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ポスター 6月18日

池田政之の仕事

 

 

昨日は大阪松竹座で9月の『道頓堀パラダイス』の台本直しの打ち合わせでした。

 

松竹座はここです。

 

 

 

 

 

綺麗でしょ。

 

これは大正12年 に初めて出来た時の姿で再建されてるのです。

 

当時日本初洋式建築だったんですって。すごい。

 

これまで何度も仕事をさせて頂いてますし、演出もしましたが

見やすい、いい劇場ですよ。

 

 

 

 

さて、もう直ぐ中村美律子さんの公演の稽古が始まります。

 

ところが中日劇場のホームページには全体チラシが載ってなかったので

 

これがそのポスターです!

 

 

 

 

 

 

 

ボクは『夫婦善哉』の脚本・演出と、ショーも演出をします。

 

そう、名取名・藤間雅也の名で。

 

 

松村クンも久しぶり。村上ショージさんは初めて。楽しみです。

 

ちなみにうちからは中村俊洋が出ます。

 

前回出ていた根本拓人は、今月ボクのもう一つの芝居7月末からの劇団〈ま〉

『ボクはヒロイン』に出る為、こちらには出られません。 

 

 

 

ここでご報告です。

 

ご出演の予定だったレツゴーじゅんさんが亡くなられました。

ボクはいったい何本仕事をしたでしょう。明るい、芸人よりも

役者たらんと本当に頑張ってらしたのに。

 

ご冥福をお祈りします。

 

代役は大阪の俳優さん大竹修造さんが勤めて下さいます。

 

 

 

それと、うちから出るはずだった眞継玉青が、体調不良のため

ドクターストップになってしまい、降板致しました。

先日東京で行われたハマキヨ15周年のイベントも、

今年秋のNLTのボクの『法廷外裁判』も併せて降板となります事

ここでご報告致します。

 

 

今回の眞継の役は「カフェ洋子」。

 

以前中日の都はるみさん公演『桂春団治』で、東京がえりで、モダンで、

大阪に東京風のカフェを作った、美人なのにお金にちゃっかりしてる

カフェ洋子という役を作りました。

口癖は「私? カフェ洋子」

 

去年新歌舞伎座島津亜矢さんの公演『阪田三吉』でもカフェ洋子。

 

近代大阪を代表する有名人のツートップ春団治と阪田三吉のボクの新作に

共にカフェ洋子で出演した真継。

 

今回は近代大阪のもう一つの大有名作『夫婦善哉』の新版だったので

ボクはここでも眞継にカフェ洋子で出てもらおうと考えて作りました。

 

桂春団治、阪田三吉、夫婦善哉、これらトップスリーすべてを

ボクが新版で書かせて頂き、その三っつ共に眞継がカフェ洋子で出る。

 

なんて楽しい事だろうと思っていましたのに。

 

眞継の役は代役はありません。カフェ洋子は登場しないようにしました。

 

あの役は眞継だけの役です。

 

眞継が元気に戻ってきたら、またどこかでカフェ洋子を書きます。

 

 

眞継、早く元気になって戻ってらっしゃい。

 

ボクは手ぐすね引いて待ってるよ。(笑)

 

 

 

中村美律子さん公演は7月4日からです。皆様、是非。

 

 

 

一周忌 6月16日

ごあいさつ

 

 

昨日15日、父・池田陽二の一周忌法要を滞りなく済ませました事

 

謹んでご報告させて頂きます。

 

 

梅雨の合間の蒼天。

 

我が家の座敷にて、ご住職、親戚の方々、御参加下さり、

その後墓所へ。

そして万松さんで会食。

 

 

早いものです。

 

そして一段落です。

 

 

 

東京は今日も雨だった 6月13日

〈ま〉の日常

 

 

前川清さんの歌のタイトルではありません。

 

一体今年は何ざんしょ。

 

東京は6日からずっと1週間雨が降り続いています。

 

それも時に激しく。

 

湿度が半端ないから嫌な汗が凄くって……

 

 

 

 

この写真はボクが一週間ぶりに見た太陽です。

 

