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富士山はいつも 12月30日

 日記 ごあいさつ 池田政之の仕事

 

 

 

年賀状というシステムをやめてしまって 15年 になります。

なので今年も、つまり来春も賀状は失礼いたします。ご了解くださいまし。

 

 

さて、まずはお許しいただきますことから書いておいて……

 

 

父の具合が悪くなってから、だからもう五年ばかり毎週のように東西を

行ったり来たりしています。

だからそのたびに富士山を拝んでおりやす。

夏の富士山、冬の富士山、もちろん曇ってて何も見えない時も……

 

雲一つない蒼穹の空なんて時の富士山は、なんだろ、本当に美しい。

 

そういう時は慌てて携帯で撮るのですが、なにせ慌てているうちに

新幹線て速度が速くて。なかなかいいのが撮れません。

 

 

 

 

 

 

これはちょいとまともかな。

 

 

 

 

さてさて、今年のベストツーです。

 

今年は『水戸黄門』と『大岡越前』という、ボクが子供のころから見ていた

チョー有名長寿時代劇に初めて書かせていただきました。

 

『水戸黄門』は今年もう放送になりましたが、

『大岡越前』は来年2本放送ですが、2本とももう出来上がってて、

ボクはもう見ました。

なので今年の出来事として……都合ええなぁ。

 

 

 

 

 

 

とにかく、ありがとうございました。

 

『大岡越前』の放送日が決まりましたら、またここでお知らせいたします。

 

 

これが今年のベストツーでやんす。

 

 

 

 

今年もいよいよ 12月29日

 日記 〈ま〉の日常 ごあいさつ

 

 

あぁあ、今年もいよいよあと三日。

なんざんしょ、この月日の速さ。毎回書いてるなこれ。

 

それにしても寒いですなぁ。

 

 

 

 

 

 

これは、関ケ原・米原あたり、新幹線の車窓からの風景。

銀世界でした。

 

こんな時は、おこたに入って、みかんと飲み物を置いて、

テレビで好きな番組を流して、横になって、ミステリーを読む。

これ冬の醍醐味、最高の幸せでやんす!

 

世間様は昨日あたりが仕事納めですか?

旅行に行かれたり、家でのんびりされたり……

 

 

いいなぁ。私は、そんな時間はございません。(`艸´;)

この年末年始は締め切りのオンパレードでやんす。

 

一昨日の夜帰省してそのまま仕事モードに。

この年末年始で舞台の脚色2本、新作1本。テレビを1本。

舞台のあらすじを3本。これ全部年明け10日までにでやんす。

 

とにかく脚色1本済ませました。

 

とにかくとにかく正月返上で頑張ります。正月はするけど。

 

 

 

 

さてさて、今年も、年末恒例、別に誰も知りたくはない

ボクの今年の出来事ベストスリーの発表の時がやって参りました。

 

まずはなんと今年酒を開けた日、昨日の段階で 201日。

 

す、すごい。200日突破でやんす。

ボクの人生において、初めて、空前絶後前人未到でやんす。 

このままだと今日も入れて 204日になります。

これが今年のベストスリーの第3位?

 

いやいや、これじゃねぇ。

 

 

来年劇団NLTは50周年。

その準備はすべて今年にかかっています。

なので今年は〈プレ50年〉と位置づけ、演目選定、キャスト・スタッフ決定、

50年史の構成執筆編集、パーティ内容、等々……

ボクも劇団企画委員、50年実行企画委員長として、来年の準備に追われました。

50年史の執筆は終えましたけど。

 

そんな中テアトロ12月号に「NLT50年 – コメディの来た道進む道」と題して、

川端槇二さん、平松慎吾さん、木村有里さんと共に対談(座談会)を行いました。

 

 

 

 

 

 

ボクは普段顔出しNGなのですが、ここ20年でほぼ初めて写真を出しました。

 

 

 

 

 

ちっちゃくちっちゃく載せやすね。二度目やし。

 

 

これかな、ベスト3は。まさか。(笑)

 

 

いえいえ。

やはり来年NLT50年。そのための〈プレ50年〉、ボクにとってやはりこれが

今年のベストスリーの第3位でごんす。

 

 

 

 

今年ラストの千穐楽 12月22日

池田政之の仕事 読書感想文

 

 

新歌舞伎座天童よしみ座長公演は無事一昨日千秋楽を迎えました。

 

いゃ、大盛況でした。

連日満員御礼。

出演者が希望したチケットすら取れない日があり、立ち見も出たそうです。すごい!

