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久しぶりの 8月26日

 日記 〈ま〉の日常

 

 

この夏は大きなプロジェクトで大半はとあるところに缶詰めになっていました。

 

それでも6月から考えたら何度か新幹線で行ったり来たり。

 

それでは久しぶりの駅弁大会に参りませう。

 

 

まずは姫路のまねきさんの幕の内・夏バージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

キュウリとわかめの酢の物がいいアクセントで。(^O^)

 

次は秋田の康楽館で頂いて、帰りの新幹線で食べた康楽館鶏めし弁当。

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の方が自慢なさるだけあってまぁ美味。(^O^)

 

次はこれも姫路のあなごめし。

 

 

 

 

 

 

 

 

チョイとハマりました。姫路も西明石もアナゴは名物だけあってハマります。

 

次は新神戸の淡路屋さんの幕の内・夏バージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

どこが夏なのかよく分からないけど美味かった。(^O^)

 

 

 

移動の楽しみは駅弁。

 

まだまだ楽しみますよ。

 

 

 

 

 

最高の花道 8月25日

〈ま〉の日常

 

 

テリー・ファンクが亡くなって、思い出してしまいました。

兄ドリーとのファンクス対シーク/ブッチャーの数々の抗争を。

 

 

4人とも千両役者でした。

あの、オープンタッグの大一番、テリーの腕にブッチャーがフォークを、の試合も、

前夜テリーがブッチャーに電話して提案したとの話もありますが、とにかく、4人

とも、特にテリーとブッチャーは千両役者でした。

 

 

 

さてさて。

舞台機構に花道というのがあります。

 

 

 

 

 

 

 

花道は、只の通路ではなく、正しく花道で (男の花道とか引退の花道とか演歌の花道

とか、あ『男の花道』という芝居もありましたね(^O^) そこから美空ひばりさんが

川口松太郎先生の作で『女の花道』という芝居を作られたりとか)

つまり花道とはそれだけここ一番の肝心な、そして目立つ場でなければなりません。

昔ながらの劇場にある花道の意味を知らない演出家がやっちゃうと只の通路になって

しまいますが、それは絶対にやっちゃいけないんです。

 

 

ボク自身花道が大好きで、いつも、例えばこの間の三山クンの『裲襠松次郎』でも、

花道をいかに大事に美しく使うかを考えています。そんなの当り前ですが。

だから花道がない劇場や、部屋の中だけの現代劇の場合でも、どの位置が花道の七三

にあたるかを常に考えて演出をしています。

 

 

 

 

 

さてさてさて。

子供の頃からお芝居ばかり観てきて、いろんな花道の出や引っ込みを観てきました。

同じ芝居でも役者さんが変われば出や引っ込みの印象も変わるし、その時の所作、鳴

り物、引っ張りや振り返りひとつで印象は変わってきます。

 

 

 

そんな僕が今まで見た花道の出で、最高だと思ったのは……

実はドリーとシークなのです。

 

 

オープンタッグの翌年だったか翌々年だったか。

とにかくそのシリーズに又も4人が揃いました。

兄ドリーと弟テリー。

師匠格シークと弟分ブッチャー。

 

 

今のプロレス会場では、選手登場は、それ専用にゲートがあって、敵も味方もその

ゲートから、照明、音楽華やかな演出で、正しく花道のようにリングに登場します。

 

でも昔はそんなのありません。

控室から会場へのドアを入ったら、観客の間の通路をリングに向かって歩くだけ。

テリーもブッチャーも馬場さんも猪木さんもそうでした。

 

あ、1人だけ、通路を花道にした選手がいた。タイガー・ジェット・シン。

会場内に現れたら、通路で既に大暴れ。観客に襲い掛かったり好き放題。従えた上田

馬之助や若手がその暴走を抑えやがてリングへ。つまりリングに上がる前に一仕事終

えているわけですわ。

 

歌舞伎でも芝居では、役者は七三でキマったり見得をしたりしますが後は歩くだけ。

それに対し所作事つまり踊りでは、結構いろんな振りをする場合があります。

T・J・シンは通路で所作事をすることで花道にしているんですな。

 

 

話を戻します。

昔プロレスの登場通路は、正しく通路以外の何物でもありませんでした。

 

そのシリーズのとある夜の試合。

ダブルメインイベントで、まずテリーVSブッチャー。最後がドリーVSシーク。

 

まずそれぞれ赤コーナー、青コーナーの通路から、テリーとブッチャーが登場し、い

きなり殴り合います。お互い持ち味を出しながらの超ラフファイトの連続。会場は興

奮していきます。やがて二人はもみ合って客席へ。危険な場外乱闘。興奮の観客。暴

れるブッチャーとテリー。とうとうレフリーのジョー樋口が両者リングアウトの裁定

を。それを告げる鐘がカンカンカン!と鳴り響く。それを無視して殴り合うテリーと

ブッチャー。もう会場は興奮のるつぼです。

 

 

その時、赤コーナーの後ろからウォオオオ!という大歓声が。何が起こった?

