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東西で 11月9日

池田政之の仕事

 

 

又又ご無沙汰でした。

 

今日、大阪の日航ホテルで、中村美律子さんと、

1月中日劇場のショーの打ち合わせをしました。

 

そのあと、梅田の、インデアンカレーを満喫しました。

 

 

 

さてさてさて………

 

今年も恒例のハマキヨつまり濱田クンと清河クンの

演劇ユニットハマコクラブキヨコクラブ

の季節がやって参りました。

 

ハマキヨには必ずテーマがあります。ミュージカルであったり、

歌舞伎であったり、落語であったり。

今年のテーマは映画。

 

詳しくは、トップページをご覧ください。

 

稽古開始、早速飲み会。

 

 

左から中村俊洋クン、根本拓人クン、清河寛クン、飛田のオヤジ、

眞継玉青さん、大塚明夫さん、濱田和幸クン。

この日、藤川恵梨は欠席でした。

 

さて、特筆は、日本一の声優大塚明夫ちゃんが出演してくれることです。

 

ちなみに僕と明夫ちゃんは、今から二十九年前、

演劇の世界に入った最初、劇団NLTの同期生なんですよ。

 

マウスプロモーションさんで、舞台を四本作演出させて頂いた時も

全て出演。

 

旧交を温めたのでした。

 

温めたって、漢字これでよかったんだっけ?

 

 

 

 

 

ラットマン 10月31日

読書感想文

 

朝の四時です。 

 

今僕は感動しています。

 

今日、あ、もう昨日か。

大阪へ向かう新幹線の中で、道尾秀介氏のラットマンを読み始めました。

半分読んで、残りを執筆の合間にと、今読み終えました。

 

 

 

 

 

先日ここに書きました。今道尾氏を読んでいる。一日一冊、四日で四冊。

中三日の五冊目です。

 

僕は、趣味としての読書は(仕事の資料ではなく)ミステリー専門です。

それもいわゆる本格物つまりは探偵ものです。

 

道尾氏は賞総なめの才人ですが、僕が買ってきた五冊は、

あくまでミステリーです。ですから、直木賞受賞作といえども、

ミステリー要素の薄いものは買っていません。

 

ミステリー、特に本格物は、仕掛け、トリックが見せ場です。

乱暴に言えば、そこに人間を描く必要などありません。

いかに遊戯性、パズル性、トリック、ロジックが優れているか。

そしていかに騙してくれるのか、これにつきます。

 

つまりミステリーの長所であり短所なのは、

ミステリー性と人間描写が相反するところなのです。

 

それが………

 

傑作です。実に傑作です。前の四冊、ぶっ飛んでしまいました。

最後は泣いてしまいました。

 

しっかり描かれている人間。なのに怒涛のドンデン返し!

 

氏は「本格ミステリーで人間を描く」と公言したという。「そんな馬鹿な」と

タカをくくった青鬼赤鬼諸氏の常識を見事に覆して見せたという前評判は

間違いじゃなかった。

これは確かにミステリーだ。しかも本格物だ。

 

高校の時に読んだ中井英夫氏の『虚無への供物』

横溝正史先生の『女王蜂』以来かなぁ。

 

氏の特に素晴らしいのはミスディレクション(ミスリード)の巧みさでしょうね。

読者をわざと間違った方向に導く。つまり勘違いをさせ、まんまと騙すわけです。

真実が分かった時、読者は「おいおいおい! ちょっと待たんかい!」と

なるのですが、前に戻って確認すると、インチキなしの、ちゃんとフェアプレーの

精神にのっとって、事実は提示されているのです。

勿論、大抵のミステリーにはこの手法が使われています。Aが犯人と思わせておい

て、実は違ったってのは定番ですよね。

道尾氏はこの手の仕掛けが巧みなのです。その中でも当作品は特に秀逸なのです。

ここまでのは、小泉貴美子女史の『弁護側の証人』と、歌舞伎の『盟三五大切』

(かみかけてさんごたいせつ、と読みます)くらいかなぁ。

あ、歌だけど梓みちよさんの「ナラタージュ」 あれはすごいよ。

 

