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稽古順調? 3月20日

池田政之の仕事

 

 

 

ご無沙汰でございます。

 

これではパソコンが壊れた先月と変わらなくなって参りました。

頑張って更新いたしまする。

 

 

さて、4月15日からのNLTコメディ新人戯曲賞公演の稽古が始まりました。

 

『その牙に気をつけろ!』と『脱退会議』の2本立て。

 

演出は先輩の加納健次さんとボクの合同演出でやんす。

 

 

まずは若手中心の『脱退会議』

 

ものすごく若手中心です。

 

そうかて根本が一番先輩なんやもん。

 

 

 

 

 

 

売れないお笑いユニットが消滅の危機に。

 

そら、お前ら売れんわ、と思わず言いそうなユニットの芸人と、

テレビディレクターのおかしな物語です。

 

 

 

 

 

 

 

ちょいと熱い場面も。

 

 

 

もう一つの『その牙に気をつけろ!』の方は

後日にレポートしますね。

 

 

 

とにかく、2チームとの熱い稽古が始まっておりやす。

 

 

 

情けないね。 3月3日

〈ま〉の日常

 

 

1月12日にここに書きました。「魔女狩り極まれり」です。

 

 

3月1日の地元の新聞に凄い記事が出ました。

正平調のコーナー。社説のコーナー(朝日新聞でいうところの天声人語ですな)で、

禁煙の件を論じてました。

 

ちなみにボクは喫煙者です。嗜好銘柄はこれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事を抜き出しますね。

『飲食店の喫煙をどこまで認めるか、国が案を練っている。いまのところは、

居酒屋や焼き鳥屋は全部ダメ。小さなバーやスナックであれば吸える、とな

るようだ』

そしてこう断じる。

『ことは人の命と健康にかかわる話だ』と。

 

 

すみませんねぇ。

我々喫煙者は他人様の命にかかわる大悪人でござんす。

 

 

逆ギレしているのではありません。

自覚しています。

なので分煙にも、禁煙指示にも従っています。

 

それでも大悪人のごとく断じられるのであれば、なぜ

「タバコ自体を法律で禁止を」と断じないのですか。

 

麻薬のごとくタバコ自体が法律で禁じられるのなら従います。

 

法律で売り、半値以上の税金を取り、一方でそれを極悪人のごとく断じる。

その矛盾を棚上げしたまま、一方を極悪人と断じるのは、少なくとも

新聞というインテリが作るらしい公器がやることではありません。

 

 

というより、頭ついてるなら本当に考えましょうよ。

 

居酒屋も焼き鳥屋も全部ダメ?

でも小さなバーやスナックはОK?

つまり、喫煙コーナーを設けるスペースがあるかどうかでしょ。

「ことは人の命と健康にかかわる」と全然関係ないやん。

論点が全く違ってるでしょ。

それをいっしょに論じる論説委員って……?

 

 

それよりもですよ、店によって喫煙、禁煙をお上が決めるなんて、

そんなのはね、店主に決めさせるべきなんです。

それが商法で保障されている、納税の義務を果たしている民間事業者の権利の

はずです。

 

 

 うちは「喫煙店」

 うちは「禁煙店」

 

それを入口に明記を義務づける。

 

それを見た客が、店を選ぶ。

 

利用者の当然の権利のはずです。

 

今のやり方じゃ、利用者の権利を奪っているんですよ。

報道の自由、言論の自由があるように、店舗選択の自由があるはずです。

 

 

店側だって客を選ぶ権利はあります。ヤな客は入店を断る。

でも基本は客が店を選ぶ。

だから店は訪れた客に「いらっしゃいませ」と言う訳でしょ。

よく来てくださいました(よく我が店を選んでくださいました)、という意味で。

 

 

「喫煙店」「禁煙店」表示で店側が客を選択をする。

客はその表示を見て店を選択する。

 

これでОKでしょ。

 

 

問題はそのとき、気を遣う上司が喫煙者で、部下たちが禁煙者の場合は……? と

いうパターン。

そこは国が行政指導を通達すればいいんです。

一行の中に禁煙者がいた場合は、禁煙者を優先せよ!と。

 

 

我が店は喫煙店。

我が店は禁煙店。

 

 

日本は自由主義国家でしょ。民主主義国家でしょ。

 

