今、兵庫県立西脇工業高校が初の甲子園行きを決めました!
強豪・東洋大姫路に対し、2対3のサヨナラ勝ちです!
快挙です!
選手の皆さん、西脇工の皆さん、卒業生、関係者の皆さん、
おめでとうございます!

初めての甲子園で、悔いのないように、頑張って下さい!
さて。
7月も終わります。まだ3日あるけど………
激動だったなぁ……
でもお蔭で酒は抜けましたぞ。毎年100日は酒を抜こう! でもなかなか大変で……
今年は父のお蔭で7月28日現在で既に94日。100日まであと6日。達成確実じゃ。
で、もうすぐ8月。勿論49日法要もあります。初盆も。
今まで同様東京と地元を行ったり来たりをいたしますが、
それでも脚本家・演出家池田政之としての通常の日々に戻ります。
8月17日初日の『花はらんまん』。東京近郊の皆様、是非見に来てください。
さて、もう一つ。
何だか今回は、小ネタパラダイス的になってきました。
今、父の事で遅らせてもらっていた締め切りを順次頑張っています。
そんな中でもやってくる活字欠乏症。でも、もうがっつり読んでいる時間がない。
そこで休憩時間に読めるよう、かつて読んだすごいのを改めて斜め読んで、
茶を濁すことにしました。それには図書館。西脇市図書館にありました。
ポール・アルテ作『第四の扉』
七、八年前から二年位前まで、毎年一冊ずつ出版される新作に、はまり続けました。
ポール・アルテ。フランスのディクスン・カーと呼ばれる方で、出す作出す作が
密室、不可能犯罪、怪しい雰囲気、禍々しい伝説や降霊実験などのオカルト趣味、
どんでん返しの連続………
その長編デビュー作が『第四の扉』です。

いやぁ、久しぶりに読んだけど、やっぱりすごいわ。
よくこんだけ思い切った小ネタとびっくりネタを詰め込めるなぁ。
約200ページの短め長編で、10ページに一回は襲い掛かる衝撃の事実!
これ、ちゃんと解決できるのか?と心配してしまうほどの怒涛の謎、謎、謎です。
この人、ひょっとしたら日本人とちゃうか? それもバカミス好きの新本格派(ネオ・
クラッシック)の人やないの? メフィスト賞受賞作ちゃうの? それも傑作の部類の。
ただハヤカワポケットミステリという書籍形態は都会しか売ってないしなぁ。
田舎は、あっても少ないし。早川書房さん、文庫にしてぇな。
とにかく、一度読んでみて下さい。作り物の本格派の究極の形ですぞ。
さぁ、仕事に戻るぞ。