先輩順に根本拓人、山本行平、左良拓司、渡辺健二、小泉駿也、阪本竜太

です。お、根本が一番上。

 

で、誰がどの役をやるのか、一応は決めていたのだけれど、何せ若い人ばかりなので

もう一度読んで、改めて確定しようということになりました。

 

そこで6人と加納さんとボクとが集まって、

改めての座内の配役オーディション。

珍しいな、配役オーディションって。

誰がどの役をやるのか。そのままで行くのか? それとも全く変わるのか?

 

 

楽しみな1日が始まるわけでやんす。( ´艸`)

 

 

 

ちなみに『その牙に気をつけろ!』に飛田のオヤジが……

 

残念ながら猿の扮装はしないと思いますが……( ´艸`)

 

 

 

 

50年分の資料 1月27日

ごあいさつ 池田政之の仕事

 

 

 

劇団NLTは来年で50年。

 

 

 

 

 

 

そこで来年は50周年として、色々と企画を考えています。

 

そらせやな。ボク、NLTの企画委員やし。

 

 

その一つに50年記念冊子つまり50年史発行事業があります。

事業というほど大層なもんやないけど。

 

それでも、50年を紐解き、整理し、祝辞を賜る方や、

寄稿して頂く方の選定もしなければなりません。

 

 

演出部の小林史ちゃんが資料委員として今集め整理をしていますが、

これがなかなか大変で、

1984年以降なら、ボクの手元にもあるのですが、

それ以前は、劇団の倉庫書庫の中で、史ちゃん四苦八苦です。

 

ボクもやっているのですが、NLTのホームページの上演作品一覧と

青野平義記念館落成記念の20年史を参考に、整理しているのですが、

これ、ホンマにおうてんのか?と思える個所もあって……

 

もし、皆様の中で、NLTのホームページの上演作品一覧ページに

抜けているものが存在した場合(ないとは思いますが)、

その資料等を持っているという方がいらっしゃいましたら

ご連絡をくださいまし。

 

 

とにかく、一年かけて頑張ります。

 

 

 

頭ウニ 1月23日

観劇 読書感想文

 

 

寒いですねぇ。

 

炬燵だけで部屋に暖房を入れないと、手がかじかんでボードを打てません。

ほな暖房入れろや。

ボクはもともと部屋が暖かすぎるとボーっとしてくるので、

おこたに入って、部屋は涼しいのが大好きなんです。

けど、この数日は暖房つけました。

 

実家の西脇は先日雪が降り、というか西日本は大雪だったそうで、

兵庫県も西脇のすぐ北の多可町なんかは車が動かなくなったそうです。

篠山なんか大変だったようで。

 

うちの庭にも一週間過ぎてもまだ雪をまとめた山が溶けずにそのままでやんす。

 

 

 

 

 

 

 

今、おこたの横に次の仕事のための資料が山積みで、それを必死に

頭に入れています。

何の仕事だって?

しばらく待ってくださいね。もうすぐここでお知らせできると思います。

ホントに山積み……

 

 

 

さて、その合間をぬって、どんな合間や、

今年、いえ今期のテレビ、だいたい観ました。

 

 

 

『おんな城主 直虎』

 

Eテレこども歴史劇場 = みたいな大河ドラマですね。

やっぱり、〈大人顔負けおてんば少女マンガ〉みたいで……

それもずいぶん昔の……昭和40年代に夕方やっていた子供向け時代劇みたい。

やっぱり……無理ですわ……

 

子役を主役にするとき、それでも、大人のドラマにするか、子供向けにするか。

昔はキッチリ作り別けが出来ていました。

それを……

 

加えて、劇団NLTの創設者のひとり三島由紀夫先生はこう仰ってます。

「歴史は起こったことは伝えていても、起こっていないことは伝えていない。

そこに我々詐欺師のような手合いのつけ込む隙があるのだ」と。

 

歴史的史実は、なぜそんなことが起こったのか ? ? の連続です。

その ? を、時代性に鑑み、リアリティをもって、成程そういうことだったのか

と作って見せるのが、我々詐欺師のような手合いの腕の見せ所なのです。

 