ドリーが出てきたのです。

続く瞬間青コーナーの後ろから悲鳴が。シークが出てきたのです。

津波のように揺れる観客の頭一つ上を、赤の通路と、対なす青の通路から、ドリーと

シークが疾風のように出て真っすぐリングに向かっていく。

 

リングアナによる紹介も、テーマ曲も流さず、テリーとブッチャーがまだ殴り合って

いるのに、観客の怒声の中、リングアウトの鐘が響いた瞬間、テリーとシークがそれ

ぞれ対をなす通路からリングに向けて駆け足で進んでいく。

 

もう観客の興奮は最高潮。

開場はどよめきと怒声と悲鳴で確かに揺れていました。

 

ドリーとシークの阿吽の呼吸が、同じ行動をとらせ、テリーとブッチャーの乱闘に

2人とも段取りを無視して突入したのです。

 

 

 

その瞬間、只の通路は正しく花道になりました。

 

 

 

兄・ドリーと兄格シーク、そして全日しいてはプロレス人気の為に露払いとネタ振り

を見事に勤めた弟・テリーと弟格ブッチャー。それに見事に応えたドリーとシーク。

  

 

 

ボクは今日まで、あれ以上の花道の出を見たことがありません。

 

 

 

 

 

青春のテリー 8月24日

〈ま〉の日常

 

 

テリー・ファンクが亡くなったのと報が……

 

 

 

 

 

 

青春の一コマでした。

 

兄・ドリーと初の兄弟でのNWA世界チャンピオン。

 

冷静沈着で受け身と持続力の大天才でも地味な兄と違って、

実力は兄のちょいと下かもしれないけど、華があってやんちゃで、勿論実力も兄が

100点としたら95点は付くだろうし、それより何よりスター性抜群でした。

 

 

 

 

これはもう、力道山亡き後の昭和のプロレスで最も記憶に残る試合は?と聞かれたら

多くの方が1977年の全日の「世界オープンタッグ選手権」の最終試合

 ドリー・テリー VS シーク・ブッチャー

にとどめを刺すと思います。

 

 

 

 

 

 

多くの方がSNSでの追悼文でこの試合を書かれると思うので詳細は省きますが

もうもうもう蔵前国技館もテレビで観ている我々も興奮のるつぼでした。

 

 

 

完全に青春の一コマでした。

 

 

レイス、ブリスコ、ローデス、マードック、ブロディ、そしてテリー。

 

 

やっぱり時代は過ぎていくんですね。

 

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

桑原和男さん 8月12日

〈ま〉の日常

 

 

台風の進路・速度が不確実すぎて……

 

 

 

吉本新喜劇の桑原和男さんが亡くなられたとの報が。

 

 

 

 

 

 

 

吉本新喜劇のレジェント。

ボクが物心ついた時にはまだ若手なのにもう看板さんで、直ぐに座長になられて。

 

 

 

2020年1月5日にもここに書きましたが、ボク本当にファンでした。

 

というのも、関西の子供は学校で笑いを取らなあかん。

けどボクは小さかったし顔も喜劇向きやなかったから、体技でつまり風情や動きで笑

いをとれるタイプではなく、となるとしゃべくりでとるしかない訳ですわ。

 

そこで子供ながらに勉強したのが、男性では若井はんじ・けんじさんと桑原さんでし

た。

女性では男息のミヤコ蝶々さん海原小浜さんミス・ワカナさんかな。

 

 

 

ボクはお仕事をご一緒した方以外はここに書かないのですが、先日の上岡龍太郎さん

同様、ボクにとっても特別な方で、とにかくファンでしたから書かせて頂きました。

 

 

 

とにかく、弾けられた時の面白さはすごかったです。一人で何役もやられるような方

で。

 

とにかく桑原さんが出られていたら嬉しくなってみてました。

それはもう財津一郎さんや原哲男さんと共に座長をされていた頃からです。

 

 

 

 

本当に時代は過ぎていくんですね。

 

花紀京さん岡八郎さんを中心にした黄金時代から出てらした最後の大看板もこれで、

あ、辞められたけど財津さんだけか…… 

寛平さんやめだかさんは1つ次の世代やし。 

 

 

 

 

とにかく、大きく時代が過ぎました。

そんな気がして仕方がありません。

 

 

 

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

性バカ説 8月11日

〈ま〉の日常 池田政之の仕事

 

  

ご無沙汰です。

中々更新できなくて。

  

 

というのも、いやぁマジで忙しくて。

プライベート半分、仕事半分。

1日30時間は欲しかった。

 

詳しくは又改めまして。

 

 

 

 

さてさて。

週明け発売のテアトロさんの9月号にまたまた寄稿致しました。

今月の特集テーマは「核とAIと戦争」

 

 

 

 

 

 

 

ボクの文のタイトルは、名付けて『性バカ説』

 

 

 

 

 

 

 

性善説、性悪説ならぬ性バカ説とは……?(●^o^●)

 

 

結構自信作です。

 

 

是非、ご笑読くださいまし。

 

 

 

 

それにしても暑すぎます。

皆様、油断すると命にかかわります。お気をつけください。

 

それと台風。

被害にあわれた皆様、お見舞い申し上げます。

今から来るであろう地域の皆様、ご注意を。

 

来週から始まるボクのちょいと大きな仕事も、台風の影響でスケジュールが……

 

 

 

 

 

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