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唸ってます。12月5日

〈ま〉の日常

 

 

ウーンと唸っています。

 

2日の夜はハマキヨの千穐楽だったので、М-1は録画。

で、今見終えました。

 

優勝者を知らずに見たかった、てかそのつもりだったのですが、

どこ見ても霜降り明星優勝の文字が……( ´∀` )

 

なので結果を知りつつの観戦でやんす。

 

 


 

 

 

ごめん。せいやクンの顔が……( ´∀` )

 

 

 

さて、今年もボクなりに採点しました。

ボクも、演者ではありませんが、コメディ作家として、喜劇の演出家として

コメディを作る毎日です。

それと、NLTコメディ新人戯曲賞の審査員でもあるので、М-1審査員と

どれくらい感性が合うのかも自分なりに興味がありますし。

 

 

ただ、感性が合わなかったとしても、実は演劇としての喜劇(コメディ)と

漫才やコント等のお笑いは作品を作る上で大きく異なる部分があります。

 

作品で生む笑いには大きく分けると3つあります。

  1 構成・展開・ストーリーから派生する笑い

  2 刹那の笑い(ボケ・言葉遊び・勘違い・ギャグ等々ですね)

  3 演者の個性による笑い

です。

 

演劇で脚本を作る場合は、3は除外します。つまりまず1をしっかり書き、

そこへ必要なら2を適時配します。

勿論キャストにおいては3も強力な武器ですが(塩沢ときさんなんてすごかったですも

の)、それはあくまでも脚本を書いて、それからキャストを見て考えればいいわけです

から。

 

一方お笑いは、123のどれか一つだけで作品を作っても(勿論全部でも)かまいませ

ん。面白ければ。要は100点満点に近づけばいいわけですから。

昨年の和牛の結婚式のネタは123全部が入った素晴らしいネタでしたね。

 

 

 

さて。

 

今回のボクの採点です。あ、あくまでもボクの勝手な採点ですから、怒らないでくだ

さいね。登場順です。

 

  見取り図      89

  スーパーマラドーナ 86

  かまいたち     90

  ジャルジャル    86

  ギャロップ     88

  ゆにばーす     89

  ミキ        92

  トム・ブラウン   89

  霜降り明星     90

  和牛        92

 

ね。

変でしょ。

 

だから唸ってるわけです。

 

見取り図。最初だけどボクは面白かったなぁ。マルコ牧師、ボクが知らんだけでそう

いう人いるんやろなぁと思っていたら、誰やねんそれ! ワロタわ。90点つけよかと

思たけど、最初なんで89点にしたわけです。ボク的には5位。でも現実は下から2番

目。

 

ゆにばーす。89点。見取り図と並んで5位。あのいきなりの昭和男女漫才。たいした

もんやと思たもんですから。でも現実は最下位やもんね。

 

ミキと和牛が高得点。

片やジャルジャルが最低点なんですよ。ほとんど上沼さんと同じ。上沼さんは天才や

から、その方と同じなのは喜ぶべきかな。( ´∀` )

片や志らくさんなんて99点やもんね。

彼らのやろうとしていることは分かります。でも……彼らにはもっと面白いネタが、

若いころもっと漫才的な、面白いネタがあったと思うのですが。去年は6位。今年は

3位。ボクが年取ったのかなぁ。

 

ところが同様に、何なんだ?と思ったトム・ブラウン。ボク無理ですわ。あそこまで

一義的に演技をされると。お芝居でもボク一義的にやる奴を徹底的に直します。一義

的というのは、台本の台詞の言葉通りの表情をするという意味です。「昨日は寒かっ

たけど今日はあたたかいね」というセリフを「昨日は寒かったけど」を目いっぱい悲

しい顔をして言って、次の「今日はあたたかいね」で急に満面の笑顔で言う。からく

り人形か。この演技が許されるのは子供芝居だけです。「みんなぁ元気ぃ!……あれ

ぇ、声が小さいぞぉ」 「みんなぁ元気ぃ」で笑顔。「あれえ、声が小さいぞぉ」で急

に悲しい顔。ね。これです。下手な役者が勘違いしてやる芝居です。やってる本人は

芝居してる気になってしまう恐ろしい大根演技のことです。

トム・ブラウンがそうでした。ましてやってること何が何だか。こりゃ無理だと思っ

て見てました。それが……押し切られました。力技に。で89点。特に二本目、加藤一

二三先生が土の中から出てくるというネタ、ホンマにホンマに見てみたい! それと、

右の人(みちおさん)が一瞬モー娘。のマネをした時、あるある探検隊(レギュラー)の

松本クンを思い出したのは僕だけでしょうか。( ´∀` )

 

スーパーマラドーナ。ボク大好きでボクの中では本命だったのです。あれは、ネタの

チョイスミスのような気が……一昨年の時代劇のネタ、あれ、最高やったけどなぁ。

あの年は銀シャリ、和牛と、物凄い年やったからなぁ。

 

 

 

ボク的には決勝は、92ミキ、92和牛、90霜降り、同点でかまいたちでした。

現実は霜降り、和牛、ジャルジャルでした。

 

 

 

そして決勝。ボクの採点。

  ジャルジャル  85

  和牛      88

  霜降り明星   88

   

 

 

ジャルジャルがが世に出てきたころの、田舎の少年に野球を教えるネタなんて、衝撃

的やったもん。それが……普段ならいいと思うけど、М-1の決勝で、一つのゲーム的

ノリを突き詰めたようなネタで勝負していいものなのか。和牛のような超ハイレベル

な職人と勝負できるものなのだろうか。

上沼さんはダメと仰った。その上沼さんが来年は審査員を卒業すると仰った。

 

だから唸ってるんです。

 

ボクはどうしよう……

 

とにかく、もっともっとお笑いを見て勉強しておかないと……

 

 

 

 

 

 

飛田康介引退公演千穐楽 12月4日

池田政之の仕事

 

 

一昨日の2日、今年のハマキヨが終わりました。

 

飛田康介引退興行も終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

絶対帰って来いよオヤジ!

