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忍たま乱太郎公開日決定! 2月22日

池田政之の仕事

 

 

忍たま乱太郎の公開日が決定いたしました。

 

7月6日(土)から、全国映画館で上演されます。

 

是非、見に行ってください。

 

ホンマにおもろいですから。

 

 

 

 

さて、ここでお知らせがあります。

 

3月6日初日の三越劇場春秋会男組公演

『恋模様義賊世噺』に主演予定だった片岡愛之助クンが、

諸般の事情により出演できなくなりました。

二部の舞踊『春秋会男組錦姿』には出ます。

 

代わりは、崎本大海クンが勤めます。

 

そう、僕が脚本させて頂いたNHK『柳生十兵衛七番勝負・島原の乱』で、

天草四郎を演じた美少年です。

あの時はまだ十代でした。飲めないので近寄りもしませんでした。

その後、名古屋御園座名取裕子さん主演『梅咲きぬ』で一緒。

その時は二十を超えていたので、飲みました。

 

 

これがその時のチラシです。

松村君と並んでいるのが大海クン。

ちなみにNLTの林与一さん、川島一平さん、加納健次さん、

そして森岡豊クンの顔も見えます。

 

更に、淡島千景先生のお顔も。お元気で、お綺麗でした………

 

その後、クイズヘキサゴンで評判になって、数々のドラマに出て………

今は26歳なんですと。そらこっちも年取るわ。

 

凛々しく涼やかな岡野采女を演じてくれています。

 

でも考えたら、愛ちゃんは二部に出てるし、大海クンは出るし、

 

豪華になってるやん、と、思召して、是非見に来てください。

 

笑って、泣けます!

 

 

初日 2月16日

池田政之の仕事

 

 

昨日2月15日は大阪新歌舞伎座の初日でした。

 

島津亜矢さんの座長公演です。

 

 

 

 

いやぁ、満員のお客様に、受けた受けた。

 

そして、芝居の終わりには、皆さんずいぶん泣いて下さいました。

 

泣き笑いの人情劇の面目躍如ってとこでしょうか。(自分で言うか)

 

 

ちなみにこちらが、出番前の座長。

 

ゲラです。笑ってます。この写真ОKですか?とお聞きすると、

 

どうぞどうぞと又笑ってお答え。

 

 

 

しかし、島津さんは歌がうまい!!!

 

歌には素人の僕が言うのもなんですが、驚いた。

 

ショーでご自身の歌以外に、ホイットニー・ヒューストンを

お歌いになったのですが………恐れ入りました!

 

 

さて、こちらはNLTからの出演葛城ゆいと眞継玉青です。

 

 

ゆいは阪田三吉と同じ長屋の隣のおばちゃんの〈おかね〉さん。

 

 

眞継は、座長演じる三吉の妻・小春の友人でカフェを経営する洋子ちゃん。

金が命の女です。実はこの役、三年前中日劇場・都はるみさん公演「桂春団治」

でもやった役なんです。

春団治と阪田三吉、近代大阪を代表する二大有名人のお芝居に

共にカフェ洋子で出ちゃった眞継なのです。まぁ、書いたのは僕ですが。

 

ちなみにゆいも眞継も、ショーで大きな羽根扇を持って、

エトワールで踊ってます。すごい。

 

 

お近くの方、大阪に行かれる方、ぜひご観劇を。

 

 

怒涛の幕開け 2月12日

池田政之の仕事

 

 

さぁ、今年前半の山場、怒涛の二ヶ月が始まりました。

 

何がって?

 

今年の一月二月三月の三ヶ月で、五本の舞台の幕を開けます。

 

一月の中村美律子さんの公演

及びショーで、二つあけました。

 

終了後は少し時間も取れたので、次の執筆もできましたが、

ここからはそうはいきません。

 

 

まず二月15日初日の、大阪新歌舞伎座

 

島津亜矢さんの舞台です。

 

次は三越、その次は東宝・浜木綿子さん。

 

 

島津亜矢さんの稽古は品川埠頭の稽古場でした。

 

 

 

 

右手の倉庫のようなのが稽古場です。

 

 

正面奥にフジテレビが見えますでしょ。

 

 

さぁ、明日から新歌舞伎座です。

 

 

それと地元にも出没します。

 

 

頑張ります。

 

 

 

無題。 2月4日

〈ま〉の日常

 

今、小ネタパラダイスをアップして、そのままボーっとしています。

 

さっきのニュース速報が大きすぎて。

 

4年前、旧・歌舞伎座が老朽化諸々の事情で閉場となり、

新しい歌舞伎座が建てられることになって以来、一昨々年の閉場式をはさんで

歌舞伎界序列1番から4番までの人間国宝が相次いで亡くなりました。

中村又五郎さん、中村富十郎さん、中村芝翫さん、中村雀右衛門さん。

又五郎さんと雀右衛門さんは90代。富十郎さん、芝翫さんは80台前半。

お年といえばお年ですが、それでも続きすぎました。

 

そこへ昨年末の大激震。

 

僕がNHKで花鳥風月堂の企画に入ったのが一昨々年の秋。

その間NHKさんの古典班の方々は大変でした。

勿論、松竹さんは本当に大変でしょうけれど………

 

 

そして今………

 

 

更に一月の松竹座、市川段四郎さんが病気休演。市川猿翁さんも途中から休演。

 

 