 

加えてお客様、本当によく笑って泣いてくださいました。

 

それに、天童座長の可愛いこと。お客様の目をくぎ付けでした。

 

また是非書かせてくださいまし。

ありがとうございました。

 

 

 

さて、この公演をもって今年の舞台は終了でやんす。

 

と言っても、締め切りはオンパレードやし、(あ、NLTの来年発行の50年史の

原稿は済ませましたよ。それと来年一月半ば発売のテアトロ2月号に、エッセイを

書きました。また報告します)

 

更に更に、来年一月の明治座コロッケさんの公演はもう稽古始まってるし。

あ、でもボクは脚本だけ、演出はおなじみの大好きな先輩・金子良二先生なので

安心して楽しみにしています。

金子先生とももう七本目です。うれしい限りでごんす。

 

そのコロッケさんの稽古場にようやく行ってきました。マッターホーンのお菓子を

持って。

 

更には、来年のボクの芝居の稽古も始まっております。今日も行ってきますし。

 

 

 

 

さてさて、

ずっとミステリーを読む時間がなかったので、読みたい本読みたいねん症候群が

ずっと出ていました。

ようやく読みやした。これです。

 

 

 

 

 

 

今年の〈このミステリーがすごい〉〈文春ベスト10〉〈本格ミステリベスト10〉の

全てでベスト1 の三冠達成の大俊作。

現在第6刷ですって。で、これは初版。鮎川哲也賞受賞時今年はすごいよと耳に

したので、出版と同時に購入したのですが、忙しくてなかなか読めなくて。

 

読みました。ついに。

 

うーん。すごいけど、好みとしては青崎有吾クンに一票かな。

あくまで好みですよ。(笑) 

 

で、ちょいと古いけど、これも実は読んでなくて。

 

 

 

 

 

 

日本推理作家協会賞受賞作のジョーカー・ゲームでやんす。

なかなか結構でございました。映画やアニメになっているのも頷けます。

 

日本推理作家協会賞は長編部門と短編部門があって、ボク、長編は大体読んでます。

短編はこの前、集めてまとめて読みました。

そんな中に〈連作短編〉というのがあって、つまり同じ主人公の短編集ですな。

これ、部門として、長編部門になっているのです。

なんや、けったいな感じがして、この手の受賞作のみあまり読んでませんでした。

 

おもしろかった。続編のダブルジョーカーも買っちまいました。

 

これからは連作短編も読むか。

 

 

 

さぁ今年もあとわずか。

 

今年の締めに入りますか。

 

 

 

 

 

今年ラストの初日 12月12日

池田政之の仕事

 

 

今日は今年最後の舞台、大阪新歌舞伎座・天童よしみ座長の特別公演の初日でした。

 

ボクは第一部のお芝居『浪花のロミオとジュリエット』の脚本・演出です。

 

いっぱいのお客様、受けて、本当にいい初日でやんした。

 

 

 

 

 

その前に、夕べやってた女芸人NО.1 THE W……何?

 

レベル低すぎ。素人さん? 

山田邦ちゃん、辞退して正解でしたね。

なんで賞レースに笑い声のSE入れるんやろ。信じられません。

 

 

 

 

さてさて。気を取り直して。

 

天童座長特別公演に戻ります。

 

では、前日のゲネ(リハーサルのことですね)からいくつかの風景を。

 

 

まず一階下手側の桟敷席最前列より振り返って新歌舞伎座の会場を写してみました。

 

 

 

 

 

 

二階席三階席と広いでしょう。

 

 

次はお芝居の最初、天童座長が室クンと時代さんの子分役を従えて

国定忠治でせりあがってくる場面。

 

ハレーションを起こしてしまいました。なので小さくすみません。

めっちゃカッコよく可愛い忠治ですよ。

 

 

 

 

 

 

こんな場面もあります。

劇中で汀夏子さんを中心にダンスを踊る場面。

汀さんは当然男役。同期?の藤川真千子も可憐な娘役で踊っています。

 

 

 

 

 

 

最後は座長を中心にみんなで歌って踊って。

 

 

 

 

 

 

さて、もう一つ。今回、室クンの弟・兄貴同様元ジャニーズの室将也クンが

ショウの中の「お祭りマンボ」でやった姿で、楽屋爆笑。

皆様、日清の『出前一丁』の実写版が存在するとは思いませんでした。(笑)

 

 

 

 

あーらよ。 

 

 

 

 

