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とん平さんのお別れ会 4月3日

 日記 〈ま〉の日常

 

 

いいお天気でした。

 

 

本日青山斎場で、里見浩太朗さん、浜木綿子さん、加藤茶さん、井上順さんをはじめ

発起人の方、ご遺族様、しまだプロの皆様、そしてさがみ典礼の方々による

左とん平さんのお別れ会が催され、参列させて頂いて参りました。

 

 

 

 

 

 

 

井上順さんの軽妙なМCで、笑いの絶えない式典でした。

 

 

著名俳優の方も大勢。

皆悲しみと笑顔の入り混じった、とん平さんの人柄そのままの

あたたかい式典でした。

 

しまだプロ所属のハマキヨの二人も働いていましたよ。

 

 

 

心よりご冥福をお祈りいたします。 

 

 

 

本当にとん平さんの如き空は、本当にいいお天気でした。

 

 

 

 

 

早くも千穐楽 3月27日

池田政之の仕事

 

 

本日は今年初演出の若柳禄寿先生の「春秋会男組」が千穐楽。

 

多くのお客様に楽しんでいただきました。幸せでやんす。

 

 

 

では又々楽屋の一枚を。

 

まずは主役・松村雄基クンとコマちゃんこと宗山流家元宗山流胡蝶さん。

 

 

 

 

 

 

 

続いてそのコマちゃんとあご勇さん。

吉原遊郭の女将と遣手婆のチャッカリコンビです。

 

 

 

 

 

 

 

男役の大塚加奈子さんと中村俊洋です。中村の浪人、見慣れた姿です。 

 

 

 

 

 

 

 

花魁の宇野雄大クンと高橋佑一郎クン。高橋クンは昨年の三山ひろしクン公演に

続いて。多分秋にもまた一緒のはずです。

 

 

 

 

 

 

綺麗どころがズラリ。EITAさんに武田知大クンも女形。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、下の写真は下手袖から舞台上をパチリ。貴重な写真ですぞ。

 

 

 

 

 

 

病鉢巻の松村クン、と桜花昇ぼるさんははっきり写ってます。

その間がえまおゆうさん。

奥にコマちゃんと辻本伸太郎。

背を向けているのが先日アップしたトンデモメイクの小林功ちゃん。

 

そして、手前左が何と根本拓人です。過去四回は全て丁稚役。それが今回昇級して

松村クン演じる若旦那の淡路屋の手代・与吉役。後半は功ちゃんと共にニセの仇討

で、桜花さんに斬られる敵役を無理やりやらされる役でした。

 

 

今回も本当に楽しいお仕事でした。

 

ありがとうございました。

 

さぁ、休む瞬間もなく次の締め切りだ!

 

更に楽屋風景を見たいと思われる方は、えまおゆうさんや桜花昇ぼるさんの

ブログにいっぱ~い載ってますよ。人様頼みかい。

 

 

 

 

 

 

爆笑劇本日初日 3月24日

池田政之の仕事

 

 

 

本日は若柳禄寿先生主宰の春秋会男組の初日です。

 

1部がお芝居『桜爛漫美男仇討』。1時間10分の爆笑時代劇コメディです。

 

2部が舞踊。

なんと禄寿先生が「愛の賛歌」を踊られます。

素晴らしいですよ!

 

 

 

 

さて昨日はゲネつまりリハーサルでした。

 

そんな中からちょいと写真を。

 

 

 

 

 

 

場面は3つ。

一つ目は遊郭「万福楼」の引付の間。

女将はご存知宗山流胡蝶さん。花魁が門戸竜二さん。遣手があご勇さん。

女形3人の見せ場です。

 

2つ目が大店「淡路屋」の座敷。

メッチャ頼りない若旦那の松村雄基クンの独壇場です。

 

3つ目が隅田川土手の花見の場。

ドタバタのラストシーンです。

 

 

楽屋の一コマ。

これは珍しいメイク中の松村クン。

  

 

 

 

 

 

松村クンとはこれで6度目の舞台。テレビの『暴れん坊将軍』を入れると

何度目やろ……

 