どうなっているのでしょう。

4月の新・歌舞伎座開場、どうなるのでしょう。

 

実は、オカルトのような話を耳にしました。

新・歌舞伎座の建て方が、いわゆる家相的全景的によくないとか、

初日が4月2日、つまり、しに番号だとか………

 

だれも本気でそんなこと信じていません。

でも、まことしやかにそう言う奴が出てきています。

 

いやだなぁ………

 

そこで、初日を六日伸ばして、8日にしては如何でしょう。

4月8日は、花の日、お釈迦様の日です。そして大安です。

この日なら誰も文句は言わないでしょう。

 

4月の一ヵ月しか新・歌舞伎座開場興行をやらないのなら、

六日間でも減るのは苦しいでしょう。でも興行は三ヵ月続きます。

ここで六日減っても、オカルト的な事を言われるよりは………

 

 

 

とにかく、大変です………

 

 

 

小ネタパラダイス 2月3日

〈ま〉の日常 読書感想文

 

 

今日は読書感想文を書こうと思っていました。

 

 

 

そこへ、見ちゃいました。情熱大陸。

 

内容は、岩波邦明という現役東大医学部生が考案したゴースト暗算。

 

例えば68×9のような二桁×一桁が

一瞬にして暗算出来るというシステム。

 

できました。それから30分、自分で適当に問題を作りやり続けたら、出来ました。

 

す、すごい!

 

これを応用させると例えば57×69のような

二桁×二桁も瞬時に暗算出来るようになるのだそうです。

 

テレビではそこまでは出ませんでした。

 

早速検索してみると………ありました。

でもよく分からない。明日本買ってこよう!

 

 

さて、一度に色んなことを書くのを、

桂小枝さん宜しく小ネタパラダイスと名付けました。何やそれ。

 

2番目は、実家の近くに、つまり田舎のど真ん中に、

すごくお洒落な、カフェ&バー&グリルのレストランが出来ました。

名は「マーマレイドカフェ」

 

まぁ、田舎には似合わない。

ホームページを見ると、中もすごいお洒落。

田舎だから店も大きく、2階ではパーティもできるし、

外でも飲めるし、キッズルームはあるし、階段途中の踊り場でも飲めるし、

お酒やカクテルも揃ってるし、パスタを中心にした料理もお洒落だし。

 

こちらが夜の全景です。

 

 

結構繁盛しているようです。

でも行ったことはない。そうかて、オッチャンには似合わんでしょうが………

 

 

 

さて、本題。

 

新旧密室・学生対決。

 

実は又々活字欠乏症が出て、三日連続で仕事は夜中の三時までにして、

それから朝七時か八時まで、読書タイムにしました。

勿論ミステリーの本格物です。

 

一冊はどうでもいいです……

 

後の二冊。中々です。

 

一冊目は、江戸川乱歩賞作家・梶龍雄さんの『リア王密室に死す』

1982年の本です。梶さんの作品では最高傑作の呼び声高い作品なのですが、

僕は読んでいませんでした。現在絶版、入手困難。で、図書館で見つけました。

 

 

戦後の京都三高(今の京大低学年の事ですね)を舞台に、

学生たちの青春群像と密室殺人、中々の本格度数です。

 

 

そしてもう一冊が青崎有吾さんの『体育館の殺人』

 

昨年の鮎川哲也賞受賞作。

乱歩賞、横溝正史賞が、広い意味でのミステリーになって、

本格物がお目にかかれなくなってしまった昨今、

鮎川哲也賞は、いわば最後の牙城です。

 

その昨年の受賞作、この間の11月に出版されたとこです。

さらに、作者の青崎さんは平成生まれの大学生です。

 

はぁ………役者だけでなく、推理作家も平成生まれですか………

 

本格物の魅力、そう醍醐味は、不可能な密室、そんなんあり?のトリック、

舌先三寸のロジック、華麗なる大伽藍、こけおどしの舞台設定、

はったりかましの展開、天才的な鼻持ちならない名探偵、そして意外な犯人です。

 

いやぁ、いいよいいよ。オッチャン夢中で読みましたよ。

今どきの高校を舞台に、密室殺人、今どきの高校生の生き生きした描写。

そして際立った探偵のキャラ! アニメオタクで、セリフの中に

今どきのアニメキャラの名前がバンバン出てきますが、

東大通の名が出た時は、オッチャン吹いたよ。パーペキに。

 

麻耶雄崇のメルカトル鮎は、読んでて殴ってやろうかと思うこと多々ですが、

こちらの裏染天馬クンは、許せるなぁ。

 

見どころ、いえ、読みどころは、天馬クンの推理ロジック!

特に、犯人が残したであろう雨傘一本であそこまで屁理屈、いえいえ、

あれほどの大ロジックを展開するか? もはやあっぱれじゃ!

 

新旧学生ミステリー対決。両者引き分けといったところです。

 

寒い休日にはおこたでミカンでも食べながら是非。

あ、「リア王密室に死す」はそう簡単に読めないか。

でも「体育館の殺人」はそれなりの規模の書店ならあります。

西脇でもカナートの書籍売り場にありますよ。僕はそこで買ったもの。

 

 

 

 

  これを書き終わったころ、日付が四日に変わったころ、

  テレビにとんでもないニュース速報が出ました。

  昨年末の大激震といい、演劇界はどうなっているのでしょうか。

  今、頭大混乱です。

 

 

 

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