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稽古順調! 10月3日

池田政之の仕事

 

  

 

キングオブコントの優勝が決まりましたね。

 

ライスさん。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

ボク、存じ上げませんでした。

 

今回、よく存じ上げない方々が、四組もありました。

 

 

 

それにしても審査するの大変ですな。

 

キングオブコントが今のような審査方法になったのは去年から。

その時、三村さんや日村さんが「疲れる」と仰ってたこと、よくわかります。

ひょっとしたら自分の点数で、その人の人生に多大な影響を与えてしまう

のですからね。

そりゃ良心の全てをかけて、真剣に、真剣に、真剣に審査しなきゃ

いけませんものね。

 

 

NLTコメディ新人戯曲賞も、一回目の会議ではもちろん結論は出ず、

更に数作に絞っての、改めての再審査となりました。

 

 

ボク、最終に残った作品をもう一度読みました。これで三度読んだことになります。

 

 

決めました。ボク的の一番を。

 

他の審査員の方たちは違うかもしれません。

 

 

さっきも松本さんが「ボクいっつも、最後この人優勝と決めた人が、優勝しない」と

仰ってました。

 

 

ボクもオンタイムで見ていて、ライスさんではありませんでした。

すみません。(笑)

 

 

あ、そうそう、ボク的なベストコントはジャポケの一本目です。

よくできた、コントというよりコメディでしたね。

 

 

 

さぁ、今月終わりに行う最終審査会。

 

ボクが思っている作品が受賞するでしょうか。

 

 

 

 

さてさて、『劇場』の稽古も順調に進んでいます。

 

 

いやぁ、予想以上に、早くもいい芝居に仕上がりつつありますぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはその一コマ。ロムさん(旺さんの愛称です)と安奈のシーン。

 

 

 

まだこれしかシャメ撮ってなくて。

 

これからバンバン撮っここに載っけていきますね。

 

 

お楽しみに。

 

 

 

 

あぁあ・・・ 9月28日

〈ま〉の日常

 

 

高松宮殿下記念世界文化賞という賞があります。

 

日本がノーベル賞にない文化芸術を補う形で作られた賞です。

つまり文学賞以外の絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の五部門。

 

その演劇・映像部門に、今年は、ボクはこの人しかいないと思っていました。

 

 

そこで、この春、地元の衆議院議員の先生に提案書にしてお送りしました。

勿論、後援者の人を間に立て、秘書さんの「ファックスしてくれ」という

指示に従ってですよ。

 

 

 

オリヴィア・デ・ハヴィラント。

 

 

大女優です。

 

 

皆さんも是非 wikipedia を参照してみてください。

そのあまりに輝かしいキャリアに圧倒されるでしょう。

 

1939年『風と共に去りぬ』のメラニーがとくに有名ですが、

『遥かなり我が子』と『女相続人』でアカデミー主演女優賞を二度受賞。

勿論ゴールデングローブやニューヨーク批評家賞も受賞済み。

 

更に、アメリカのブッシュ(ジュニア)大統領から、フランスのサルコジ大統領から、

ともに国家最高の勲章を受けでおられます。

サルコジが受賞式典で彼女に言った言葉「終の棲家にフランスを選んでくださった

ことを誇りに思います」ですって。イキですねぇ。

 

つまり現在はフランス在住です。

 

 

今年の7月、100歳になられました。

 

 

しかもオリビアはなんと日本生まれなんです。

 

 

父君が東大で教鞭をとるために夫婦で来日されたときに東京で生まれました。

 

妹のジョーン・フォンテインも東京生まれ。ちなみにジョーンも『断崖』で

アカデミー主演女優賞を受賞しています。すごい姉妹ですね。

ちなみにジェーンは聖心女学院に通ったそうですよ。

残念ながら3年前に96歳で亡くなられています。

 

 

 

 

 

これは、8年前ブッシュ大統領から国家勲章をもらった時の92歳のオリビアです。

ちなみに、今はオリヴィアと表記するそうですね。昔はオリビアでした。 

 

 

 

オスカー候補5度。2度受賞。他に受賞歴数々。

『風と共に去りぬ』出演者唯一の生存者。しかもメインキャストで。

90歳を過ぎて存命の俳優の最高位としてアメリカ、フランスから国家勲章が。

そして今年100歳。

そしてそして、日本生まれ。

 

すでに今年イギリスからも賞が来てます。

 

 

今でしょ!

