法廷ミステリー 5月5日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

穏やかな行楽日和。みなさんいかがお過ごしですか?

 

今ボクは8月の三越劇場の台本を書いています。

 

本当はとっくに出来ていなけりゃならないのですが、

いろいろ雑事がありましてずいぶん遅れて……

更に、あらましは出来ていたのに、又いろんなことを思いついてしまって、

もう一度一から大直しをしています。

 

出演の司葉子さん、星由里子さんには随分お待たせしちゃって……

 

もう少しですからね。

 

 

さて、一服の合間に、DVDで『リンカーン弁護士』を見ちゃいました。

又サボってからに……

 

いやいやこれがなかなか。

マシュー・マコノヒー主演の法廷ミステリーです。

 

 

 

共演はマリサ・トメイ(この映画ではそんなに活躍してませんな。

アカデミー助演女優賞受賞のコメディ『いとこのビニー』は良かったけど)

他にライアン・フィリップ、ウィリアム・H・メイシー、そして

フランシス・フィッシャー(『タイタニック』での冷酷な母親で有名というか、

クリント・イーストウッドの女性だったというか、とにかくこの人がもう少し

演技者だったらなぁ。タイタニックの母親も一昔前のアン・バンクロフトや

バネッサ・レッドグレーブやマギー・スミスだったらすごいことになってたのに

と思って観た記憶が………)

 

そんなことやなかった。

 

やっぱり法廷ミステリーものって面白い。大大大・好みですわ。

この映画も別に賞レースにはなにも絡んでないけど、でも面白い。

 

トム・クルーズの『ザ・ファーム・法律事務所』や『ア・フュー・グッドメン』

アガサ・クリスティの「検察側の証人」(映画では『情婦』、あれマレーネ・

ディードリッヒが出てましたよね)、ヘンリー・フォンダの『十二人の怒れる男』

ポール・ニューマンの『表決』、他にも『表決のとき』や古くは『三十四丁目の

奇蹟』、そして先述のコメディ『いとこのビニー』もコメディなのに法廷もの。

ジム・キャリーのドタバタコメディ『ライアーライアー』の法廷シーンは

爆笑ものでしたよね。

日本でも三谷さんの『ステキな金縛り』はコメディ法廷でした。

テレビでは同じく三谷さんの古畑任三郎で明石家さんまさんがゲストの回の

法廷シーンは特に好きでした。

 

とにかく好きです。

 

小説ではなんといっても密室の歴史的傑作ディクスン・カー(カーター・

ディクスン名義)の「ユダの窓」、ペリー・メイスンものは勿論、

この間読んでここでも取り上げたジェフリー・ディーヴァーの短編集

「クリスマス・プレゼント」の中の「非包含犯罪」もそうでした。

日本では「ユダの窓」に対抗した柄刀一さんの「f の魔弾(密室トリックは現代建築

の盲点を突いた傑作ですよこれ)。「ユダの窓」同様、探偵が法廷内に実物大の

ドアを作って密室トリックを暴くところが大の見せ場です。

 

そして一番の醍醐味は何と言っても、追い詰められ絶対有罪になりそうな被告を、

主人公が最後にドンデンで無罪にするところ。

 

でも、今日の映画は、もう一ひねりあって、なかなか、なっかなか。

 

 

実は、以前より面白い原作本を見つけているんです。

法廷ものなのに、面白い、笑える元本を。

まだどこにも、映像化、舞台化されていません。

 

そのうち、劇団NLTで、コメディ法廷劇に……と思っていたことを、

改めて思い出した真夜中でした。

 

さぁ、仕事がんばろ。連休もう終わるし。

 

 

 

 

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