最新ニュース

稽古場から劇場へ 10月23日

池田政之の仕事

 

 

 

『劇場』の稽古もついに終盤。

 

1937年のイギリス・ロンドンの劇場の舞台上を舞台に、

おかしくて悲しくて痛快なコメディが展開されていますよ。

 

 

昨日は衣装を着けての稽古でした。

 

舞台は春夏秋冬の四場。つまりみんな四着は必要という訳です。

 

舞台は舞台上なので、かなりのコスチュームプレイが展開されています。

 

ものすごいことになってますぞ。

 

 

その中からすこぉし紹介しますね。

出来るだけ大人しい奴を。なんでやねん。

そうかて派手なのは是非劇場でご覧くださいまし、というわけでごんす。

 

 

 

まず上の写真は衣装をチェックしているロムさんと平松さん。

それを見ている息子役の吉田クンと夫役の河内クンがまともに見えます。(笑)

 

 

 

次は劇場マネージャー役の川島さんと、舞台監督役の小林さん、

舞台スタッフ役の由川、大槻、そしてイケメンの溝呂木君は?な青年役でごんす。

 

 

 

 

    

 

 

阿知波さんと根本。根本はイギリスのチケット売りの青年でごんす。

阿知波さんは二十年間ロムさんについている付き人の役。

 

 

 

 

 

 

 

さぁこちらは王妃のロムさんとリア王の平松さんの正面。すごいことになってます。

ね、両脇のイギリス紳士の河内クンと溝呂木クンがまともに見えますでしょ。

 

 

 

 

 

 

劇場スポンサーで貴族の安奈、若き女優のチヒロ、

劇場スタッフ役の松岡と霜垣。

 

 

 

みんなが 場面ごとにとっかえひっかえ。

 

ホントに楽しい喜劇に仕上がってますぞ。

 

 

25日より池袋シアターグリーンで開幕です。

 

 

どうぞお出かけくださいまし。

 

 

 

 

稽古三昧 10月14日

池田政之の仕事

 

 

ご無沙汰いたしました。

 

なかなか更新できずすみませぬ。

 

 

ボクは稽古三昧の日々、更に来年のNLTや自身の仕事の打ち合わせに

追われておりました。

 

なにせ、始まった大好きな『相棒』も『ドクターX』もまだ録画見れてないし。

 

 

 

でも、稽古は順調に進んでおりまするぞ。

 

 

 

さて、昨日はNLT支持会の皆さまによる『劇場』稽古場見学会がありました。

 

まず第一幕第一場の約30分を見て頂き、その後は、茶話会にトーク。

 

支持会の皆さまにも楽しんでいただけたと存じます。

 

NLTの支持会に入っていただくと、稽古場見学会のほかにも、

劇場での観劇後の茶話会に舞台裏見学会(舞台上に上がっていただきます)、

更に年間三本~四本のお芝居すべてが、年間一万円でご覧いただけ、

会報誌スポット、パンフレットが全て無料、

更に更に、俳優との懇親会等楽しい交流会もございます。

 

NLTは再来年創立五十周年。

支持会の方にどんどん新しい試みを提供しようと考えています。

 

どうぞ、ご入会くださいませ。

 

 

 

と、ひとまず宣伝をしておいて(笑)

 

 

ここからは稽古場風景を少々。

 

 

 

 

 

 

ロムさん(旺なつきさん)、阿知波さん、安奈、松岡、小林勇樹さんの顔も見えます。

 

 

  

 

 

 

 

ロムさん扮するジュリアの魅力に、安奈崩れ落ちる之図。

後ろには俳優座の河内浩クン。ロムさんの夫マイケル役です。

なぜか霜垣真由美の顔も見えます。なぜかて、そら出てんねやからいてるわな。

 

 

 

 

 

 

 

 

大迫力・平松さんの亡霊?

 

 

 

 

 

 

 

 

稽古の後は当然?酒。

ロムさんと阿知波さんの美女の挟まれた川島一平さん、て、おいおい、一平さんは

稽古風景やなしに、酒の図かい?

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちは違う日の根本と松岡。

 

 

て、別に毎日飲んでるわけじゃござんせんよ。

 

今日は飲んでないし。今年酒を抜いた日153日になったし。

 

 

 

とにかく、稽古は迫力をもって順調に進んでいます。

 

最近少なくなった本建築の人間喜劇に仕上がっています。

 

 

どうかどうかご覧くださいまし!

 

 

 

 

稽古順調! 10月3日

池田政之の仕事

 

  

 

キングオブコントの優勝が決まりましたね。

 

ライスさん。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

ボク、存じ上げませんでした。

 

今回、よく存じ上げない方々が、四組もありました。

 

 

 

それにしても審査するの大変ですな。

 

キングオブコントが今のような審査方法になったのは去年から。

その時、三村さんや日村さんが「疲れる」と仰ってたこと、よくわかります。

ひょっとしたら自分の点数で、その人の人生に多大な影響を与えてしまう

のですからね。

そりゃ良心の全てをかけて、真剣に、真剣に、真剣に審査しなきゃ

いけませんものね。

 

 

NLTコメディ新人戯曲賞も、一回目の会議ではもちろん結論は出ず、

更に数作に絞っての、改めての再審査となりました。

 

 

ボク、最終に残った作品をもう一度読みました。これで三度読んだことになります。

 

 

