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いっぱい観たぞ。 10月25日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

 

 

風邪も完治。

 

なので行ってきました。

ボクが脚本の中日劇場コロッケさんの座長公演『十年目の約束』。

 

 

 

 

 

 

 

いや、流石ですなぁ。

コロッケさんも、共演者の皆さんも。

笑って泣かせて。

 

昨年4月博多座で上演なったものの再演ですが、出演者も一新だし、更に看板さんが

増えてるし。で、全面的に再稿致しました。

 

いやぁ、更にグレードアップ。コロッケさんの魅力満載になっております。

 

11月2日までやっております。

皆さん是非!

 

 

帰りに大阪上六に寄り打ち合わせ。

で新歌舞伎座を覗いて、松平健さんのお芝居も拝見して参りました。

『三匹のおっさん』、エンクミちゃんと真砂さんも出てますよ。

退屈する暇がありませんでした。皆さんも是非。

 

 

 

さてさて、今期のドラマは結構当たりの予感が。

 

そりゃまぁ、1本は『相棒』やから、当たり前やけど、

『下町ロケット』。いやいやいや。楽しくなる予感が、

ハマりまくる予感がひしひしと。

 

第1話、もうドキドキもんやもんね。

そうそうそう! 来た来た来た!

池井戸原作ドラマは、もう、絶対最後うまくいくとわかっていても、

現代劇のそれも経済人間ドラマで、エンタティメントやってくれるんやもんね。

手に汗握らせてくれるんやもんね。

 

目が離せません。

 

そうそう、先日も書いたように第1話にエリート銀行員で森岡豊クンが出てました。

連絡をもらってたので、いやいや、もらわなくてもこのドラマは見ます。

 

 

 

 

 

 

ちゃんとエリート銀行員になってました。しかもちょいと忸怩たる雰囲気入れて。

 

 

 

一夜限りでしたが、『一兆円の身代金』。

 

 

 

 

 

 

いや、意外によかった。以外といったらいけませんね。

香取慎吾クンてあんなにお芝居うまかったっけ。ていったらいけませんね。

 

楽しませて頂きました。

 

 

 

『遺産争続』、1話目ではよく分かりませんでしたが、期待しておりやす。

 

 

 

ちなみに昨日で酒を空けた日114日でごんす。

 

 

何やそのまとめ方。

 

 

 

 

今年も来ました相棒考 10月18日

 日記

 

 

 

東京は昨日今日と、あ、もう一昨日昨日か、雨でした。

そして寒くて。

 

休ませて頂きました。

 

何度も汗をかき、日付が変わって微熱です。

 

卵と天カスとほうれん草を入れたにゅう麺を食べました。

全部冷蔵庫にあって助かったわ。

 

で、まだ見ていなかった今回の相棒の第1回目、漸く見ました。

 

横になったままでですが。すんません。

 

 

 

 

 

 

 

既にネットでは話題沸騰でしたが、見てみて、成程と感じました。

 

反町クン、メッチャよろしいやん!

 

初登場は慣れてない分違和感があって当たり前ですが、

あくまでボク的にですが、思い返せば尊クンの時より違和感なかったような。

甲斐クンはとうとう最後まで違和感で終わっちまったし。

 

 

なかなか、いや、ヒットですよ反町クンの冠城クンは。

 

 

では恒例の相棒考、今シーズン一発目、参りましょうか。

 

いつもの通り、これはあくまでもボクの個人的感想ですので、先に謝っておきます。

ごめんなさい。

 

それとネタバレありです。お気をつけられまして。

 

 

 

まずは、劇団NLTの大先輩我らが川島一平さんが刑務所長で出演なされていました。

いい味だなぁ、一平さん。

こちらです。

 

 

 

 

 

 

 

おお、右京さんと冠城クンに対峙してるぞ。

事件の後、絶対左遷ですよね。クビかな(笑)。

どうやって法務事務次官の榎木さんの追及をかわすのでしょうか。

とりあえず、〈ふぁんふぁん〉で接待かな?(笑)。

 

 

 

さて、今回のお話は、タイプとしては本格物でしょうか。

それも2段構え。

まず事件の発端は精神的なもの。

同じ脚本家の、甲斐クンが記憶喪失になる話、2話に渡り、即身仏が出る奴。

あれと同じでしょうか。

それから派生した我欲による殺人。

 