新幹線の窓から見上げた空。名古屋の近く。

 

思わず写真に撮ってしまいました。

 

 

早く梅雨が明けてくれないかなぁ。

 

 

三越男組 6月9日

池田政之の仕事

 

 

久しぶりの更新でやんす。

 

いやぁ、締め切りに稽古に本番に酒と

情実してんだか目が回っただけなのか、

とにかく頑張ってはおりましたわたくし。

 

 

さて、6月6日から昨日の8日まで三越劇場で

春秋会男組公演『応挙絵噺再幽霊』が上演されました。

 

 

一昨年岡本健一クンが演じた主役の卯之助を

先日も書いた通り今回は合田雅吏クン。

 

いやぁ、これも先日書いたけど、よかったよ。

 

落ちぶれても、元日本橋の大店の若旦那の品の良さ。

 

これは持って生まれた品の良さでしょうね。

 

 

 

開演前の合田クンと長屋のみんなでパチリ。

 

 

こっちは丁稚の二人。根本と若柳禄蔵こと山村セリーナ君です。

 

 

 

画面のそばに桂竹丸さんが……

 

 

こっちは中村俊洋、川島一平さん、そして今回参加の曾我廼家寛太郎さんです。

 

 

 

 

皆しっかり時代劇やってらっしゃいます。

 

初日に観に来て下さったNLTの先輩木村有里さんと終演後の合田クン。

 

 

 

二人は去年5月NLT『恋の冷凍保存』では親子でした。

どうです。イケメンと並んで有里さんの嬉しそうな顔。

 

 

ボクは締め切りがあって初日の6日と昨日の打ち上げにしか行けなかったけど

沢山の方から面白かったとメールを頂戴しました。

 

 

天気は雨ばっかでしたけど、劇場は晴れ晴れでしたぞ。

 

 

若いってすばらしい 5月31日

〈ま〉の日常

 

 

さぁ、月末恒例、飛び込み更新が始まりました! またかい。

 

 

9月の新歌舞伎座の天童よしみさんの公演のお芝居は

前回もそうでしたが、昭和歌謡でつづる笑いと涙の時代劇となっていて

それは大好評でした。

 

だからこそ、今回も同じ構成でとなった訳ですが、

その劇中歌が天童さんのサイドから出て参りました。

 

今回は爆笑して泣ける股旅ものなので、当然そういう曲が多いのですが、

天童さんが選ばれた曲の中に、槇みちるさんの1966年の大ヒット曲

『若いってすばらしい』が入っていました。

 

当時のジャケットです。

 

 

 

 

なつかしいなぁ。

 

ボク、小学2年生くらいやろか。

 

改めて聞くといい歌詞なんですよ。

 

特に歌の中盤から。

 

    夢は両手にいっぱい 恋もしたいの

    優しい気持ちになるの ああ誰かが私を呼んでいる

    あなたがいつも言ってた 誰にでも明日がある

    だからあの青い空を見るの 若いってすばらしい

 

 

いいなぁ。

 

何かを思い出してしまいました。

 

そう、ボクにだって両手で抱えきれないほどの夢がありました。

 

もちろん演劇もそう。

 

 

 

そりゃ幾つか夢は叶ったけれど

それでも、改めて思い返すと、

どこかに置き忘れてしまったり

しようがないかと諦めた夢が、幾つかあります。

 

それらをもう一度集めたら、十分両手いっぱいになってしまいます。

 

 

今55歳にもなってしまったし、「恋もしたいの」って歌詞はともかく

 

今からでももう一度両手いっぱいの夢を持って見ようかなと思ってしまいました。

 

 

現役で頑張れるのはあと20年くらいかもしれないけど、

いえ30年は頑張って。

それでも時間は足りないだろうなぁ。

 

よし、余計なことはしないで、夢だけに向かって。

 

 

 

ボクは今ここに宣言します。

 

そう。

 

もう一度、心機一転!

 

夢は両手にいっぱい! 若いってすばらしい!!

 

若ないけど。

 

飛び込み更新にしては偉いこと書いてしもたなぁ。

 

 

 

  

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