 

勿論飛田さんには飛田さんの事情があります。意地もあるでしょう。

 

でも、今はそういうしかありません。

 

お客様のアンケートを拝見しても、皆が望んでいます。

 

あんな怪優いません。

 

 

 

さて、第51回池田賞です。

 

本当ならオヤジに特別大賞か特別名誉賞をあげるところなんでしょうね。

あげません。

来年帰ってきたらあげます。

 

 

で、こうなりました。

 

正賞       ナシ。

審査員特別賞   村信 保   (舞台監督・多大なる貢献に・金壱阡圓)

         阿部圭司 (協力・多大なる協力に・金壱阡圓)

 

 

 

飛田さん、お帰りを待ってます。

 

 

 

 

飛田康介引退公演初日! 11月29日

池田政之の仕事

 

 

 

 

 

 

 

今日はハマキヨ公演のネタバレです。

 

本日、今年最後の舞台・お馴染みハマコクラブキヨコクラブ第19回公演の

初日です。

 

ま、今年最後と言っても初日を開けるのが今年最後で、稽古は来月にも

松平健・中村美律子特別公演の稽古がありますが。

ちなみに初日は来年1月4日です。

 

 

 

 

さてさて、今回のハマキヨは飛田祭り。

そう、あの飛田さんの引退興行となっております。

 

 

彼はハマキヨにおいて過去5人の飛田役を演じてきました。

米屋の飛田、飛田部長、プロデューサーの飛田、中華屋の飛田、

そして昨年は経理の飛田。ま、経理の飛田は声だけでしたが。

そう、今年は、全部まとめてサヨナラ飛田!

 

 

 

そこで今年は全飛田を出します!

 

 

とはいえ、それでは大混乱なので、メインの飛田を1人決めます。

決めますって誰が? そう、お客様がです!

 

つまり、開幕時にお客様に拍手で1人の飛田を選んでいただき、

その飛田がメインで物語が進み、後半残りの飛田も登場という訳でやんす。

 

そう、つまり、我々は5人の飛田に対し、5通りの台本、5通りの稽古を

やって参りました!

 

 

 

あなたが選ぶのはどの飛田!?

 

 

 

なので5回見ていただいてもOKなのでやんす。

あ、でも、たまたま5回とも同じ飛田だったらお許しを( ´艸`)

 

 

 

さぁ、本日初日はどの飛田になるのでしょうか!

 

 

 

 

 

 

全飛田の写真が勢揃い。

 

 

 

 

飛田のオヤジ、今頃ドキドキしてるんやろな( ´∀` )

 

 

 

 

 

特別な日 11月28日

ごあいさつ

 

  

今日は早朝起きて名古屋御園座へ。

来年1月4日初日の松平健・中村美律子特別公演『暴れん坊将軍』の

スタッフ打ち合わせに出席し、とんぼ返りで高田馬場ラビネストの

ハマキヨのゲネへ。

 

慌ただしかったなぁ。

 

 

 

さてさて。

今日はボクの人生において特別な日でした。

 

とはいえ、精神的にも、肉体的にも、感情的にも、金銭的にも、仕事的にも

別に、昨日と同じ、何も変わらないのですが、それでも特別な日でした。

 

 

ゲネの後、居酒屋で、ハマキヨの出演者の皆が、ご馳走してくれました。

 

そして皆から、今話題のハズキルーペを頂戴しました。それも真っ赤な。

 

 

 

 

 

 

 

更に、藍菜からマフラーとリストバンドを。それも真っ赤な。

 

 

 

 

 

 

 

全部着けるとこうなりました。

 

 

皆ありがとう!

 

 

明日からも変わらず頑張って参ります。

 

 

 

それと、静岡の服部さん。

毎年メールありがとう。

名古屋までの往復で、貴方の側を2度通りました。

 

 

 

 

 

 

 

コロッケさん千穐楽 11月24日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

西へ東へ行ったり来たりの池田でごんす。

 

空気が澄み渡る季節、新幹線から見る富士山が一際綺麗でやんす。

 

 


 

 

 

 

さて、本日名古屋御園座コロッケさん特別公演、ボクの脚本の

『日本一 尾張の賑わい殿様』の千穐楽でした。

 

正しく賑わっておりましたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

ハマキヨの稽古ももう佳境。

 

先日は中村の誕生日でした。

毎年この時期はハマキヨなので彼だけは毎年お祝いしているような……( ´∀` )

 

 


 

 

 

彼ももう立派な歳になりやした。

 

 

もう直ぐ初日。

 

なのに又風邪で……

今年は2度目。年初めにはインフルとのダブルだったので、

今年は風邪の当たり年? なんやねんそれ。

うがい手洗い、メッサやってます!

 

 

 

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