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ひたすら明るい稽古場 6月21日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

 

14日から始まった明治座さん7月山川豊さん水森かおりさん公演の稽古も

超・順調に進んでおりやす。

 

 

もう笑ってばっかり!

 

 

そして稽古後は呑んでばっかり。

 

 

安奈ゆかり、中村俊洋、根本拓人をベースに、遠藤真理子ちゃん、真砂京之介さん、

竜川剛くん、重田千穂子さん、そして大信田礼子さんと、毎日トッピングを変えて。

ピザか。

 

でも、本当に皆さん楽しく、のびのびと稽古をしています。

 

 

これはその内、大信田さんとえんまりちゃん参加の時の一コマ。

 

 

 

 

 

 

 

大信田さんに御馳走になってしまいました。感謝でごんす。

 

 

 

 

さて。

 

明治座の森下の稽古場へは、ボクは日比谷線で茅場町まで行き、

そこからタクシーなのですが(ワンメーターです)、

その茅場町の道路に紫陽花が数本咲き誇っていました。

 

 

道路に紫陽花って? 珍しいので写真を1枚。

 

 

 

 

 

 

 

ついでにもう1枚。

 

 

 

 

 

 

大都会のど真ん中の主要道路の歩道にこんなに紫陽花が!

 

 

流石東京でごんす。

 

 

 

 

 

やっちまった! 6月10日

読書感想文

 

 

 

学生時代京都にいました。

 

 

京都に行くことが決まった時、うれしかった。

そうかて、小学校の修学旅行で行ったところに、毎日いられるわけやから。

 

いろんな観光名所へいつでも行ける。

 

で、四年間、ぜんぜん行きませんでした。

 

<いつでも行ける>というのが逆ミソですな。

 

 

 

片や、タバコが後三本。でもその横に無開封がもう一箱あったら、

安心して、三本はなかなか減りません。

 

でも三本で終わりだったら、余計吸いたくなって(正確には呑みたくなって)、

イライラきてしまいます。

 

三本がなくなったら<いつでも吸えない>というのがミソですな。

 

 

 

 

さて。

 

締め切りでごんす。もう絶体絶命。

 

しかももう直ぐ7月明治座の稽古が始まります。

その初日が開いてからでないと、時間が取れない。

 

つまり活字欠乏症は7月半ばまで解消できない。

 

そう思うと、余計イライラ来て……

 

 

 

で、読んじまったぜミステリー。

 

それも1晩に2冊。嗚呼……

 

 

これです。

 

 

 

 

 

 

小島正樹さんの『祟り火の一族』と『扼殺のロンド』

 

 

前回『呪い殺しの村』がなかなかだったので。

 

探偵役も同じく海老原浩一クンなので。

 

 

これでこの人のは『武家屋敷の殺人』『十三回忌』『硝子の探偵と銀の密室』そして

『呪い殺しの村』に続いて5、6冊目となります。

 

 

流石トリックメイカー。不可能犯罪バンバン。そして読みやすい文体。

 

 

なにせあんたこんなんある?

 

 

ネタバレに気を付けております。ご安心を。

 

 

とある倉庫にアベックが載った車が突っ込んで壁に激突。

ところがその直後、それを知らない大家が扉を閉めて外から南京錠を掛けちゃった。

 

その数日後、へしゃげた車の中からアベックの死体が発見される。

発見された時、車はへしゃげて扉もなにも絶対開かない状態。

しかも南京錠。つまり二重の密室。

 

でも事故だから、密室は関係ないと思いきや……

 

アベックの死因が、男は高山病。(高い山なんかないのに)

女性は扼殺後、腹を引き裂かれて内臓を持ち去られていた。

 

もう一度言います。車は大破して、警察が用具を揃えないと開かない状態。

しかも南京錠。

 

事故は一気に不可能殺人に突入して……     『扼殺のロンド』より

 

 

 

こんなんばっかりですよ、この人は。

 

 

ちなみに『祟り火の一族』も、ありえない6つの怪談話が

全部現実の事件になり、空中に白装束の女が突然現れたり、

のっぺらぼうが出てきたり、突然人間が燃え上がったり、

緑色の顔をした女がスーパーマンのように飛んで来たり……

 

 

ああ、ありえないトリックのオンパレード。

 

 

しかも読みやすいのであっという間に。

 

 

それで一晩に2冊読んじった。

 

 

で、朝……

 

 

やっちまった……

 

 

ああ、締め切りがぁ!

 

 

 

重厚さはあまりないけれど、こけおどしの割にはトリックは小ぶりやけど、

これだけ次から次に不可能トリックのオンパレードはなかなか。

つまりこの人の読みやすさとミステリ度数はなかなかですぞ。

 

 

こうなりゃ『龍の寺の晒し首』と『綺譚の島』も読まなあかんがな。何で。

 

 

 

ああ、締め切りがぁああああああ!

 

 

 

 

三回忌 6月8日

〈ま〉の日常

 

 

 

本日、亡父の三回忌を無事済ませましたこと、謹んでご報告させて頂きます。

 

 

 

早いもので、もう丸二年。

 

 

 

天気予報では今日は雨との事でしたが、

 

雨も降らず、終える事が出来ました。

 

 

仏様に感謝でございます。

 

 

 

 

とにかく、一段落です。

 

 

 

そして初日 6月5日

池田政之の仕事

 

 

 

 

月の小鳥たちが終わって2日。

 

本日大阪新歌舞伎座でコロッケさん公演『渡る世間は倍返し!?』の

初日でした。

 

 

 

2月に明治座で初演。今回コロッケさん、左とん平さん、奈良富士子さん

の3名のほかは、出演者の大半を一新しての、新バージョン。

 

 

客席満席。コロッケさんもお芝居も増々パワーアップしておりましたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクは脚本だけなので、月の小鳥たちの稽古本番で目が回っていて、

すべて演出の金子良次先生に任せっきり。ありがとうございました。

 

 

今月22日まで、エネルギッシュにやってます。

 

 

皆様、是非。

 

 

 

 

 

大千穐楽 6月3日

池田政之の仕事

 

 

 

3月26日に顔合わせをして以来足かけ4か月。

 

ついに昨日NLTダッシュ公演『月の小鳥たち』の千秋楽でした。

 

 

 

 

総勢23名、内研究生16名、更にその内初舞台生が11名(前に10名と

書きましたが11名でした)というフレッシュかつ無謀な座組み。

 

 

やってみせ、仕込んで怒っておだてて飲んで……ヘトヘトになって……

 

 

それでも連日満員のお客様に大いに受けて、どんどん良くなっていって、

のびのびと、いきいきと、元気いっぱいに、懸命にやった結果だと思います。

 

 

昨日はもう感動感動涙涙のグランドフィナーレ(笑)でした。

 

 

 

感謝しております。感激しております。

 

 

歌も好評だったし。帰りのお客様が口ずさんで下さったし。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

という事で、打ち上げは大盛り上がり。更にはやっぱり涙涙……

 

 

 

で恒例の第43回池田賞は以下の通りとなりました。

 

池田賞     葛城ゆい 俳優 多大なる貢献と成果に対し

審査員特別賞  渡辺 力   俳優 その貢献と成果に対し

  同     三井千寿 俳優 その努力と成果に対し

特別大賞    葛城ゆい

 

 

 

我が同期の葛城ゆいは二冠でした。

 

 

 

 

 

 

 

本当に熱い月日でしたが、今何とか成功裏に終わり、ホっとしています。

 

 

皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

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