しかしまぁ、若き天才て、いてんねんなぁ。

二十一年前、若干21歳の麻耶雄嵩氏のデビュー作・ガチガチの探偵もの

『翼ある闇』を読んだ時を思いだすなぁ。

 

是非お勧め、光文社文庫です。

 

 

夜明けまでもう少し。仕事しよっと………

ハマキヨが原稿待ってるし。

 

 

 

 

大女優さんです。 10月30日

〈ま〉の日常

 

 

昨夜は、東京某所にみんなが集まり、浜木綿子さんのお誕生日会を行いました。

 

 

浜さんの本当のお誕生日は31日なのですが、

皆さんのスケジュールで夕べになりました。

 

ですので、本当はまだ○歳。そして明日で○プラス1歳でらっしゃいます。

 

 

 

 

 

浜さんを挟むのは、 左とん平さん、加藤茶さんです。

 

他にも遠藤久美子ちゃん、小野寺丈くん、臼間のおねえちゃんもいます。

 

 

 

 

ちなみにこちらはカトちゃんペ!

 

 

 

ぶれてます。かなり酔っ払っちまって…トホホホ………

 

 

ちなみに、横で同じく浜さんがハマちゃんペをしているところがチラリです。

 

 

僕は浜さんとのお仕事は、舞台 = 帝劇『喝采』、博多座『女将の花道』の脚本、

昨年の、名作『売らいでか!』(シアター1010・中日劇場・ほか全国)の

演出をやらせて頂きました。

 

来年も『人生はガタゴト列車に乗って』(シアター1010・新歌舞伎座・ほか全国)の

演出をさせて頂きます。

 

 

 

それにしても、浜さんはお若い。そして大女優さんなのに、気さくで楽しい!

 

今年は浜さんは大忙しでした。なんといっても香川照之くんの市川中車襲名、

お孫さんの初舞台でしたもの。

来年香川くんは、

松竹座で『桜門五三桐』の石川五右衛門を演じられます。すごい!

 

 

とにかく、笑い声満載の楽しい夜でした。

 

 

ちなみに横長の写真を載せることができるようになりました。

このページを管理して下さっている野澤さんに教えてもらって。

いつもすみません。

 

携帯は縦長です。でも風景とかは横長のほうがいいのに、

どうするんだろう?………みんな、どうしてるんだろう?………と

思ってました。

 

これからは横長写真も登場することになった日記のコーナーです。

 

 

 

 

 

 

マイ・ブーム 10月27日

読書感想文

 

 

道尾秀介さんにはまってます。

 

まだ若いのに、日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、本格ミステリー大賞、

ホラーミステリー大賞、そして直木賞と、主な賞総なめの才人です。

 

 

 

 

 

 

その作風は、本格物なのだけど、トリックとかじゃなく、

人間を描く事と、ラストのドンデン。

 

 

特にどの本もラストのドンデンは見事。

 

その為に読んでるようなものなんです。

 

まるで宝塚歌劇です。

どこが? って?

 

たとえ芝居が?でも、ショーが!でも

最後の大階段と羽根のフィナーレを見たら、満足してしまう、あの感覚。

なんやそれ。

 

 

とにかく秋の夜長にはもってこいです。

 

一日一冊。今のところ四日連続で守ってます。

 

勿論、仕事も予定通りにこなしてますよ。

秋は夜長ですから。

 

勿論、テレビも見てますよ。

秋は夜長ですから。

それしか知らんのか………

 

ちなみに、推理作家協会賞受賞の『カラスの親指』は、

阿部寛さんと、なんと村上ショージさんで、今秋映画になるそうです。

 

ラストのドンデン知っちゃった……

 

 

 

 

 

 

 

 

千龝楽 10月24日

池田政之の仕事

 

 

又又ご無沙汰でした。

 

 

今日は中日劇場『山川豊・香西かおり特別公演』の千秋楽でした。

 

 

 

しかし、舞台というのは、初日が開くと、

あっと言う間ですね。

 

年間舞台が十本とかあると、すぐ年を取ってしまう感じです。

 

 

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