決めました。ボク的の一番を。

 

他の審査員の方たちは違うかもしれません。

 

 

さっきも松本さんが「ボクいっつも、最後この人優勝と決めた人が、優勝しない」と

仰ってました。

 

 

ボクもオンタイムで見ていて、ライスさんではありませんでした。

すみません。(笑)

 

 

あ、そうそう、ボク的なベストコントはジャポケの一本目です。

よくできた、コントというよりコメディでしたね。

 

 

 

さぁ、今月終わりに行う最終審査会。

 

ボクが思っている作品が受賞するでしょうか。

 

 

 

 

さてさて、『劇場』の稽古も順調に進んでいます。

 

 

いやぁ、予想以上に、早くもいい芝居に仕上がりつつありますぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはその一コマ。ロムさん(旺さんの愛称です)と安奈のシーン。

 

 

 

まだこれしかシャメ撮ってなくて。

 

これからバンバン撮っここに載っけていきますね。

 

 

お楽しみに。

 

 

 

 

あぁあ・・・ 9月28日

〈ま〉の日常

 

 

高松宮殿下記念世界文化賞という賞があります。

 

日本がノーベル賞にない文化芸術を補う形で作られた賞です。

つまり文学賞以外の絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の五部門。

 

その演劇・映像部門に、今年は、ボクはこの人しかいないと思っていました。

 

 

そこで、この春、地元の衆議院議員の先生に提案書にしてお送りしました。

勿論、後援者の人を間に立て、秘書さんの「ファックスしてくれ」という

指示に従ってですよ。

 

 

 

オリヴィア・デ・ハヴィラント。

 

 

大女優です。

 

 

皆さんも是非 wikipedia を参照してみてください。

そのあまりに輝かしいキャリアに圧倒されるでしょう。

 

1939年『風と共に去りぬ』のメラニーがとくに有名ですが、

『遥かなり我が子』と『女相続人』でアカデミー主演女優賞を二度受賞。

勿論ゴールデングローブやニューヨーク批評家賞も受賞済み。

 

更に、アメリカのブッシュ(ジュニア)大統領から、フランスのサルコジ大統領から、

ともに国家最高の勲章を受けでおられます。

サルコジが受賞式典で彼女に言った言葉「終の棲家にフランスを選んでくださった

ことを誇りに思います」ですって。イキですねぇ。

 

つまり現在はフランス在住です。

 

 

今年の7月、100歳になられました。

 

 

しかもオリビアはなんと日本生まれなんです。

 

 

父君が東大で教鞭をとるために夫婦で来日されたときに東京で生まれました。

 

妹のジョーン・フォンテインも東京生まれ。ちなみにジョーンも『断崖』で

アカデミー主演女優賞を受賞しています。すごい姉妹ですね。

ちなみにジェーンは聖心女学院に通ったそうですよ。

残念ながら3年前に96歳で亡くなられています。

 

 

 

 

 

これは、8年前ブッシュ大統領から国家勲章をもらった時の92歳のオリビアです。

ちなみに、今はオリヴィアと表記するそうですね。昔はオリビアでした。 

 

 

 

オスカー候補5度。2度受賞。他に受賞歴数々。

『風と共に去りぬ』出演者唯一の生存者。しかもメインキャストで。

90歳を過ぎて存命の俳優の最高位としてアメリカ、フランスから国家勲章が。

そして今年100歳。

そしてそして、日本生まれ。

 

すでに今年イギリスからも賞が来てます。

 

 

今でしょ!

 

 

あげようと思ったら死んじゃった、なんてのはもう、ローレンス・オリビエと

キャサリン・ヘプバーンで懲りたはずでしょ。

 

 

今、賞を日本があげたら、欧米からも「お、日本、文化が分かってるね」

と言われること間違いなしだったんです。

 

地元の先生が諮問委員会に上申し実現していたら「先生、文化が分かってるね」

と言われること間違いなしだったんです。

 

 

ボクが地元の先生に提案書をファックスしたのは春4月。

以来、「ファックス、間違いなく届きました」の返事もなし。

結果の報告もなし。とにかくなしのつぶて。

 

 

 

今月13日、文化賞の発表がありました。

 

演劇・映像分野はマーティン・スコセッシ監督ですって。

 

いえ、別に文句はありませんよ。名匠やそうやし。

 

けどねぇ、スコセッシ監督なら別に今年やなくても、来年でも、再来年でも

かまへんやん。

 

まして世界文化賞は〈今〉の人より〈功成り名を遂げられた〉方にあげる賞でしょ。

 

 

 

オリビアは100歳でっせ。

 

アメリカも、フランスも、イギリスも、彼女がどれほど偉大な芸術家であるかを

きちんと理解しています。

 

生まれた国の日本がこれじゃ……

 

 

 

とにかく、文化面で欧米に対し「ドヤ顔」できる大チャンス、またも日本は

逃がしましたね。

 

 

残念なので、酒でも飲んでこぉ。

 

 

 

 

 

『劇場』開始 9月27日

ごあいさつ

 

 

今秋のNLTと劇団〈ま〉の提携公演『劇場』の稽古が始まりました。

 

飲みも。

 

 

 

 

 

稽古場風景も順次アップしていきますね。

 

お楽しみに。

 

て、今日はそれだけかい。

 

すみません。二日酔いで……

 

 

 

« 古い記事 新しい記事 »