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初CD 4月12日

池田政之の仕事

 

 

 

昨日、人生初のCDの録音に行って参りました。

 

つまり作詞をいたしました。

 

もちろん劇中歌やショーのために作詞をしたことは何度も何度もありますし

その録音の為に音楽スタジオに行ったことも何度もあります。

 

ですが、ちゃんとした歌手の方の新曲に詩を提供し、CDになるのは初めてでごんす。

 

発売は7月なので、情報解禁になったらここでお知らせしますね。

 

カラオケにもなるので歌って下さいまし。

 

 

 

さて、東京某所、ものすごく高級マンションが建ち並ぶ高級住宅街の一角に

そのものすごく大きくて豪奢なスタジオはありました。

 

これです。

 

 

 

 

 

なんだか分からんでしょ。

 

車入れの横に警備員もいる入り口があるのですが、

そこは既にB2。

 

 

エレベーターでB1にあがるとホテルのロビーかと思ってしまいました。

お洒落な絵の額があちらにもこちらにも飾られて。

 

 

さてさて、スタジオにはびっくりするほどの多くの方が。

 

作曲の弦哲也先生、歌手の方(解禁になったら堂々と明かしますね)と

その事務所の方々。レコード会社の方々。演奏者。スタッフ。

 

 

ちなみに弦先生は「天城越え」や「ふたり酒」、水森かおりちゃんのほとんどの歌、

さらにはボクの地元の西脇市の市歌も作曲されています。

 

 

 

歌手の方(解禁になったらすぐ発表しますね)、ボクをご指名して下さって

本当に本当にありがとうございます。

 

 

ああ、解禁が楽しみでやんす。

 

 

 

 

ドラマにも声優魂 4月9日

〈ま〉の日常

 

 

 

昨年の春、一冊の素晴らしい本が出版されました。

 

これです。 

 

 

 

 

 

 

本が白くてバックが白いから何がなんやら。

 

本です。講談社系列の〈星海社新書〉というところから出てます。

 

著者は日本一の声優・大塚明夫氏。

 

そう、ボクがこの世界に入った最初の同期生です。

 

 

去年出たのでもっと早くに紹介したかったんですが、

ごめん明夫ちゃん、ようやく読みました。

 

いやいやいや、声優の世界の厳しさとプロとしての心得がぎっしり。

 

名著です!

 

声優を目指す若者よ、必読の一冊ですぞ。

 

 

 

 

さて、フラックジャックや攻殻機動隊やデンゼル・ワシントンやニコラス・ケイジ

で声優として、アニメに洋画にナレーションにCМの声と、テレビからその渋い美声

を聞かない日はない、超売れっ子声優の氏ですが、実はものすごくちゃんとした俳優

さんでもあります。

 

昨年ブレイクの吉田鋼太郎さんと一緒に〈劇団AUN〉を立ち上げ

シェークスピアを演じたかと思うと、ハマキヨでおバカをやるし。

所属のマウスプロモーションさんのお芝居では『桜の田』『桜の花にだまされて』

『銀と赤の記憶』『桜の下のハムレット』で、ERの会では『はだかの王子様』で、

そしてハマキヨ『たそがれの映画監督』『プロデューサーはかく語りき』

『ひとり芝居をみんなで』と、ボクは8本も一緒してます。

 

 

その同期・明夫ちゃんがテレビドラマ初主演です!

 

これです。

 

 

 

 

 

 

 

5日の火曜日から始まった、BSジャパン、夜11時から

『真夜中の百貨店~シークリットルームへようこそ~』

 

 

オンタイムが無理だったので録画してようやく観ました。

 

渋い! 流石流石渋い渋い!

 

明夫ちゃん、カッコええがな。

 

背が高いから映える栄える。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎回閉店後の深夜の百貨店に、1人だけ現れる客に対し、客の人生も見ぬき、

唯一無二の品を進める、夜の百貨店を支配する不思議なコンセルジュ。

 

客に対し、尊大にならず、さりとて卑屈にならず、

全てを見ぬき接客するコンセルジュという難しい役所を

見事に演じてますぞ。

 

 

明夫ちゃん、毎週録画して観るけんね。

 

 

皆様も、本物の声優の渋い声と演技を是非ご堪能あれ。

 

 

 

 

春に嵐の 4月8日

〈ま〉の日常

 

 

 

 

いやぁ、昨日はホントに春の嵐のようでしたね。

 

桜、大丈夫でしょうか。

 

満開になった途端の強風と雨。

 

昔、松竹新喜劇の『幸助餅』という芝居のセリフで

「花に嵐のたとえの通り、何の因果かその先で、ばったり逢うた雷五郎吉」

というのがありましたけど、まさしくでしたね。

 

皆さんのお近くの桜は散ってませんか?

