新幹線が我が書斎 7月8日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

一昨日、そ、6日の夜、NLTの後輩・眞継玉青が、興奮して電話をしてきました。

「今、乱太郎観てきたの!」

 

ご主人と二人で見てきてくれたんだそうです。

 

「面白かったぁ! 笑ったし、すごくよく出来てた。子供だけじゃなく大人も十分

 楽しめたし、ホントにびっくりしちゃいました! それと、拓ちゃん(天日文津丸役で

 出演のNLTの後輩です)、すごいいい役でびっくりしちゃった。頑張ってたし、

 ホントに楽しかったぁ」って。

 

ありがとう。そう言ってもらえるとホントに嬉しいです。

 

皆さんも是非、観て下さい。

 

 

 

さて、父の葬儀後の庶務のため、東京へ行ってきました。

 

印鑑証明に住民票を取ってきました。

印鑑証明なんか8通も。そうかて「1枚足りません」なんてことになっても

そうそう東京と地元を行き来してられませんもの。

 

久しぶりに東京の自宅の空気を入れ替えて、郵便物を整理して……

 

そしたら……久しぶりに出ました。活字欠乏症。

 

仕事関係じゃなく、自分の読みたいものを読みたいいいいい!ってことです。

ミステリー専門ですけど……

 

で、新幹線の登場です。

ボクにとって新幹線は書斎です。いつも仕事の資料読みにあててます。

でも今回は読書です!

 

これです。

 

 

 

すごいうたい文句でしょ。今売れてるミステリーの代表選手です。

 

読みました。往き帰りで。

 

うん…………

 

確かに、最後のドンデンは衝撃だわ。でもなぁ……

 

例えば、東野圭吾氏の『容疑者Xの献身』(この間、映画がテレビでやってましたね)

あれもメインとなるアリバイトリックの衝撃はすごかった。

でもそれはなんていうのかなぁ……

そ。小説の中の犯人が探偵や小説の中の世間を騙してる訳ですよね。だから自然に

驚けるし、騙されて嬉しいというか、いい本だったと思う訳ですよ。

 

こちらは、そ、作者が直接読者を騙してるんです。

 

もちろんすべてのミステリーがそうですよ。しかし、それは小説の世界を通して

騙してくる訳です。ボク達は探偵の目線でそれと戦う訳ですよ。

 

でもこの本は完全に読者を直接騙してくる。

 

それってなぁ………

 

小泉喜美子女史の名作『弁護側の証人』も、読者騙しでした。

でももう一度前に戻って読み戻すと、キチンとフェアプレイの精神で書かれている。

気が付かないのはこっちのせいで、騙されて心地よいのですよ。

 

今回はそれがなかったんです。というか、僕にはそう思えた。

フェアプレイではあるけど、そんなん絶対わからへん。絶対に。

だから、最後の「衝撃の事実が発覚」でも、心地よくないというか……

 

勿論、その衝撃は超ド級には違いありません。

よく出来た傑作ミステリーだということも。

 

となると、好みなのかなぁ。

 

やっぱりまず物語として物語の中で物語を通して騙してほしい。

てのがボクの好みなんでしょうね。

 

どういうことかと思われた方、是非読んでみられては如何でしょうか。

 

 

とはいえ、久しぶりの東京の夜。

 

夕べはよく呑んだ。

 

 

明日は村の人がお参りに来て下さる日です。

これを書いてる掘りごたつの座敷を明け渡さなきゃ。

 

 

 

 

« »