 

 

 

 

 

こっちは2部の仕度のぶんちゃんこと元宝塚トップスターのえまおゆうさんと、

去年の三山ひろしクンの舞台に続いてご一緒の元ОSKトップスター桜花昇ぼるさん。

二人はお芝居では松村クンと美男の3兄弟を演じています。

 

 

 

こんな人も出てます。

 

 

 

 

 

 

今や商業演劇界の名優!の小林功ちゃん。これで何度目やろ。

 

 

 

 

 

 

 

ロビーに来てた門戸さんへのお花のまぁ綺麗なこと。思わず撮っちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは先日の飲みの場から。

左からぶんちゃん、松村クン、桜花さん、そして根本拓人です。

 

 

うちからは根本と中村俊洋が出ています。

 

 

 

本当に笑える楽しいひと時です。

 

火曜日27日まで三越劇場でお待ちしています。

 

 

 

おもしろかった! 3月19日

〈ま〉の日常 観劇

 

 

 

三越・男組の稽古は順調ですぞ。

 

 

 

さて、ちょいと呆れてしまいました。

 

レスリング協会副会長の谷岡郁子とかいうおばさん。

すごいですなぁ。

元参議院議員。32歳で父親から大学を譲られるというチョーセレブなおばさんです。

 

あの会見を見てボク、恐らく皆さんも、池坊のおばさんや、古くは「たかが選手が」

と言って大顰蹙を買ったナベツネさんを思い出されたことでしょう。

 

ボク自身もかつて言われたことがあります。とある会館に天下った役人にも、地方会

館を管理する地方政治家にも。「演劇というものはね君……僕は学生の時演劇を見て

君なんかよりよく知っている。君のような若輩に何が判る」と。

 

 

勿論、あのおばさんの気持ちもわかります。色んな中傷メールが関係者や学生にま

で、さらには吉田選手にまで来ているのは許せない。だから学長として怒っている。

当然です。それは許されないことです。

でもそこからがいただけません。結局正しいことを言ってるつもりで本性が出ちゃっ

た。まして世間様に訴える会見で足を組んで。

 

 

音楽で一番重要な人物は誰でしょう。作曲する人、作詞する人、演奏する人、歌う人

です。絵画は画家、書道は書道家、演劇は作家、演出家、俳優です。スポーツは選手

です。そして彼らを支えるスタッフです。つまりは全員その世界世界でのプレーヤー

です。文化・芸術・スポーツはすべてそうです。彼らがいなくては成立しません。逆

にあのおばさんがいなくてもレスリングは出来ます。

監督する立場や理事や、そういう人が元プレーヤーならいいのですが、そうでない人

で変に学歴とかキャリアとか特権階級意識がある奴が来ると、ああなってしまう。

 

皆さんも胸に手を当てて考えてみてくださいまし。

ボク、逆立ちしてもオリンピック選手にはなれません。ましてメダルなんか取れませ

ん。羨ましいけれど、悔しいけれどしようがない。心の片隅で嫉妬してもしようがな

い。だから綺麗さっぱり空の心で、心から応援しています。尊敬しています。

 

でも、偏ったエリートさんはそうはいかない。自分がプレーヤーより下なんて許せな

い。本当に私が上と思おうとする。絶対的に信じようとする。それが、つまんないプ

ライドを満たす唯一の策だから。生きてきた道を絶対化する唯一の防御策だから。

だからプレーヤーをリスペクトしない。

 

それぞれの世界で、その世界のことを最もよく知っているのは、現場の人間です。で

もあの人たちは現場には来ない。来ても見学か本番だけ。なのに最もよく知っている

と振る舞う。で、口癖が「俺を誰だと思っているんだ」「私が言っているんだ」。つ

いでにあの人も(笑)「このハゲー。豊田真〇子様に向かって!」

 

上に立つ方で最高の人は、現場で一緒に汗を流してくれる人です。その世界に疎いこ

とを理解し、現場を知ろうとし、責任を取ってくれる人です。こういう方が上にいる

とみんな幸せです。組織を変えることが出来るのはこういう人だと思います。

 