 

逆算で見る芯は美しい芯でしたね。

 

以前にも書きましたが、どんなに複雑な話でも、観終わって逆から見ると

美しい簡潔な1本の線になっているストーリーが1番いいミステリーと

言えるのです。

美しかったと思います。破たんもありませんでした。

 

 

ただ女性陣が、レギュラーの幸子さん以外誰もいなくて、

あ、夜中、反町クンが目をやる派手なおねいちゃんはチラと出ましたけど。

基本いかつい顔した兄ちゃんとおっさんばっかりで、

華やかさには欠けましたが(笑)。

 

 

2つだけ、小さい事ですが、気になったのは、

教祖の梅津が、源氏物語の写しに最後の真実を残した理由が……

彼はこう言っています。「ボク、先生を苦しめとうない」と。

住職の為に死んでいった梅津が、住職を苦しめる証拠を残すでしょうか?

 

事実、住職は「なぜ彼はこんな所に手がかりを残したんでしょうか」と言います。

 

それに対し右京さんはこう言います。「そんなこともわかりませんか。

あなたの為に死んだという証拠を残したかったんですよ」と。

 

これ、弱いなぁ。ロジックより感情論ですもの。

梅津の言ったこととやったことに差がある場合、純文学ならいいですが、

ミステリーは、感情論にも、納得というロジックがいりますものね。

 

これが1つ。

 

もう1つは、住職が梅津に『お前は失敗作だった」と言います。

彼は失敗作でしょうか?

 

勿論犯罪者ですから、初手から失敗作でしょうが、更生と学ぶことに命をかけ、

刑務所内の理不尽さに対し、人間の正義に近づこうとした彼の姿は、

決して失敗作ではないように思うのですが。

 

つまり、最後の最後に明らかになった事件そのものの発端が、

ちょいと、〈うん?〉感がありましたかな?……

 

 

それだけです。

 

それよりも、梅津役の井之上隆志さんの演技力、すごいですね。

絶対アクセント間違うてるんやけど、関西弁、お見事でした。

ボクも含め関西人は、他国の人の喋る関西弁にはメッチャ厳しいですよ(笑)。

それが演技力に圧倒されて違和感を感じる暇がありませんでした。

というよりあの喋り方。梅津という人物の育ってきた背景が浮かぶようでした。

あと、殺される田代役の栩原楽人さん、それを殺す美倉役の小柳心さんの

演技もなかなか。

ドラマがしまりました。

 

 

あ、最後にもう一つだけ。右京さんか。

石坂さんが降格されながらも実力者として存在してるなら、

甲斐クンと彼女のその後は? 情報が何も出ませんでしたよね。

その内出てくるのかな。それともみんなで忘れたいのかな。

 

右京さんの帰国? 停職中なのに堂々たる捜査? 簡単に復帰? そんなんあり?

いえいえ。これらも右京さんという治外法権的人物としてイメージが完成している

人物なら、違和感なく見てしまいますね。

ハマキヨの濱田と飛田さんがいつもやってる役みたいなもんか。そうか?

 

 

 

楽しませてくださいました。

 

 

 

冠城という人物のスキルとポテンシャルの作り方。

反町クンの冠城のキャラの作り方。

右京さんとの対等な関係。

尊クンの時もそうですが、二人ともデキる場合、内容を難しくしても

対処できます。

それだけ、他にはない難解な本格物が増えるのではと、ひそかに期待してます。

更には、2人ともキャリアなら、国家的陰謀も対処しやすいですし。

つまりは本格物でもサスペンス物でもストーリーを大きく出来ます!!!

 

何という僥倖!

 

すごく期待できますね!

 

 

 

いつものことですが、偉そうに言ってすんません。

 

 

それにしても冠城はなぜ警視庁に来たのか?

