行く劇来る劇 8月18日

池田政之の仕事

 

 

 

行く劇来る劇。

 

好きやなこのタイトル。

 

 

さて、という訳で、一昨日『壊れた恋の羅針盤』が盛大な内に千穐楽となりました。

 

連日劇場内を熱気と歓声に包んで下さったふぉ~ゆ~のファンの皆様に、

心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

本当に嬉しいお仕事でした。

 

ボク自身は、千穐楽は三越劇場の稽古で行けなかったのですが、

打ち上げには参加いたしました。

 

そりゃもう大盛り上がり。

 

翌日である昨日は大二日酔いでした。

 

 

そこで聞いたのですが、何でも石丸さんが、

舞台上でのラストのご挨拶で「池田さんが『壊れたシリーズ』の次回作を

書いている」と申されたとか。

 

何それ? 聞いてないよ。

 

勿論それが実現し依頼を頂いたら、それは感激やし、

喜んで直ぐに書かせて頂きます。

 

その日が来るのを心から願っています。

 

ちなみに石丸さんに言っておきました。「もし実現したら

タイトルは『壊れた世界の車窓から』でっせ」と。(笑)

 

 

 

ここで一つ打ち上げでのエピソードを。

 

実は打ち上げでボクは今まで黙っていたことを越岡クンに言いました。

「ルベールが途中で歌舞伎のように見得を切るところ、あれ間違ってんで」と。

 

顔のまわし方が反対なのです。

 

素人さんが歌舞伎の真似をする時に、必ずと言っていいほどああしてしまうのです。

 

ゲネ、初日と気づいていたのですが、ボクは黙ってました。

 

こっしー、怒った!「早く言ってよぉおおおおお!」

 

ボクはなぜ黙っていたのか。勿論いじわるではありません。

 

理由は二つ。

一つは、フランス人のルベールが見よう見まねで歌舞伎の真似をしているのだから

あれでいいと思ったこと。変に正しかったらどこで習った?となってしまいます。

 

二つ目は、間違っているのにサマになっていたこと。つまりはカッコよかった。

これ、すごい事ですよ。間違ってるのにカッコイイて、どゆこっちゃねん。

正しいのにまだ未熟という奴より、百倍よかった!

 

 

なので「自称カッコイイルベール」ならこれが正しい!と信じたからです。

 

そこまで説明しても、こっしーに「でも次回そういう場面があったら絶対教えて

下さいよ!」と目を見て言われてしまいました。(笑)

 

 

 

皆様、お疲れ様でした。

 

ニッポン放送さん、ジャニーズ事務所さん、博品館さんに感謝いたします。

 

ニッキに感謝いたします。

 

スタッフさんに感謝いたします。

 

共演者の皆さんに感謝いたします。

 

そしてふぉ~ゆ~の福田クン、越岡クン、辰巳クン、松崎クンに感謝いたします。

 

そしてご観劇くださったお客様、ふぉ~ゆ~のファンの皆様に感謝いたします。

 

 

又是非ご一緒させてくださいまし。

 

 

 

 

さてさて、行く劇あれば来る劇あり。

 

 

明後日から三越劇場で『嫁も姑も皆幽霊』が始まります。

 

ボクの作・演出です。

 

 

 

 

 

14年前に三越劇場で幕を開け、名鉄ホールの一ヵ月公演になり、

全国の演劇鑑賞会を廻り、演劇鑑賞会の年間賞を幾つももらい、

動員数10万人以上、上演回数228回の作品の、出演者一新の再演です。

 

 

とことん笑って、とことん泣ける、ハートフルコメディです。

 

 

どうぞこの夏の笑い納め泣き納めに、是非ご覧くださいまし。

 

 

 

 

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