今年も来ました相棒考 10月18日

 日記

 

 

 

東京は昨日今日と、あ、もう一昨日昨日か、雨でした。

そして寒くて。

 

休ませて頂きました。

 

何度も汗をかき、日付が変わって微熱です。

 

卵と天カスとほうれん草を入れたにゅう麺を食べました。

全部冷蔵庫にあって助かったわ。

 

で、まだ見ていなかった今回の相棒の第1回目、漸く見ました。

 

横になったままでですが。すんません。

 

 

 

 

 

 

 

既にネットでは話題沸騰でしたが、見てみて、成程と感じました。

 

反町クン、メッチャよろしいやん!

 

初登場は慣れてない分違和感があって当たり前ですが、

あくまでボク的にですが、思い返せば尊クンの時より違和感なかったような。

甲斐クンはとうとう最後まで違和感で終わっちまったし。

 

 

なかなか、いや、ヒットですよ反町クンの冠城クンは。

 

 

では恒例の相棒考、今シーズン一発目、参りましょうか。

 

いつもの通り、これはあくまでもボクの個人的感想ですので、先に謝っておきます。

ごめんなさい。

 

それとネタバレありです。お気をつけられまして。

 

 

 

まずは、劇団NLTの大先輩我らが川島一平さんが刑務所長で出演なされていました。

いい味だなぁ、一平さん。

こちらです。

 

 

 

 

 

 

 

おお、右京さんと冠城クンに対峙してるぞ。

事件の後、絶対左遷ですよね。クビかな(笑)。

どうやって法務事務次官の榎木さんの追及をかわすのでしょうか。

とりあえず、〈ふぁんふぁん〉で接待かな?(笑)。

 

 

 

さて、今回のお話は、タイプとしては本格物でしょうか。

それも2段構え。

まず事件の発端は精神的なもの。

同じ脚本家の、甲斐クンが記憶喪失になる話、2話に渡り、即身仏が出る奴。

あれと同じでしょうか。

それから派生した我欲による殺人。

 

 

逆算で見る芯は美しい芯でしたね。

 

以前にも書きましたが、どんなに複雑な話でも、観終わって逆から見ると

美しい簡潔な1本の線になっているストーリーが1番いいミステリーと

言えるのです。

美しかったと思います。破たんもありませんでした。

 

 

ただ女性陣が、レギュラーの幸子さん以外誰もいなくて、

あ、夜中、反町クンが目をやる派手なおねいちゃんはチラと出ましたけど。

基本いかつい顔した兄ちゃんとおっさんばっかりで、

華やかさには欠けましたが(笑)。

 

 

2つだけ、小さい事ですが、気になったのは、

教祖の梅津が、源氏物語の写しに最後の真実を残した理由が……

彼はこう言っています。「ボク、先生を苦しめとうない」と。

住職の為に死んでいった梅津が、住職を苦しめる証拠を残すでしょうか?

 

事実、住職は「なぜ彼はこんな所に手がかりを残したんでしょうか」と言います。

 

それに対し右京さんはこう言います。「そんなこともわかりませんか。

あなたの為に死んだという証拠を残したかったんですよ」と。

 

これ、弱いなぁ。ロジックより感情論ですもの。

梅津の言ったこととやったことに差がある場合、純文学ならいいですが、

ミステリーは、感情論にも、納得というロジックがいりますものね。

 

これが1つ。

 

もう1つは、住職が梅津に『お前は失敗作だった」と言います。

彼は失敗作でしょうか?

 

勿論犯罪者ですから、初手から失敗作でしょうが、更生と学ぶことに命をかけ、

刑務所内の理不尽さに対し、人間の正義に近づこうとした彼の姿は、

決して失敗作ではないように思うのですが。

 

つまり、最後の最後に明らかになった事件そのものの発端が、

ちょいと、〈うん?〉感がありましたかな?……

 

 

それだけです。

 

それよりも、梅津役の井之上隆志さんの演技力、すごいですね。

絶対アクセント間違うてるんやけど、関西弁、お見事でした。

ボクも含め関西人は、他国の人の喋る関西弁にはメッチャ厳しいですよ(笑)。

それが演技力に圧倒されて違和感を感じる暇がありませんでした。

というよりあの喋り方。梅津という人物の育ってきた背景が浮かぶようでした。

あと、殺される田代役の栩原楽人さん、それを殺す美倉役の小柳心さんの

演技もなかなか。

ドラマがしまりました。

 

 

あ、最後にもう一つだけ。右京さんか。

石坂さんが降格されながらも実力者として存在してるなら、

甲斐クンと彼女のその後は? 情報が何も出ませんでしたよね。

その内出てくるのかな。それともみんなで忘れたいのかな。

 

右京さんの帰国? 停職中なのに堂々たる捜査? 簡単に復帰? そんなんあり?

いえいえ。これらも右京さんという治外法権的人物としてイメージが完成している

人物なら、違和感なく見てしまいますね。

ハマキヨの濱田と飛田さんがいつもやってる役みたいなもんか。そうか?

 

 

 

楽しませてくださいました。

 

 

 

冠城という人物のスキルとポテンシャルの作り方。

反町クンの冠城のキャラの作り方。

右京さんとの対等な関係。

尊クンの時もそうですが、二人ともデキる場合、内容を難しくしても

対処できます。

それだけ、他にはない難解な本格物が増えるのではと、ひそかに期待してます。

更には、2人ともキャリアなら、国家的陰謀も対処しやすいですし。

つまりは本格物でもサスペンス物でもストーリーを大きく出来ます!!!

 

何という僥倖!

 

すごく期待できますね!

 

 

 

いつものことですが、偉そうに言ってすんません。

 

 

それにしても冠城はなぜ警視庁に来たのか?

徐々にわかってくるんでしょうな。楽しみでごんす。

 

 

 

楽しい日々が今年も訪れました。

前回の最終回のアレを払拭してくれそうな予感。

 

 

 

さ、お薬飲んでもう一眠り。

 

それにしても、反町クン、当たりやなぁ。

 

あ、1つ忘れてた。

冠城は警察の人間やなくて法務省の人間ですよね。

てことは、武力的訓練は受けてませんよね。暴漢と対峙した時、

どないすんのやろ。

心配いらんか。脚本家さんがどないでもしはりますよね。

子供の時から空手習ろてたとか。

 

 

 

 

 

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