それを……全部子供の活躍で歴史の ? が解決していくなんて……

 

又か……

 

一流の詐欺師になりたいものです。

 

 

 

 

 

木村拓哉氏と草彅剛氏のドラマ激突が喧しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

どちらも二話とも拝見いたしました。

 

ボクの私的感想です。

 

 

 

まずは先に開始の『嘘の戦争』

 

復讐劇なんやけど、深刻めのコンゲーム、というか

現代男性版の『五瓣の椿』でしょうか。(笑)

 

つっこみどころはけっこうあるんやけど、

例えば、藤木クン、それほど草彅クンを疑ってるんなら、

もう一度調べるでしょ。アメリカのオフィスへの電話も、

東京のオフィスを見たことも、〈?〉満載なら何度でも調べるでしょ。

ボクたちだって、歴史的史実や年号なんて、間違ってないか、何度でも

確認してから脚本を提出しますよ。

もう一度電話すれば済むだけの話。普通するでしょ。

 

それでも、そんなことどうでもいいのは、草彅クンの演技と、

根源の事件の大きさと、復讐に至る過程が面白いからでしょうね。

問題作に見せて、実は重厚な娯楽作ですね。

 

楽しみに拝見させて頂きます。

 

ね、事務員あと二人だけ安く雇って、アメリカと東京のオフィスに置いておけば。

毎回、シーン事務所前景/次のシーン事務所内・事務員セリフ「暇だなぁ」

各4秒×2で計8秒。ね。 (笑)

 

 

 

『A LIFE』

 

こちらもいい本だと思いますよ。

 

木村クンはいつも木村クンとの指摘の記事がありましたが、

ボクはいいと思いますよ。

だって、見入っちゃったもの。

 

本の勝利かもしれませんが。(笑)

 

昨年の騒動でいろいろな記事を目にしましたが、ドラマは関係なく見ます。

 

これはボクの意見ですけれど、木村クンは大根ではありません。

いつもの木村クンでも、その都度ちゃんと役に見えます。

なかなか出来ることではありません。

ボクは、彼は演技者、それもスター的演技者だと思っています。

スター的演技者って? それはまた後日。

 

 

対決の二作、いい勝負ですね。

 

リアリティはちょいと ? でも、演技力と話の面白さの『嘘の戦争』 VS

いつもの木村クンと言われてもリアリズムある面白さの『A LIFE』

 

ドラマはこうでなくっちゃ。

問題作に見せた、見ごたえある娯楽作とは、これですよ。

 

観ます。 

 

 

 

 

 で、合間にこれ読んじった。

 

 

 

 

 

 

七河迦南さんの『アルバトロスは羽ばたかない』

 

2011年第64回日本推理作家協会賞を米澤穂信氏『折れた竜骨』

麻耶雄崇氏『隻眼の少女』と争った作品です。

 

本格物が並んだ本格レベルの高い年ですね。

 

最後のドンデン、予想もしなかった。

いや、ちょいとしてたけど、違うドンデンやと思てた。

やられました。

 

 

なぜこれが受賞しなかったのか?

 

『折れた竜骨』『隻眼の少女』と比べて、ううーん、なにか一つ、

プラスアルファというか、華というか、売りというか、もう一つ、

ほんの小さなことやけど、足りなかったのかなぁ。

 

でも途中で挟まれる短編(これも長編を構成する大事な要素やけど)、

特に最初の「春」の部分。

これだけ抜き出して短編賞で勝負すればよかったのに。

これだけでも、違う年の受賞短編よりぜんぜんレベル高いで。

 

運なのかなぁ。

その年の審査員の好みなのかなぁ。

 

けど、そうなると、三作受賞?

無理やな。(笑) 

 

 

 

あかん。隣の資料が……

 

今月ゆっくりできるはずやったのに……

 

頭、ウニになりそう。

 

うれしい悲鳴ですが。(笑)

 

感謝です。

 

 

 

 

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