 

店に選ばせ、客に選ばせる。

 

 

喫煙者も禁煙者も店側も客もハッピー。

 

 

 

これくらい考えろや。

新聞論説委員、頭がついてるなら提案しろや。

情けないね。

 

 

それより「ことは人の命と健康にかかわる話」と断じるなら、

放射能と原発をもっと論じなさいよ。

もっと断じなさいよ。

 

放射能、化学物質による水質汚染。もっと断じなさいよ。

 

 

こういうインテリという人たちが、

上が軍国主義だというと「そうだ。軍国主義だ!」となり、

上が自由主義だというと「そうだ。自由主義だ!」となり、

誰かが共産主義は素敵だとなると「そうだ。共産主義だ!」と

なるんやろな。

真面目な学級委員のように。

 

 

それより、本当に法律でタバコは禁止にしようよ。

従いますから。

 

なのにしない。

なぜでしょうね……?

論説委員さんにはそこを教えてほしいなぁ。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

謝罪します( ´艸`) 3月2日

〈ま〉の日常

 

 

夕べ久しぶりに同級生たちと飲みました。

 

楽しゅうございました。

 

 

その席でバーブ(友人の名前でごんす)から、

「お前がブログで褒めてたから読んだけど……」

と抗議がありました。

 

 

1月9日にここに書いた本の感想。

昨年の「このミステリーがすごい」第1位 /「ミステリが読みたい」第2位 /

「文春ミステリーベスト10」第3位の竹本健治氏の『涙香迷宮』に対し、

ボクが「感想は又後日。今、唸ってますので」と書いたことに対してでやんす。

 

 

実は褒めたわけではなくって、

「うーん。これって?」という意味で唸っていたんでやんす。

探偵小説に代表されるいわゆる本格物で、ベスト10に入ってきた作品で

面白かったら、その場で感想書いてますよ。

 

 

つまりですね、暗号ミステリとしては傑作でも、

本格ミステリファンにとっては如何でしょうか?という意味ですねん。

あ、でも「本格ミステリベスト10」も4位やなぁ。

で、唸っていたわけでやんす。

 

 

あ、あくまでボクの好き嫌いですから。先に謝っておきます。すみません!

 

 

竹本先生のファンの方に叱られるのでちっちゃく載せておきますね。

 

 

 

 

 

 

バーブにしてもボクにしても、これが傑作というのは分かるのです。

 

ただ、本格好きにとっては、というより探偵小説好きの、不可能犯罪や、

大どんでん返しや、波乱万丈のプロット好きにとっては、好みが、ね。

 

あ、こう書くと、今度は本格ファンのみなさまから「いっしょにするな!」

と叱られるか。

ボクやバーブにとっては、という意味でやんす。

 

 

そしたら正一(このブログにちょいちょい登場する同級生)も、

「イケちゃんの本の感想は俺らの参考になってんねんから」

と言われてしまいました。

 

つまり、みんなはボクの傾向を理解していて、その手の分野を読もうと思って信じた

ら、違う傾向の本を読まされたという意味でごんす。

 

 

 

謝罪します。( ´艸`) 惑わせてしまいました。

これからは〈ボクにとって面白かった〉ものだけを載せるようにしやすね。

 

 

というわけで、本日のタイトルは〈謝罪します( ´艸`)〉でした。

 

 

あ、でも竹本先生の『匣の中の失楽』は傑作ですよ。

皆様、是非!

一応フォローしておきます。( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

お笑い新人賞三題考 2月28日

 日記 〈ま〉の日常

 

  

やった。

7回更新できたぞぉ。

 

冷や汗もんでございました。

 

ホナ別に7回せんでもええやろ。

そうなんですけどね、なんか7回更新せんと気持ち悪うて。

 

 

さて、ここ数日続いたお笑い新人賞ラッシュ。

NHK上方漫才コンテストはゆりやんリレトリィバァ。

ytv漫才新人賞は吉田たち。

そしてR-1はアキラ100%。

 

 

 

NHKとR-1はピン芸人。R-1は当たり前か。

 

 

こちらはytvの吉田たち。

 

 

 

 

 

 

 

ykv漫才新人賞は実質的にプリマ旦那とミキと吉田たちの三つ巴と思ってました。

で、決勝に行ったのは吉田たちとミキ。

 