20日まで新歌舞伎座で上演中です。

 

皆さま、是非是非。

 

 

  

稽古はさらに順調 12月7日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

今月11日初日の新歌舞伎座・天童よしみ座長の特別公演。

 

稽古はさらに順調でやんす。酒がうまい。

 

下の写真は

お芝居最後の「若いって素晴らしい」の全員での歌って踊っての場面でやんす。

 

 

 

 

 

 

 

更に、座長の代役をやっているのはなんと新歌舞伎のUプロデューサー。

ちっちゃく載せときますね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

とにかく笑いの絶えない稽古場で本当に楽しいお芝居を作っております。

 

皆さま、是非是非。

 

 

 

 

 

さてさて、今年も М-1 でやんした。

 

今年もすごかったですねぇ。本当に楽しませていただきました。

 

で、ボクも、今年もオンタイムでやってみました、

勝手に審査でごんす。

 

   登場順に ゆにばーす     90

        カミナリ      82

        とろサーモン    91

        スーパーマラドーナ 91

        かまいたち     93

        マジカルラブリー  83

        さや香       90

        ミキ        92

        和牛        92

        ジャルジャル    91

 

最高点はかまいたち。この採点、オール巨人師匠とほぼ同じですな。

ボクの採点ではファイナルは かまいたち、ミキ、和牛 となります。

現実は とろサーモン ミキ 和牛でした。

 

ここで3つ。

1つ目は カミナリ。

うーん……あのきついツッコミを除くと、ネタが……

まず、ボク的にはあのツッコミは苦手です。物には限度があるし……

けれどあれを除くと……ネタのレベルと量が、つまり質と量が……

例えば他の方々が4分の持ち時間に10個笑いを入れてくるとします。

でもカミナリは4個くらい。もちろんキッチリふってキッチリ落とすから

一つ一つのネタに時間がかかるわけで……

でもそのネタ自体が昭和で……

なのでボク的には最低点でした。

 

2つ目は 和牛。

うまいなぁ。

今回すべてのネタの中でボク的にトップは和牛の一本目結婚式のネタです。

あれはすごい! 画期的です!

演劇のコメディに、ボクが〈本番失敗劇〉と呼ぶ分野があります。

例えば主人公が「彼女の父親に結婚の許しを得る」「出世のため上司を接待する」

等々、目的のためにまず練習(ジュミレーション)をしてみせる。そして本番。

ところが予期せぬ出来事で本番がボロボロになっていく。主人公は慌てふためいて

……

一番わかりやすいのが「ノイゼスオフ」のように劇中劇での失敗劇ですね。

漫才はふつう15分くらいです。でも М-1 は4分。

その中でまずボケにボケた結婚式の準備場面を見せて、続いて本番のボロボロ場面を

見せる。

コメディの本番失敗劇構成が4分の漫才で出来るなんて!

すごいことですよ。

NLTコメディ新人戯曲賞に応募しようと思われている方、あのネタはすごいこと

ですよ。

はっきり言って今回の最高(優勝)は上沼さん同様ボク的にも和牛だったと思います。

ただ……川西クンの演技が(仲居さんをやった方ですね)……どのネタの場合も、

声もセリフも表情も……やってます感が、演技してます感が強すぎて……

昭和の新劇俳優やあるまいし、もう少し自然に芝居できないかなぁ。

 

3つ目。とろサーモン。

ボク大好きでした。昔、今日のように仕事で大阪のホテル住まいの時、時間が空くと

よくNGKにフラリと入ってました。目的は新喜劇です。が、漫才でとろサーモンが

出てると、必ずのように見てました。コンビ仲が最悪のために出来た、すかし漫才が

大好きで……それが最近全然見てなくて……

決勝に上がってきて、本当にうれしく思いました。

ボクの採点ではスーパーマラドーナ、ジャルジャルと同点の4位ですが、

ファイナル3組に選ばれてめっちゃうれしかった!

 

 

でファイナル。去年同様メチャ困り。

    とろサーモン   92

    ミキ       92

    和牛       92

 

で和牛がわずかにリードかな……と思いました。

ボクの今の好みはミキですが。

 

とろサーモン優勝。

驚きました(笑)。

でもメッチャうれしかった!

ちょいとウルウル来てしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間の理解不能の二人の表情でやんす。

 

おめでとうございます!

 

久保田クンの暴走失敗がないことを切に願います。(笑)

 

来年からは かまいたち、ミキ、和牛、スーパーマラドーナで回るのかな。

 

 

 

 

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