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上半期 6月30日

〈ま〉の日常 ごあいさつ 池田政之の仕事

  

 

今年も半分過ぎていきます。

 

 

年々早くなっていますね、確実に。

 

 

今年は上半期、特に3月の末までに6本幕を開けました。

忙しかったなぁ。何が何だかで、よく覚えていません。

 

その間、正月にはまだ元気だった父が、2月に入院し、

 

舞台の稽古の間をぬって、東京と地元を往復。

夜は『花鳥風月堂』の終盤を書いて………

4月からも東京と地元を行き来しながら、下半期の舞台と来年の映画の執筆に入り

6月、会議と打ち合わせを集中させ、21日のNLT会議でようやく一段落。

 

その翌日、父が他界しました。

 

実は3年前から認知症でした。ボクと母は、介護の日々でした。

でも……元気でした。明るい認知症でした。

笑いが絶えませんでした。

こんな事がありました。ボクが実家の掘りごたつでくつろいでいると、父が来て

「あのな、ものすごい大工さんがいてるぞ」「なんで」「この家見てみ。わしが

建てた家と、まったくおんなじやろ。こんな仕事ができる大工がいてるとはなぁ」

「あんたの建てた家や!」 ネタではありません。事実です。

よく食べました。毎日のように日替わりで大好きなお店を回って外食しました。

毎日2~3時間は散歩してました。絶対帰ってきました。

でも世間は徘徊と誤解してました。そら、するわな。老人がとぼとぼと

延々歩いてるんやもん。親切な知り合いがよく車で連れてきてくれました。

3人で温泉にもいきました。竹田城にもいきました。

そんな3年間でした。

 

それが2月5日夜、急に立てなくなり、緊急入院。

ボクは東京で新歌舞伎座の島津亜矢さんの稽古中で、従兄弟夫婦が

助けてくれました。2日間稽古休みがあり、飛んで帰りました。

医師が様子に疑問を持ち検査したところ胃がんでした。

毎年大阪の帝塚山病院の人間ドックに入っていたのですが、認知症になってから

入っていず、その間に進行したようです。

医師は言いました。「高齢なのでがんの治療は出来ません。それにしても

ここまで進行してると、本人はかなり辛かったでしょうし、物も食べられ

なかったでしょ」と。

いいえ。苦しがったことなどなかったし、入院の当日までパクパク食べてました。

医師は「認知症の影響なのかなぁ」と頭を示しました。認知症もいい事があります。

その後も苦しがることなく、小康状態だったのですが、6月になって口から物が食べ

られなくなり、衰弱していきました。

6月22日。父の様態の連絡を受け、昼過ぎに東京を出て夕方帰郷。

間に合いました。

ボクの声を聴いてから、呼吸困難になり、

夜11時28分に亡くなりました。

 

 

これは去年の秋、満87歳の誕生日のころに呑んだ時の写真。

ご機嫌に酔ってます。

 

 

 

 

呑むとめっちゃ元気でした。

不思議なことに、認知症がウソのように、普通に戻るのです。

この時も「新しいビジネスを思いついた」と熱弁をふるっていました。

 

 

本当に、激動の2013年・前半でした。

 

 

下半期の舞台は8月の三越劇場から始まります。

9月浜木綿子さんの舞台は府中の森から始まり、10月には博多座に参ります。

その10月は、新歌舞伎座の天童よしみさんの舞台。NLT『十字花』の脚色。

11月は博品館と中日劇場。12月はハマキヨ。

まだ言えませんが11月にもう一本言われています。

 

後半は7本、うまくいけば8本。

 

おっと、7月6日には『忍たま乱太郎』が公開でした!

 

これです。

 

 

 

 

そうそう。「毎年100日頑張って酒をぬけるよう努力しよう」の件ですが、

父の事もあって、本日で77日です。

 

大晦日で100日まであと23日。絶対達成できますな、こりゃ。

 

 

それと父の忌明けは7月の後半です。

 

ご厚情を賜りました皆様、ご挨拶等はその後で謹んでさせて頂きます。

 

 

それでは2013年後半。がんばっていきまっせ!

