気がつけば。 8月19日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

 

気がつけばお盆も過ぎて8月も後半戦。

 

 

すっかりご無沙汰をしてしまいました。

 

 

サボっていたわけではありません。

 

 

ボクの劇団〈ま〉が終わって、直ぐに名古屋中日劇場で『だいこん』の

初日で、その後ちょいと地元に戻って父親から受け継いだ会社の決算を

すませて、東京に戻って今年10月末からの劇団NLTの『法廷外裁判』の

稽古が始まりました。

 

10月末なのにもう稽古?

稽古日数がとにかく少ない僕には、考えられないスケジュールですが

出演者のスケジュールの都合で8月と9月に1週間ずつ稽古をすることに

なったのです。

 

 

今は地元にちょいと帰って、来年2月の舞台の執筆をしています。

 

 

そして間もなく大阪で天童よしみさんの舞台の稽古が始まります。

大阪ですから地元と行ったり来たりになるでしょうが。

 

 

 

あ、そうそう。『だいこん』、17日に無事終幕致しました。

 

大好評で、再演を望む声もネットで出ているそうです。

 

感謝感激幸せです。ありがとうございました。

 

 

 

という訳で 、休みなしの日々でごんす。

 

 

で、出ました! 活字欠乏症!

正確に言いましょうね。

 

読みたい本が読みたいねん!症候群。

 

 

 

 

で、ミステリーです。

 

 

こちら。

 

 

 

 

 

 

 

下左のハレーションをおこしてるボロボロの文庫は、

懐かしい横溝大先生の『八つ墓村』です。

 

勿論大昔に読んだし、テレビ映画マンガでも馴染んだし.それを今更?

 

物語の持って行き方のうまさでは天才的な横溝大先生。

そこをもう一度勉強したくて、実家の書庫から引っ張り出してきました。

今読んでも引き込まれるストーリーテラーの渾身の傑作。

 

こういうタイプって今の方は書いてくれないのかなぁ。

 

 

下右は新本格派の一線作家28人による競作短編アンソロジー。

一人原稿用紙30枚以内の不可能犯罪物がゾロゾロ。

お得感満載の一冊です。

 

 

上は共に密室物。

小島正樹氏の『硝子の探偵と銀の密室』、周木律氏の『五覚堂の殺人』。

ウーン。ボクの中ではバカミスかなぁ。

よく出来ているけれど、共に密室と不可能シチュエーションを立たせた

犯罪小説のよう。

新本格の今の方はこのパターン多いなぁ。

 

横溝大先生のように、物語そのものも大伽藍の波乱万丈譚って

新本格の世界にはもう出てこないのかなぁ。

読みたければサスペンスに行くしかないのかなぁ。

 

 

 

 

おっと、仕事しなきゃ。

 

大変だ。

 

 

 

 

 

 

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