お笑いの日 10月2日

観劇

 

 

今日はお笑いの日だそうだ。

 

8時間ぶっ続けの生放送。

 

全部見るわけにはいかなかったけれど、吉本新喜劇が終わって図書館へ行き、買い物

を済ませた4時半頃から晩飯を仕込みながら観はじめ、以後ずっと観ました。

なのでキングオブコントは今年はオンタイムでガッツリ観ました。今、終了したとこ

ろです。

 

 

 

 

いやぁ、今年はレベル高かったですねぇ! 皆さん素晴らしい!

 

 

一番目の蛙亭からいきなり面白かったので、僭越ながらМ-1のようにボクも採点して

みました。М-1以外で初めてですわ。では。

 

   蛙亭        90

   ジェラードン    94

   男性ブランコ    88

   うるとらブギーズ  89

   ニッポンの社長   91

   そいつどいつ    92

   ニューヨーク    86

   ザ・マミィ     92

   空気階段      97

   マジカルラブリー  93

 

なので、ボク的には最終は 空気階段、ジェラードン、マジカルラブリーでした。次点

がザ・マミィです。

ちなみに松本氏は 空気階段、ザ・マミィ、そいつどいつ、それからマジカルラブリー

でしたね。

現実には 空気階段、ザ・マミィ、男性ブランコでした。

 

  

それにしても空気階段の1本目、審査員の、ええっと誰だったっけ、最後の総評の場

で、そうそう、かまいたちの山内クンだ。伝説のネタになると言ってたけど、ボクも

そう思います。マジ面白かった!!!

 

 

それと、ボク的には2位のジェラードン。なぜボクはハマったのか。

あのネタ、というか、彼らの考え方がすごいと思ったからです。

だって、あのネタ、文章に起こしたら、笑えるところないもん。コメディの本やない

でしょ。深夜に放送されている学園アニメの台本だと思えば、そのまんま。それをそ

のまま演じても、彼らのキャラであんなに面白いものになる。つまりは、キャラあり

きで構築すると、どんな台本でも、てか、彼らと真逆なキャラの台本なら、何だって

コントになる、ということを証明して見せたわけですよ。

例えば、あの役を、マジなイケメン俳優2人とチョー可愛い女優ちゃんとで演れば、

コントじゃなく、普通に学園ドラマとして成立するでしょ。でも同じ台本でも彼らが

やると爆笑になる。すごいことを生放送で見せてくれたわけですよ。

 

ボクは演劇の人間です。こうこうこういう脚本を書きたいと思う場合と、仕事として

依頼を受け誰々を主役にこうこうこういう脚本を書いてくれと言われる場合がある。

ほとんど後者ですが。

前者の、こういう本を書きたいだって、やはりイメージキャストはある。だから、本

を読んだだけでは喜劇になっていなくても、いざ上演になると、コメディとして成立

することがよくある訳です。当て書きの妙ですな。

藤山寛美さんは「うちの名作は最初から名作ではない」と仰ったそうだ。寛美さんを

はじめ喜劇的な腕のある劇団員が練り込んで喜劇に仕立てるわけです。

 

それを全国ネットで証明してみせたネタだったので、ボク的にすごく高得点だったわ

けです。

 

あ、だからと言って新人賞の応募作でそれをやっちゃダメですよ。これはプロの話で

すから。新人賞の応募作は、審査員が送られてきたものをただ読む、それ以上でも以

下でもなく判断しますから。読んだだけで喜劇の本として成立していなければなりま

せん。「○○さんが演ればコメデイとして面白いはずです!」は通用しませんので。

酷な話のようですが、皆そのハードルを越えてプロになるのですから。

  

話が脱線しました。m(__)m とにかく、だからジェラードンは高得点だったんです

わ。

 

 

 

さて。

最終は、ボク的には

   男性ブランコ  92

   ザ・マミィ   92

   空気階段    94

 

で、審査員一同、空気階段文句なしの優勝でした。

 

 

 

 

 

 

 

おめでとうございます!

 

 

今年はマジレベルが高かった。去年はなんだったんだろう。

 

 

 

 

   

« »