でも、あのおばさんも池坊のおばさんもナベツネさんも、昔ボクを罵った役人も地方

議員も、現場なんかに来ません。一緒に汗なんか流しません。自分はもっとステージ

が上の人間と思っているから。こういうのが上にいると大変です。こういう人が上に

いると絶対改革なんか出来ません。

 

あの会見を見てて、そう思ってしまいました。

 

 

 

 

 

さてさて、気を取り直して。

 

今期は『99.9』と『相棒』のおかげで楽しいうございました。

どちらも終わってしまいました。寂しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

99.9。もうすっかりマンネリ的台本(笑)。それが楽しい! 本当に楽しませていた

だきました。

 

 

 

 

 

 

相棒はヨコヅナ相撲ですが、最終回は……(笑)

 

もちろん楽しく、その道筋を楽しませてもらいましたけれど、ボクが関西人だからで

すね。

加賀まりこさんは大好きな女優さんで、ボクももう二十年前ですが、一度ご一緒させ

ていただきました。お酒も二度ご一緒させていただきました。本当に素敵な方です!

でも、加賀さんにも苦手があったんですね。関西弁(笑)。

でもでも、それを補って余りある迫力と演技力でございました。

 

それより、手下をやった遠藤雄弥さん。本当に関西弁無理でしたね。まったくもって

無理でしたね。久しぶりに無理中の無理の関西弁を聞きました(笑)。単語自体も関

西単語やないし。脚本の輿水先生、埼玉のご出身やけど、大阪芸大やねんから、お友

達に確認しはらへんだんやろか。

監督に言うて、セリフを標準語に変えてもらいはったらよかったのに。「何だお前、

関西のやくざなのに標準語か?」「俺は出身はこっちだよ。そんなことどうでもいい

だろうが!」と。

まして徳井優さんが関西弁の中でもさらにコテコテのお方やから、余計目立ってしも

て。何だか気の毒になってしまいました。

でも、演技は頑張ってはったんで、まぁ良しとしますか。こんなん言うの関西人だけ

やろし。てかボクだけか。他国の方は気にならないでしょうしね。すみません。

 

 

 

とにかく、楽しい2ドラマが終わってしもた。

 

春から、またこんな楽しいドラマが始まってくれることを切に望んでいます。

 

 

 

 

稽古順調 3月17日

池田政之の仕事

 

 

 

今回で五回目となる「春秋会男組」公演。

 

そう、商業演劇界で振り付け所作指導の第一人者の巨匠・若柳禄寿先生主宰の

お芝居と踊りの二本立ての公演です。

 

 

これには決まりがあって、お芝居は落語を基に作ること。

とはいえ、そのままじゃ嫌だし、そこでホントに基の基にして、

どんどん発展させて、違う話の喜劇にしてしまえ! とばかりにやったのが

第一回目の『応挙絵噺再幽霊』。

 

これが大好評で、再演、さらには発展させて現代劇に、それをまたまた時代劇にと

進化していって……

 

 

続く二回目が、赤穂浪士のスピンオフのようなお話、一昨年は「宿屋仇」を

本当の仇討話にしちゃったり。

 

 

 

さて、今回も、楽しい仇討話となりました。

 

今回の主役は松村雄基クン。

ボクとは六回目かな。

 

 

 

 

 

 

稽古場の隅で確認作業中ですな。

 

それと今回は男組に三人の美女が。

女はご法度やなかったのかい。なので三人とも男役をやってもらっています。

 

 

 

 

 

 

元宝塚トップスターのえまおゆうさん、元ОSKトップスターの桜花昇ぼるさん。

そしてミュージカル等で活躍の大塚加奈子さん。

 

上の写真はえまおさんと桜花さんと、そのお相手役のイケメンなのに女役の

武田知大クンと宇野雄大クン。

 

 

 

とにかく笑って笑える時代劇コメディです。

 

うちからは中村俊洋と根本拓人が出てまぁす。

 

皆様是非是非。

 

 

 

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