 

 

ボクは一昨日、実家の近くの川沿いでホンのちょっとだけ桜を

愛でました。

 

 

 

 

 

 

 

見事でごんす。

 

平日ですが、結構多くの方が花の下でお昼のお弁当を食べてらっしゃいましたし

デイサービスの方達かな、杖や車いすの高齢者の方をつれてきてらして

愛でてらっしゃいました。

 

 

去年見つけた中目黒駅の東横線内から見る

雲の上の如き桜は、大丈夫か、心配でごんす。

去年の3月31日にここで書いた「桜の海」のことです。

 

これです。

 

 

 

 

 

 

花の雲の上を電車が通るところでごんす。

 

もし大丈夫だったら皆様是非。

 

 

 

 

 

しくじり先生 4月5日

〈ま〉の日常

 

 

 

以前、見たんですよ「しくじり先生」

 

ゆうこりんの回とオリラジの回。

 

いやぁメッチャ面白かったんやけど、

共に次の回仕事で見るのも録画するのも忘れてしもて

結局日々の生活からフェードアウトしてしまいました。

 

 

 

昨日久しぶりに見やした。バウバウの松村クンと、はんにゃの回。

 

 

 

 

 

 

いやぁ面白かった。特にはんにゃの方。

 

 

昔「人に歴史あり」という番組があったけれど

はるかに面白いてんな。

 

ま、比べたらあかんか。人選が全く違うし。

 

 

今度こそ毎週録画にセットいたしました。

 

 

「相棒」も終わったし、楽しみが一つ減ったから、

その穴を埋めたぞ。

 

 

みなさんも是非見てみて下さいやし。

 

 

ショーンkもそのうち出るのかな。

 

 

 

 

幕間と幕間 3月30日

〈ま〉の日常

 

 

 

NLTの書庫でお洒落な本を見つけました。

 

 

 

 

 

 

『幕間のパリ』

 

なんてお洒落なタイトルでしょうか。

 

 

この本を手に取って、あることを思い出しました。

 

 

幕間。

 

これは「まくあい」と呼びます。

が、一方「まくま」とも呼びます。

 

昔、ボクがお芝居のセリフで「まくま」と書いた時

観客の方から、アンケートで、すごい高圧的嘲笑的おしかりを受けました。

「幕間と書いてまくあいと呼ぶ。そんなことも知らないのか!

そんな奴が書いた脚本など見るに値しない!」と。

 

名前と年齢は書いてあり、ご年配の男性の方と分かったのですが

住所や電話番号は書かれてなかったので、それきりになりました。

 

残念です。

 

だって「まくま」と「まくあい」はちょいと違うものですから。

 

 

ともに幕と幕の間の意味ですが、「まくあい」と「まくま」は違います。

 

「まくあい」とは一幕と二幕の間。そこには休憩が入ります。

新劇や小劇場なら15分。いわばトイレ休憩ですね。

商業演劇なら30分。食事もできます。

 

これが「まくあい」です。

 

大昔は芝居見物は一大娯楽で、観客にとっては食事を挟んでの大イベントでした。

升席や桟敷席で、まくあいに酒を飲んだり食事をしたり。

芝居も三本立て四本立て五本立てで、歌舞伎は今でもそうですよね。

一本目の芝居と二本目の芝居の間、これが「まくあい」です。

 

 

今でも大相撲はそうですよね。

升席や桟敷席で焼き鳥を食ったり。

 

大相撲では十両と幕内に間に休憩が入ります。

いわば、あれが「まくあい」です。

ただ相撲ではあれを「中入り」といいますよね。

この言葉、元々は能楽からきてるそうですよ。

 

 

閑話休題。

 

今、「まくあい」は死語です。

休憩と言ってしまうからです。

「まくあいに楽屋へ顔を出して」とは言いません。

「休憩に楽屋へ顔を出して」と言うからです。

 

 

それに対し「まくま」は、

一幕と二幕の間でも休憩とはならず、客席は薄暗く、音楽が流れて、

場面を変えてそのままお芝居が続く、その間のことを言います。

 

これは今でも生きています。

 

今では「まくあい」と「まくま」ではなく、「休憩」と「まくま」に

なってしまいました。

 

もちろん元々「まくま」という言葉は存在したのかどうか? 

だれかが使い出して幕内で一般化したのでしょね。

ボクがこの世界に入った33年前にはもうありましたけど。

 

 

 

これが正しいかどうかわかりません。

ただボクは先輩からそう教えられ、以来30年以上

そのように使用してきました。何の支障もありません。

 

でも、今でも、俺は「まくあい」と呼んでいる!

という、先輩もいらっしゃるでしょうね。

 

 

 

さて、昔ボクがセリフで書いたのは、転換中の幕間のこと。

すなわち「まくま」です。

 

 

そのおじさん、連絡先さえ書いておいて下さればご説明したのに。

 

 

 

さて、『幕間のパリ』ですが、これは「まくあいのパリ」でしょうね。

 

昔「幕間劇」いうのがありました。

クリトリーヌの『パタン君』や『署長さんはお人よし』など、

NLTでもアトリエ公演でやりましたが、その説明は又いずれ。

 

 

そうそう、NLTの若人たちよ。

『幕間のパリ』は今ボクが借りてます。

書庫へ行っても今はありませんのであしからず。

 

 

 

 

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