 

 

礼 6月27日

ごあいさつ

 

 

 

昨日、無事、父の告別式が執り行われました。

 

 

 

 

 

 

前日の通夜と合わせ、250人以上の人が来てくださいました。

 

西脇市長も来てくださいました。東京からもいらっしゃいました。

 

お坊様は、同級生でうちの檀家寺・観音寺さんを導師様に、

客僧様一名、役僧様三名の、五名様編成。

 

 

そして、ジャスト 70対(140基)もの花を頂戴いたしました。

 

 

父はきっと喜んでいます。

 

 

ご参列下さった方、お花をくださった方、

弔辞を読んで下さった足立幸子様、金川彌市郎様、

弔電をくださった方、葬儀をお手伝い下さった小坂町の方々、

本当にありがとうございました。

 

中には、このブロクを見て知ったと、懐かしい懐かしい友人からの

弔電を見て、涙が出そうになりました。(高木君、ありがとう)

 

 

さて、父です。

 

 

 

 

真面目な顔の遺影です。

 

 

 

こっちは、お焼香場に置いた、マンマの父のスナップ。

去年の秋、満87歳になった頃ですね。

 

 

 

「よ」って言ってます。

 

 

 

皆様、本当に、ありがとうございました。

 

心よりお礼申し上げます。

 

 

 

ご報告 6月23日

ごあいさつ

 

 

通夜、告別式が決まりました。

 

通夜は6月25日(火) 午後6時30分より

 

告別式は6月26日(水) 午前11時より

 

共に 兵庫県西脇市寺内519 西脇多可広域斎場 やすらぎ苑

                                                   tel 0795-22-3644

 

で、執り行うことになりました。

 

以上、謹んでご報告いたします。

 

 

尚、生花のお問い合わせを多数頂戴しております。

 

僭上ながら記しておきます。

 

 

マルエー生花   兵庫県西脇市小坂町192

                   tel 0795-22-7803  fax 0795-22-7804

みどり花園    兵庫県西脇市上野216-3

                   tel 0795-23-5556  fax 0795-23-6171

 

 

 

遠方です。お気遣いございませんように。

 

 

                         池田政之

告 6月23日

ごあいさつ

 

 

昨日6月22日午後11時28分、父・池田陽二が永眠いたしました。

87歳でした。

 

生前、故人が賜りましたご厚情に対し、

厚くお礼申し上げます。

 

通夜、告別式に関しましては、決まり次第、ご報告いたします。

 

                           池田政之

 

 

 

忍たま乱太郎53巻のもう一つの楽しみ方 6月16日

池田政之の仕事

 

 

忍たま乱太郎の53巻が出版されています。

 

その内容が、なんだか映画とちょこちょこリンクしていて

ほほえましく思えてしまう今日この頃の池田です。なんやそれ。

でも、どこが映画とリンクしているか、見つけるのも、読む楽しみになってます。

勿論、本題のお話はいつも通り、面白いですよ。

 

 

 

 

帯は映画の宣伝です。

 

しかも、カバー裏は、

 

 

 

尼子騒兵衛先生が、なんと映画に出演されていることをお書きになっていました。

 

そうなんです。尼子先生、自身の役でご出演されています。

 

て言うか、ボクが、そう脚本に書いちゃったんですけどね。

 

 

断られるかと思ったんですが、果敢に登場して下さって、

帯の文章によると、「漫画は一人でする作業。でも映画はみんなで

作る作業。参加できてうれしかった」と。

 

そう書いていただくと、かってに登場させてしまったボクも一安心です。

 

 

という具合に、53巻は、番宣も込みです。裏テーマですな。

 

 

公開まで一ト月を切りました。テレビでもコマーシャルが始まりました。

 

ご家族みんなで楽しめます。

 

どうぞ、お楽しみに。

 

 

 

 

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