徐々にわかってくるんでしょうな。楽しみでごんす。

 

 

 

楽しい日々が今年も訪れました。

前回の最終回のアレを払拭してくれそうな予感。

 

 

 

さ、お薬飲んでもう一眠り。

 

それにしても、反町クン、当たりやなぁ。

 

あ、1つ忘れてた。

冠城は警察の人間やなくて法務省の人間ですよね。

てことは、武力的訓練は受けてませんよね。暴漢と対峙した時、

どないすんのやろ。

心配いらんか。脚本家さんがどないでもしはりますよね。

子供の時から空手習ろてたとか。

 

 

 

 

 

初日に知恵熱 10月17日

〈ま〉の日常

 

 

 

今日は中日劇場コロッケさんの座長公演『十年目の約束』の初日です。

 

 

 

 

 

 

ボクも楽しみにいそいそと中日さんに出かける予定でした。

 

 

その前に、昨日森岡豊クンから『下町ロケット』の初回に

出演の旨メールでもらいました。

早速ブログを見ると「季節の変わり目に風邪をひく」とありました。

 

 

森岡、お付き合いしますよ。

会ってないから君に移されたわけやないけど。

 

やっちゃいました。夕べから。ゾクゾクぐるぐる。

ボクは子供のころからこんないい歳になっても扁桃腺持ちで

風邪をひくと直ぐ高熱が出ます。

 

ボクはこれを知恵熱と呼んでます。

 

夜なのでとりあえず解熱剤を飲んで、朝まで汗をかきつづけ

下熱に専念したら、下がって参りました。

 

ここんとこ急に寒くなったし、疲れてたのかなぁ。

 

 

とにかく初日に行って移したら大変です。

 

 

で、失礼させて頂く事にしました。

 

 

近々、必ず参ります。

 

 

劇場レポートはしばらくお待ちくださいまし。

 

 

それに『相棒』の初回の録画も、まだ見られてないし。

お馴染み「相棒考」もしばらくお待ちくださいまし。

 

誰も待ってないか。

 

 

 

まだ売ってました! 10月15日

〈ま〉の日常

 

 

 

気がつけば10月も半ば。

 

スーパーへ行くとまだ売ってました、シャインマスカット!

 

思わず買ってあっという間に半分食べちった。

 

 

 

 

 

 

タネはないし、皮のまま食べられるし、メッチャ甘いし。

 

もう、やめられない止まらないの境地でごんす。

 

歌ってみませう♪「やめられないとまらない、シャイーン、マースカット」

 

しかしホンマにこんなハマったもん、近年なかったな。

 

一年中買えるようになったらどないなんねやろ。

 

いえいえ、買えるのも後わずか。

 

来年は、はしりから買うようにしよ。

 

 

仕事の合間にこれを書いてますが、

又手がシャインマスカットに伸びる。

 

 

 

 

目黒さん 10月13日

〈ま〉の日常

 

 

 

NLTの大先輩・目黒幸子さんが10月8日に亡くなられました。

 

89歳でらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

戦後すぐ大映ニューフェイスに合格され、美貌の女優として

昭和24年『愛染草』でデビューされ、主演作もあり、何と100本以上の

映画にご出演されています。

 

テレビも創成期から活躍されています。

 

舞台はグループNLTから別れた三島由紀夫主宰の浪漫劇場に参加。

その縁で故賀原夏子先生に乞われてNLTへ。

 

以後たくさんの舞台で活躍されました。

『ニノチカ』『水族館』『宴会泥棒』etcetcetc……

 

ボクとは『床の下の幸せ』(内幸町ホール)、『嫁も姑も皆幽霊』(三越劇場・

名鉄ホール・旅公演)、『お試しあそばせ』(三越劇場)、『喜劇・桜の園』(

三越劇場・松竹座)、『極楽ホームへいらっしゃい』(三越劇場)でご一緒。

 

品がよく、背筋がピンと伸びた長身の姿勢で、特に貴婦人の役は他の追随を

許しませんでした。

 

更にご自身で主催なさっていた一人の朗読の会でも、

芥川龍之介や谷崎潤一郎といった文豪のミステリアスな短編を

全て覚え、つまり本を離して演じるというスタイルを確立されました。

 

いつも優しい笑顔で、若いものに交じって身体を動かしてらした目黒さん。

 

よく飲みましたよね。屋台でも飲みましたよね。

 

最後のお別れのお顔、ホントにお綺麗でしたよ。

 

 

お疲れ様でした。

 

 

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

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