 

 

あげようと思ったら死んじゃった、なんてのはもう、ローレンス・オリビエと

キャサリン・ヘプバーンで懲りたはずでしょ。

 

 

今、賞を日本があげたら、欧米からも「お、日本、文化が分かってるね」

と言われること間違いなしだったんです。

 

地元の先生が諮問委員会に上申し実現していたら「先生、文化が分かってるね」

と言われること間違いなしだったんです。

 

 

ボクが地元の先生に提案書をファックスしたのは春4月。

以来、「ファックス、間違いなく届きました」の返事もなし。

結果の報告もなし。とにかくなしのつぶて。

 

 

 

今月13日、文化賞の発表がありました。

 

演劇・映像分野はマーティン・スコセッシ監督ですって。

 

いえ、別に文句はありませんよ。名匠やそうやし。

 

けどねぇ、スコセッシ監督なら別に今年やなくても、来年でも、再来年でも

かまへんやん。

 

まして世界文化賞は〈今〉の人より〈功成り名を遂げられた〉方にあげる賞でしょ。

 

 

 

オリビアは100歳でっせ。

 

アメリカも、フランスも、イギリスも、彼女がどれほど偉大な芸術家であるかを

きちんと理解しています。

 

生まれた国の日本がこれじゃ……

 

 

 

とにかく、文化面で欧米に対し「ドヤ顔」できる大チャンス、またも日本は

逃がしましたね。

 

 

残念なので、酒でも飲んでこぉ。

 

 

 

 

 

『劇場』開始 9月27日

ごあいさつ

 

 

今秋のNLTと劇団〈ま〉の提携公演『劇場』の稽古が始まりました。

 

飲みも。

 

 

 

 

 

稽古場風景も順次アップしていきますね。

 

お楽しみに。

 

て、今日はそれだけかい。

 

すみません。二日酔いで……

 

 

 

脅威です。 9月19日

 日記

 

 

台風ですなぁ。

 

さて、今、二日連続二時間ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』を

オンタイムで観終わりました。

 

 

 

 

 

 

すごいなぁ。

 

橋田先生91歳ですよぉ。

大正14年。うちの親と同じです。

 

それで二時間続きの二本、つまり四時間ドラマ。

実質三時間強でしょうか。

 

91歳で書けるぅ?

 

恐れ入りました。

 

 

 

ちなみにプロデューサーの石井先生は90歳。

 

タキさんの野村昭子さんは89歳。

 

 

す、すごすぎる。

 

 

 

『渡鬼』は第一回目から観てました。

でも、山岡さんが亡くなり、藤岡さんが亡くなり、

最近のシリーズはあまり観ていませんでした。

 

でもないか。だいたい観てるか。

そうかて、油断してると仕事させて頂いた方が唐突に出てくるんやもん。

池内淳子さんとか、榎木孝明さんとか、淡島先生とか、坂口良子さんとか、

あ、最近のは丹羽貞仁のさーちゃんが出てるので観てたよ。

 

今回かて長山藍子さん、前田吟さん、中田喜子さん、野村真美さん、佐藤B作さん、

吉村涼ちゃん、沢田雅美さん、長谷川純クン、水町レイコさんにさーちゃんも

出てるから、そら観ないと。

 

 

久しぶりにじっくり観て、展開はいつもの橋田先生だし、

セリフもいつもの橋田先生だし、

でもやっぱり観てしまうすごさ。 

 

特に、今回の五月ことピン子さんの役回りは、橋田先生お得意のキャラでしたね。

 

 

大昔、NHKで橋田先生の『夫婦』というドラマがありました。

芦田伸介さんと山岡久乃さんが夫婦で、

山岡さんは子育てと、誰かの面倒を見るしか能のない、おせっかいなお母さんで、

それが次男に現代っ子の嫁が来て、反撃され、

長男夫婦にも、長女にも相手にされず、こののちの人生に愕然とする……

というお話でした。

 

 

今回の『渡鬼』を見てそれを思い出しました。

 

 

子離れ、親離れも、嫁姑問題と共に、永遠のテーマなんでしょうね。

 

 

ピン子さんが山岡さんの役どころになってらっしゃるところに、

時の流れを感じてしまいます。

 

 

 

それでも……それでも……

 

91歳でこれが書けるなんて……

 

大脅威です!

 

 

 

ボクも、しんどいなんて言うてんと、頑張らねば。

 

 

それと、最後のテーマ曲に歌詞がついて、歌とてる方、うまい方やなぁと

聞いていると、なんと天童よしみさん!

 

♪「渡る世間は鬼ばかり それでもいいの」

 

そらうまいはずです。

 

これも驚きました。 

 

 

 

 

 

あっという間 9月15日

池田政之の仕事

 

 

 

三日間の大饗宴。

 

男組も早くも千秋楽。

 

ちょうど今最後の幕が開いたところです。

 

ホントに多くの方に来ていただきました。

 

 

 

 

 

昨日言った竹丸さんと歌助さんの芸者姿の大宴会の場。

一番右が佐藤正宏さんでやんす。ちょいと切れちまったぜい。

佐藤さんは『応挙の幽霊』のときと同じ幇間・でき丸役でやんす。

 

 

それとこちらが昨日撮り忘れた中村でやんす。

 

 

 

 

 

 

 

これは芝居の武士姿ではなく、二部の踊りの最後に出るときの袴姿でやんす。

 

 

とにかく、三日間五回公演はあっという間に千秋楽。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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