プリマ旦那はNHKでも最後の決勝までいったのに、ゆりやんに敗れました。残念。

実力的には一番あると思うんやけどなぁ。なんやろ。華がないのかなぁ。

審査員の巨人師匠が口ごもってました。「うまいんやけど……」

わかる気がするなぁ。

例えば優勝したのに今一つ売れないと言われている、というか本人たちも言っている

笑い飯、パンクブーブー、それに千鳥を加えて、この3組に共通するのは、垢ぬけの

なさ、スマートさのなさなんですよ。タレントとしてオシャレから最も遠いところに

いるというか。声のじじむささ、顔のいまいちさ、イメージがオシャレじゃない。だ

から東京で黄色い声は飛びません。

お笑い芸人の本分からズレるけれど、本芸よりオシャレや話し方などを磨いた方がよ

り売れる気がします。それでいいのか?

それが、本分を競うはずの新人コンクールにまで派生したのが今回のプリマ旦那のよ

うな気がします。

 

 

片や決勝二組で吉田たちに敗れたミキ。

二年連続決勝二組まで行って敗れ二年連続準優勝。悔しいやろなぁ。

でも……ボクは好きやわぁ。

 

コメディの手段の一つにパニックがあります。

主人公が、予想外の展開にパニックを犯し、慌てふためく。

ミキの兄貴のやり方はまさにそれ。

 

昔々松竹新喜劇で、藤山寛美さんが家庭菜園で使う猛毒の農薬を酒瓶に入れていて、

それを知らない妻役の曾我廼家鶴蝶さんが、先代の渋谷天外先生にあげてしまう。

それを知った寛美さんは大慌て。飲んだら死んでしまう。殺人罪になる!

必死に捜しに行くと、天外先生、神社の石段で酔っ払って寝ている。

死んじゃったか! 転がっている空き瓶は違う瓶。生きてる! 「あの瓶どこへやっ

たぁあああ!」「 人にあげた」「誰にぃいいい! 」 何とか聞き出そうとするが、

酔ってるのと寝ぼけてるので、全く要領を得ない。トンチンカンな答えが出るたび

に、寛美さんは「あぁあああああああああああ!」と叫びながら石段を上がったり

下がったり。大ボケボケの天外先生とパニック突っ込みの寛美さんの、めちゃテン

ポの速い名人漫才のような爆笑場面。これが延々。当時中学生だったボクをはじめ

観客は疲れるほど笑いました。

 

ミキの兄貴。そのパニック突っ込み、頑張って確立してや。

ボク、大好きです。

 

ちなみに見取り図も予想外に(失礼)面白かった。

一次の点数ボク的には吉田たちと同点やもん。

 

 

さて、R-1

 

やっぱりピンには限界があるのかなぁ。

コンビで相乗的に盛り上げることができないピンは、もちろん面白いのだけれど、

もともとのしゃべりそのものがうまいのと、ネタとして面白いのは違うでしょ。

もともとのしゃべりそのものが面白いと、優勝した途端バラエティに移行できます。

でもネタだけの勝負だと、優勝してバラエティに出て、そこでしゃべりそのものの

ポテンシャルが低いと諸刃の剣。ホローし相乗してくれる相方のツッコミがないか

ら、つまんない奴、使えない奴となって又日陰へ……

 

華丸さんはもちろん、ほっしゃん、ゴエ、なだぎの各氏はもともとポテンシャルが

あるから問題がなかったけど、あとの方は大変のようですし。

けれど、芸人にとって、本分のネタよりも、もともとのしゃべりそのもののポテン

シャルの方が必要って……

 

それって芸人なのかなぁ。だったら素人でもものすごくレベルの高い奴いるし。

 

時代が変わったということでしょうねぇ。

 

芸人ではなくタレントとしての部分を要求され、タレントとして売れたら芸人として

も成功……

若い芸人さんなんて、それが芸人の成功と思ってるようだし。

その為の通過点という位置づけで芸人本分の腕を磨いている……

 

 

そんな気がしました。

 

 

つまり、漫才は残るやろうけれど、ピンのお笑い芸人とは、芸人ではなく、

タレント化していく。

お笑いピン芸人というのは、やがて消えていくのかもしれませんね。

 

 

R-1を見て、そんなことを考えてしまいました。

 

 

で、そのR-1。ボクの採点は、

 

   Aブロックは 三浦マイルド (現実はサンシャイン石崎)

   Bブロックは 石出奈々子

   Cブロックは アキラ100%

 

3人の最高点は石出奈々子。不思議。

 

 

で決勝。ボクの採点は、アキラ100%

宴会芸の完成版ですな。それをエンターテイメントに仕上げた。でも、いいのか?

