満載! テアトロ5月号 4月15日

池田政之の仕事

 

 

さてさて、発売中のテアトロ5月号にいろいろ載りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは巻頭に先月の第20回テアトロ演劇賞の授賞式パーティの風景が。 

 

 

 

 

 

 

 

勿論ボクも載ってます。

 

それより、功労賞のお二人、岡田正子先生と三條三輪さんのツーショットがすごい!

 

 

 

 

それとエッセイも書きました。

題して『流れに逆らって ─ 新人賞を獲った後の作家たち』です。

 

 

 

 

 

 

 

昔は、劇団も制作会社もテレビ局も映画会社も、演出家(監督)だけではなく、

専属の作家も抱えていました。

 

今は抱えてません。演出家(ディレクター)は抱えてもです。作家は全部外注です。

文学座さん俳優座さん民芸さんのような老舗劇団も、東宝さんも、NHKさんも、

民放さんも、映画会社さんもです。演出家(監督・ディレクター)は抱えてもです。

 

松竹の新派に斎藤雅文さんたちと吉本新喜劇にいらっしゃるくらい。

 

あ、小劇場は、一人の作家を核に集い、その作家の作品を上演することを目的に

作られているので、各劇団に作家は一人いますが。

 

老舗の組織にはいません。演出家はいるのに。

 

 

その流れに逆らいたくなって、NLTではNLTコメディ新人戯曲賞受賞者で

第二文芸部を作りました。

そしたら、皆で『やじ×きた』デビュー!

 

やったね!

 

その顛末と意図を詳しく書きました。

 

 

 

 

 

それと、

巻末のページ「神保町遊遊雑記」のページ、つまり編集後記の最終ページですね。

そこに編集者さんがこんなことを書いてくださっています。

 

「池田政之さんが (中略) パーティ会場に一緒に現れた時、主演俳優の小泉駿也

 さん、松岡翔さん、根本拓人さんの姿に釘付けになったとNが言った。りりしく涼

 し気な目元、立ち居ふるまい、何とも言えないスターのオーラが有って (後略) 」

 

よ! ヒューヒュー!

 

テアトロさん、気を使ってくださってありがとうごぜぇますだ。( ´∀` )

 

三人、頑張れよ!

 

 

 

 

とにかく、盛りだくさんの5月号、絶賛発売中です。

皆様、是非手に取ってお読みください!

 

 

 

 

 

 

あ、最後に……

夕べアガサ・クリスティの『予告殺人』が日本の現代に置き換えたドラマがありま

したね。久しぶりに悲しくなるミステリドラマを観ました。

完全に破綻。矛盾だらけ。

70年前のクリスティの時代やから成立する話を、現在にするのなら、もう少し気を

つけてくださらないとねぇ。外界と遮断された状況で警察介入を避けるか、警察が

出るなら現在捜査をキチンとする前提で、あの話を成立させてくださらないとねぇ。

ホンの一例。大浦クンが撃ったと思わせたくとも、硝煙反応どうします?

それから……あかん、多すぎて……

 

 

三谷さんの『黒井戸殺し』は終戦後の話でした。やっぱり、流石は三谷さん !!!

 

 

 

 

 

 

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