何なんだ!その② 7月16日

〈ま〉の日常

 

 

東京が、日本が、やばくなっていく。

 

だから早く2週間限定の緊急事態宣言と自粛要請出してれば、今日あたりから

感染者数減ってきた筈やのに。今月になってずっと言ってるなこれ。

 

 

更に更に、とんでもないことが起こりましたね。 

遅ればせながら新宿シアターモリエールで起こったクラスターです。

 

 

  

 

 

 

でもこれってモリエールさんの製作やないよね。ただの貸し小屋でしょ。

つまり全責任は、モリエールさんを借りて、あのホストイベントのようなものを制作

した会社やんね。ライズコミュニ何とかって会社。

 

テレビに流れる度にモリエールモリエールって。

勿論小劇場協議会からコロナ対策のガイドラインは通達されてたでしょうけれど、貸

し小屋なんやから最後は借りてイベントをやった会社の責任やもんね。

モリエールさん、気の毒。と思っていたら、モリエールも初日に確認しただけで後は

丸投げなんですって? そらあかんわ。

 

 

 

それにしてもひどい話ですよ。

体調不良者をも出演させ続けた? 唾飛ばしまくった? ハグも握手もあり?

耳を疑う所業が次々に出て。

 

 

感染者59人、もっともっと行くでしょうね。更に濃厚接触者850人。無茶苦茶だ。

 

 

  

こんなイベントを舞台とか演劇とか言わないでほしいなぁ。

  

皆どんな思いでここまで我慢して、中止になる舞台を涙で見送って、漸く再開が見え

てきて、徹底的に予防の手段を理解し身体に入れている時に……

 

 

ボク自身も、何とか8月28日初日の明治座さんの氷川きよしクンの公演から再開と

なることを祈って、脚本も書き直しました。つまり、コロナ対策用・ソーシャルデ

ィスタンスを考えてです。しかも絶対にレベルは下げずにです。ご覧になったお客

様が、いつものように楽しんでいただけるようにです。頭使ったぁ!

 

明治座さんも同様、いえボク達以上です。

考え得る限りの徹底的な予防策を講じ、従えない限りキャストもスタッフも舞台には

関われません。

 

それでも再開できる喜びで、コロナ下における厳しい制限も、舞台の工夫と考えて

みんな燃えているんです。

 

 

 

なのに…… 

 

 

うちの家元の藤間勘右衛門こと尾上松緑丈がブログでクッソミソに書いてらっしゃ

います。

流石お家元。ちょっと過激やけど。

尾上松緑 ブログ  で検索してみてください。

タイトルは  尾上松緑 藤間勘右衛門のブログ  7月12日の文です。

 

 

その中にすごい文章がありました。

「こういう輩が無尽蔵に湧いて出てくるから「諸悪の根源は東京」なんて、呆け老人

に寝言をほざかれることになる。しかも、その老い耄れのしたり顔にすら碌に反論で

きなくなるじゃないか」

すごい。さんざあの県知事に毒づいてきたボクでも、ここまでは書けません。

でも、あのおっさんに対し、ボクが感じていたホントに嫌な感じ、家元も感じてらし

たんですな。

 

 

 

とにかく、何もかも一緒にしないでください。

舞台と言ってもあれは演劇じゃなくホストイベントみたいなもんなんでしょ。

そんなイベントのせいで、舞台を嫌にならないでくださいまし。

 

心からのお願いです。

 

 

 

 

 

 

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