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雨の七夕。 7月7日

審査員

雨です。

 

今年も織姫と彦星はあえないのでしょうか。

 

でも昔七夕は、関西、少なくとも僕の出身地西脇市では、旧暦つまり8月7日でした。

元々旧暦で、こっちの勝手で新暦にしても、織姫や彦星には関係ないですよね。

じゃあ、来月の7日に晴れればいいわけだ………。

 

さて、

おとといから始まった稽古は、順調にクラッシュしながら進んでいます。

 

今日はいつもの稽古場ではなく、マウスプロモーションさんの稽古場をお借りしました。

そう、納谷六郎さんや、谷育子さんや、大塚明夫ちゃんや、森田順平さんや、田中敦子さんや、沢城みゆきさんや、小野大輔君や、もちろん我らが沢海陽子ちゃんや小形満さんの所属している声優大手の事務所です。

 

僕はマウスプロモーションさんで『桜の田』『桜の花にだまされて』『桜の下のハムレット』、そして手塚治虫先生生誕80周年『銀と赤の記憶』の4本作・演出をさせて頂いた。みなさん声優として著名ですが、本当にしっかりした俳優さんです。

 

さて、稽古場が変われば気分も変わります。それと今日はNLTの若手が、仕事で稽古に来られない方の代役に来てくれます。

 

それでは、早く画像をアップ出来るよう、頑張ります。まだ出けへんのかい。

 

 

 

いよいよ。

審査員

7月5日。

 

いよいよ今日から『審査員』の稽古が始まります。

 

幾つになっても、何べんやっても、顔寄せはワクワクとドキドキです。

                  150回目やで。もう慣れろや。

今日は、顔寄せして、本読みして、時間が余れば、すぐ立ち稽古になります。

新劇や小劇場は、椅子に座って台本を読むだけで、1週間・十日と時間をかけますが(長いところは一か月ですって!)、商業演劇は一度読んだら、すぐに立ちます。僕は両方やってみて、商業演劇に大賛成ですね。

というのも、いくら椅子に座って声を出して台本を読んで、そのセリフが完璧になっても、立って動けば全然勝手が違います。芝居はセリフと動きです。その二つを切り離し、セリフだけをやる時間が一週間・十日と長ければ長いほど、実は後になって動きと合わせるのが大変になってしまうのです。新劇や小劇場のように、一か月・二か月と長く稽古ができるカンパニーならそれもありでしょうが、商業演劇のように著名な俳優さんがそれだけ時間を割く事はできません。

だからこそ、普段から元々の実力の底上げが大切なんですね。

 

さて、器械オンチの僕でも、教えて頂いてこうして日記を書く事ができるようになりました。でも、写真……

教えてもらったのに、さっぱり分からん。もう一度教わって、稽古場風景の画像を、きっと載せますね。

 

お楽しみに待っていて下さい。

 

それでは、稽古初日の今日一日、始まりです!

 

 

 

雨です。

〈ま〉の日常

 池田政之です。

 

   次回の日記更新は7月5日と申しましたが、 ダイレクトメール発送、打ち合わせ、

 稽古場確保、パンフ原稿の整理、チケットの手配と……

 やる事が多くって、ふと手を止めてベランダを見ると、

 

 降ってますなぁ、雨が……

 

 それでちょっと日記でもと思ってみました。関係ないやん。

 

 それにしても、貧乏暇なしとはこのことですね。

 実は、劇団〈ま〉の為に、6月後半から7月いっぱいのスケジュールを空けるため、

 7月に書く予定の舞台やNHK『花鳥風月堂』の7月の締め切り分の台本等を、

 前倒しして6月半ばには書き終えていました。

 

 でも、やってくる。

 

 制作会社さんからの依頼。来年の舞台。映画の企画。

 内容はまだ言えませんが、企画段階で、すでに内容の企画書が必要になるのです。

 

 ため息ついて、ユンケル飲んで、頑張ります。

 

 5日は晴れますように。

 

 

 

ホームページを立ち上げます。

ごあいさつ

ホームページができました。

 

脚本家・演出家の池田政之です。

 

今日15日よりホームページをたちあげる事に相なりました。

 

とはいえまだ不完全です。
プロフィールや劇団の詳細など、順次アップしていきます。

 

日記では、日々の活動や、思いついたことなどなど、
つらつらと書きとめて参る所存です。

 

完全な形になるのは、7月半ばになってしまいますが、
池田政之と劇団。何卒宜しくお願いいたします。

 

さて、第一回目ですから、何か書かせて頂きますね。
今月特に心に響いたこと・・・

 

5日 新橋演舞場 市川猿翁丈、市川猿之助丈、市川中車丈、市川団子丈襲名興行初日昼の部に行って参りました。
いやぁ、よかった!! すごかった!!

まず香川照之さん。お母様は言わずと知れた浜木綿子さん。
僕は浜さんとは帝劇「喝采」の脚本、博多座「女将の花道」の脚本、シアター1010・中日劇場他「売らいでか」の演出をやらせて頂いた関係から、
香川さんの映画やテレビも特に見るようにしていましたが、素晴らしい、今や日本を代表する俳優さんです。
ですが歌舞伎はそうは参りません。でも・・・
素晴らしかった!!
気迫、堂々感、新歌舞伎とはいえ歌舞伎を意識されたセリフ。恐れ入りました。
勿論、歌舞伎的にはまだまだという意見もあるでしょう。でも46歳で歌舞伎に飛び込んで普通あそこまで出来るでしょうか。
そんなに簡単にやっちゃった日にぁ、歌舞伎って? て事になっちゃいますよね。
僭越ながら、本当に先が楽しみになってきました!!

 

口上がまたいい!! 口上が出る時は劇場の雰囲気が違いますものね。

 

続いて市川猿之助さん。
序幕の芝居で香川さんがあれだけのお芝居を見せた後です。そりゃ力が入りますよね。
すごい!!
歌舞伎は、年齢と共に芸を磨き、深め、たまらない魅力になります。
ですが今回、あらためて思いました。若さって素晴らしいと。
彼の若さが、狐忠信にピッタリなのです。
かわいらしさ、親の皮で出来た鼓をもらって、心の芯から湧き出る喜びを、全身で表すところ、最後の宙乗りまで、素晴らしい狐忠信でした。

 

今、10月の中日劇場・山川豊さん・香西かおりさんの舞台と、来年公開の映画の脚本を書いています。勿論NHKの花鳥風月堂も。
なもんで、しばらく日記はお休みしますが、
次は7月5日、劇団「審査員」の稽古が始まりましたら、稽古風景等順次ご報告いたします。

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