東海道獨道中記① 5月29日

〈ま〉の日常

 

 

行ったり来たりで30年。

 

そんな大げさなもんではありませんが、

東京に住んで 30年です。

 

その間何度新幹線に乗ったことでしょう。

 

仕事柄、劇場のある名古屋、大阪は年中。博多たまに。

 

更に、実家と行ったり来たり。

 

特に親が高齢になってからは、年の半分近くは実家です。

 

仕事道具のワープロ、パソコン、さらに現在やっている資料は

東京と実家、どちらにも同じものが置いてあります。

道中を軽装にするために。

 

今日はそのコースをちょいと紹介しましょう。

名付けて『東海道獨道中記(とうかいどうひとりどうちゅうき)』その①です。

 

 

まずは地元西脇から都会に出る手段。

 

一つは旧・駅前(廃線になった鍛冶屋線西脇駅)の西脇ロイヤルホテルにある

バスターミナルから出ている新大阪駅行きの特急バスです。

高速を走って新大阪まで1時間半です。(でもよく渋滞で遅れるからなぁ)

去年の秋は三連続2時間以上かかったしなぁ。全部西宮北インター辺りから

宝塚インター、そして新御堂と、込みまくったからなぁ。

 

もう一つが在来線・加古川線西脇市駅(旧・野村駅)から加古川に出て

そこから山陽本線で姫路か西明石に出て新幹線に乗るパターン。

こちらは新大阪まで約二時間。時間はバスよりかかるけど確実です。

バスが遅れればこっちの方が早くなります。

 

今日は姫路駅経由のパターンです。

 

 

西脇市駅の桟橋上からの景色です。

 

加古川まで50分。そこから姫路(西明石でも)山陽本線新快速で10分。

 

 

次は姫路駅ホーム名物「駅そば」です。

 

 

 

 

関西では結構有名。

実は、蕎麦だけど、そば粉は使ってません。小麦粉のそばです。

なにそれ?と思われた方、中華そばや焼きそばみたいなもんだと思ってください。

 

 

こちらがもっともオーソドックスな天ぷら載せ350円。

ボクの小学校のころまでは、メニューはこれだけでした。今はいろいろ……

 

終戦直後からある、本当に有名な駅ホームのそばなんです。

ちなみにホーム上だけでなく、新幹線乗換場、加古川の駅、

それと驚くなかれ大阪梅田阪神百貨店地下にもあるそうです。

 

その味は………一口食べると、

「世の中に、こんな貧乏たらしい食べ物があるのか」と思ってしまいますよ。

何だそれ。

 

でも………癖になるんです。

子供のころから食べてます。姫路を通る時は必ず、必ず食べます!

食べなきゃいられないい何かがあるんです。何やそれ。

 

大阪在住でいらした大御所SF作家の小松左京先生、眉村卓先生も

よく、わざわざ姫路駅までこれを食べに行ったと聞いたことがあります。

間違っていたらごめんなさい。でも確かに聞いた………

 

皆様も姫路駅を通られるときは是非。

 

そこからひかりで新大阪、あるいは京都へ行き、そこからのぞみに乗り換えて

一路東京へ。

 

 

ちょっと煙っているけど富士さんです。

 

西明石経由編、新大阪直通バス編、その他いろいろ

『東海道獨道中記』たまに出てくるかもしれません。

 

絶対投稿数合わせやな………

 

 

 

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