今年の年末、マネするやつ出て来るやろなぁ。事故らないように。

 

石出さんの失速が痛い。

 

サンシャイン池崎……ボク全く面白くなかった。全く笑えなかった。二本とも。

今はああいうのがいいのかなぁ。

 

で、結果は。

 

 

 

 

 

 

サラリーマンの皆様、忘年会ではかなり練習してからやってくださいましね。

 

 

 

 

よし。ノートパソコンの崩壊、ネット接続問題を乗り越えて、

今月7回更新したぁあああああ!

そんな大層な問題か?

 

 

 

 

 

 

おいおい、アカデミー賞 2月27日

 日記 〈ま〉の日常

 

 

 

アカデミー賞が発表になりました。

 

 

 

 

 

 

 

と、ついさっき、これを書いてアップした途端、

とんでもないニュースが飛び込んできました。

 

 

作品賞、『ララランド』(23日のブログ同様もう ・ は打ちません) と発表して、

あ、ごめん、読み間違いや。ホンマは『ムーンライト』!

 

ものすごいミスですよ(笑)。

会場騒然ですって。そりゃそうでしょ。

オスカー像受け取ってしまってたそうやん。

 

 

それにララランドは絶対的大本命。久しぶりに大波乱が起きましたね。

 

 

これも23日に書いたけれど『ララランド』は楽しいミュージカル映画。

ボク的にはオスカー受賞には ? でした。

でも絶対的大本命。

 

片や『ムーンライト』はインディーズ映画の、それもアカデミー会員が

好きじゃないゲイの話。しかもアフリカ系青年の話。

 

それが『ムーンライト』

ボク、全くのノーマークでした。アカデミー会員投票するわけないと思ってました。

それが受賞。

 

ここ数年、演技賞の候補が白人のみになってしまっているとの、指摘、抗議が

あったけど、それに対する会員の心情が影響したのかなぁ。

それともトランプさんへの……

あ、あのパターンかな。絶対本命やから俺一人くらい投票せんでも大丈夫やろ、

と会員のみんなが思っちゃったパターン?

1948年のロザリンド・ラッセルさんパターンやね。

 

 

とにかく、ボクも慌てて修正しています。

あと10分待ってりゃよかった。

 

 

 

 

※以下が、さっきアップしたやつです。

 

 

 

今年は百発百中! 初めて全部門的中の快挙!

 

 

え……?

 

 

いえ、23日のここでの毎年恒例予想で、その本命本命した予想が嫌で

つまり安定路線より冒険路線が蜜の味で、なんやそれ、とにかく

主演男優のケイシー・アフレックをライアン・ゴズリングに、

助演男優のマハーシャラ・アリをルーカス・ヘッジスに、

変更してしまいやした。

 

で、結局4勝2負。

 

あぁあ。初めての全勝をわざわざ逃がすなんて。

 

 

しゃあないか。

 

 

そうかてねぇ、ただのド本命なんてねぇ。

 

 

毎年これ言うてるな。

毎年同じ事してるな。

学習しろよ。

 

 

やっぱり無難が一番なんでしょうね。

 

 

来年はそうするか。

 

 

でもなぁ……

 

でもなぁ、と思ってるうちは、この性格で人生過ごすんやろなぁ。

 

 

 

 

※ここまででやんす。

 

 

もっとも確実と言われていた大本命が破れました。

 

大どんでん返し!

 

しかも誤発表のおまけまでついて。

 

 

 

ね。

 

これですよ。

 

人生こういうことが起こるから、ド本命ばかりの安定路線は、

逆に冒険路線より怖いねん。

 

やっぱり本命本命した予想は、ね。

 

 

 

とはいえ、これで3勝3負に後退やんけ!

 

 

冒険路線、あかんがな。(笑)

 

 

 

 

明日も頑張ろ。

 

 

 

 

 

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